これだけは身につけておきたい「箸」の作法と上質な箸の紹介

見られています、箸マナー

日常において欠かせないものの一つに箸があるのではないでしょうか。日々使用している箸ですが、きちんとマナーがついていますか？ビジネスでの会食や個人的な訪問先のお相手に箸の利用は見られているものです。箸の持ち方やマナーから上質な箸の紹介までお伝えします。

箸の持ち方からタブーまで

箸のマナーは大事だと言われていますよね。では、皆さん実際にお箸のマナーをきちんと守って食事をしているのでしょうか？
まず、箸の握り方ですが、鉛筆を持つように握ってください。お箸は2本一組で一膳と数えます。一膳を鉛筆の様に握ります。持つ位置は真ん中より少し上の法を持ってください。下側になった箸は薬指の上側で支え、上側になった箸は親指・人差し指・中指の三本で掴んで動かします。（下側のお箸は動かしません）
掴み方はこのような感じで食事をします。箸を持つ時のマナーとしては利き手で箸を持ち上げ、反対の手のひらで受けます。利き手は甲が見えて、反対は内側が上向きになっている状態です。利き手の方を下側へするりと箸にそってまわします（箸の頭側より）その後に両手で受け取る形になりますが、利き手のみを持って使用します。
お椀等を持っている場合は片手で掴み上げてお椀をもっている指（親指除く）で挟み込みます。
では、お箸を置く時は一体どうすればいいのでしょうか？お店にいけば箸置きが置い
てありますので、そちらで休ませてください。箸置きがない場合は箸袋の上に置きます。箸袋を折って使っても結構です。
食事の終わりは箸置きに置いたり、箸袋に箸の先を包むようにして食事を終了してください。

してはいけない箸行動は結構あります。案外に行ってしまっているもの。気をつけてくださいね。
よくある例として
寄せ箸・器を箸で寄せたりすること
刺し箸・料理に箸を刺すこと
渡し箸・箸を入れ物に乗せて橋みたいにすること
探り箸・入れ物の中の食べ物を箸であれこれ探ってとること
迷い箸・入れ物上で箸をあちこちさせて迷うこと
空　箸・一度箸でつかんだお料理をやめること
噛み箸・箸を噛む
移し箸・箸と箸で食べ物を渡すこと
ねぶり箸・箸を舐めること
もち箸・箸を持ちながら同時に同じ手で入れ物をを持つこと
まだまだありますが、このようなことはありませんか？もしあるならばすぐにでも改善しましょう。ビジネスシーンでも私的なシーンでも箸のマナーは見られています。

江戸八角箸　幻の青黒檀

高級木材である黒檀の中でも最も硬度のある青黒檀は幻の素材とも言われる程。色はやや緑色ですべすべとしています。東京月島にある中島は約300年の歴史を持つお店で、箸といえば中島の名前が出るほど有名です。箸の他和食器・漆塗り等の製品が揃えられていますので、様々な和アイテムが見られます。

京都おはし工房　豹麗木（ひょうれいぼく）

京都おはし工房では 豹麗木（ひょうれいぼく）のお箸を作っています。豹麗木は見た目が豹の柄に似ている事からレオパードウッド、別名スネークウッド等と呼ばれています。中南米で育成されている木で世界一堅いことから木のダイヤモンドと呼ばれています。通常何百万とするステッキに使用されることが殆どのため、箸に利用されるのはほんの一部となります。非常に希少価値の高い素材であり、箸であるといえます。

銀座夏野　龍炎

銀座夏野といえばお箸の名店の一つです。様々な種類の箸が豊富に揃えられているため、きっとお気に理が見つかるはずです。箸は昔より演技ものとされているため、贈り物としえも大変喜ばれる一品です。龍炎は古代若狭塗をベースにしたもので、貝がちらほら見えて、その模様はまるで炎のような所から名前がつけられています。

クリストフル ユニ箸

シルバーのカトラリーで有名なクリストフルの箸です。フランスの銀食器メーカーでも超一位流の地位をもつクリストフルですが、シルバーのゴージャスさとは少々違ってスタイリッシュな感じになっています。色もいくつかありますので、お好みのものを選んでくださいね。箸をフランスのメーカーが作るということはそれだけ日本の文化が世界的にも広がりつつあるということではないでしょうか？

MARUNAO　極上十六角箸 紫檀

十六角に削った箸はコロコロと転がりにくく、手先にすっと馴染む様になっています。紫檀は水に強く硬度も高い為、お箸には非常に相性がよく別名ローズウッドと呼ばれていて、唐木の中でも三大銘木の一つと言われ、東南アジアを中心として広く分布しています。

箸を選んで使う

箸の使い方は一度覚えてしまえば簡単です。あとは自分の好きな箸を用意すれば、毎日の食事も楽しみが増すでしょう。塗りや木など、凝れば凝るほど色々見えてくるのが箸です。日常シーンでのアイテムとして楽しんでくださいね。