ロブション総料理長が独立!浅草橋「ナベノイズム」で日仏融合の新フレンチを
恵比寿「ガストロノミー・ジョエル・ロブション」で総料理長を務めたシェフが、浅草橋に自身のお店をオープン。日仏融合の新スタイルで織りなすフレンチコースは唯一無二の世界観です!
- 7,743views
- B!
ロブション出身シェフのNEWフレンチレストラン
恵比寿ガーデンプレイスに佇む高級フレンチレストラン「ロブション」。
まるでお城のようなその外観にふさわしく、ミシュラン三ツ星に輝く料理の仕上がりもまた頂点の味です。
そんなフレンチの王様とも言える「ガストロノミー・ジョエル・ロブション」で総料理長を務めたシェフが突然の独立。
浅草橋という日本の情緒がたっぷりと残る土地で、新たな伝説の幕開けを果たしました。
浅草橋「ナベノイズム」
ロブション総料理長の新店と聞いて、多くの食通たちがこぞって注目したお店。
それが、浅草橋にオープンした「ナベノイズム」です。
隅田川のほとりに佇む一軒屋レストランは、4階建ての新築。
1Fがキッチン、2Fは川床テラスが特徴的なダイニング、3Fは個室ダイニング、4Fはルーフトップテラスという作りです。様々なシーンに対応できるようにと造られたこの構成。
隅田川越しに見えるスカイツリーもまた、抜群のロケーションです。
シェフ「渡辺雄一郎」
このナベノイズムをオープンさせたのが、シェフである渡辺雄一郎氏。
恵比寿「ガストロノミー・ジョエル・ロブション」で総料理長を務めた実力派の料理人です。
そんな重もしい経歴とは裏腹に、気さくな雰囲気が魅力の渡辺シェフ。
実はイチローの大ファンで、その背番号と同じくレストランの階段は51段にしたとか。
そんなオシャレなユニークさも、料理へのスパイスやアイディアに繋がっているのかもしれません。
コンセプトは「江戸」フレンチ
ロブションの元総料理長が作るのだから、コース料理は正統派のフレンチだろう。
そう思っていた多くの食通たちを驚かせたのも渡辺シェフ。
なんと、提供する料理は日本の食材をふんだんに使った和とフレンチの融合だったのです。
それを象徴するかのように、料理のコンセプトは「江戸」。
浅草橋という地にオープンさせたのも、この「江戸」をふんだんに感じてもらうためなのだそうです。
前半は「和」後半は「フレンチ」
そんな「江戸」のコンセプトを感じるべく、使用している食材も東京のものがほとんど。
例えば、こだわりの野菜はほとんどが江戸野菜という珍しさ。
器や盛り付けも和をベースに仕上げ、口に運ぶとフレンチを感じるというシェフならではのお料理です。
江戸野菜や和の要素を取り入れつつ、自身の強みであるフレンチの軸はブラさないというのがシェフのこだわり。
コースも和の食材とテイストが光る前半から、後半にかけてグッとフレンチらしさが強くなります。
日仏融合の新たなフレンチ
コース料理はランチもディナーも共に1種類のみで勝負。
ランチコースは¥10,000、ディナーコースは¥20,000です。
コース内容は前菜数品にメイン、デザート2品に小菓子とドリンクというフルコース。
江戸らしく蕎麦粉を使ったそばがきや、日本の伝統江戸野菜を使った魚料理も特徴的です。
特にデザートは和とフレンチの融合を強く感じ、胡麻のマカロンや和三盆のカヌレ、黒糖のガナッシュなどユニークなものが光ります。
日仏を融合させた新たなスタイルのフルコース。
正統派フレンチの総料理長が織りなす新たな日仏フレンチは、ここでしか頂けない唯一無二のお料理を堪能することができます。
店舗情報
出典:blog.glam.jp
店名:ナベノ-イズム
TEL・予約:03-5246-4056
住所:東京都台東区駒形2-1-17
営業時間:[火~土] 12:00~15:00(L.O.13:30)18:00~23:00(L.O.21:00)[日]12:00~15:00(L.O.13:30)
定休日:月曜日と毎月第4火曜日(変動あり)
浅草橋でこそ味わえる江戸フレンチは必食!
いかがでしたか?
元ロブションの総料理長が織りなす新たな新店「ナベノイズム」をご紹介しました。
江戸フレンチをコンセプトにした日仏融合のフレンチコースは、ここでしか味わえない世界観です。
隅田川のほとりで、スカイツリーを眺めながら新時代のお料理をいただくなんて至福の時間ですね。
オープン間もない今が狙い目!
予約困難になる日もすぐそこです。
浅草橋という地で極上の江戸フレンチを頂きながら、日本人であることの喜びをかみしめてはいかがでしょうか。
ぜひ訪れていただきたい2016年注目の新フレンチレストランです。
この記事のキーワード
この記事のライター
フードアナリスト/体質改善アドバイザー/料理研究家。「食」は人生のエンターテイメントです。どんなテーマパークに訪れるより素敵なレストランと出逢う瞬間に心躍る私が、「本当に美味しい」「本当に使える」お気に入りグルメをご紹介します。