ハイエンドユーザーは環境も意識!クリーンな高級車5選

最近は国内外問わず高級車メーカーでもEVやハイブリッドといった環境に配慮した車を次々と出してきています。Formula Eもだんだんメディアで取り上げられてきており、スポーツカーから高級セダンまで環境を意識することはステイタスと言っていいでしょう。そんな走りだけじゃない、環境スポーツカーと環境高級セダンを紹介します。

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TESLA Model S

出典:www.tesla.com

テスラモーターズは2003年創業のアメリカのシリコンバレーに本拠を置く新しいEV車メーカーです。「Model S」は2012年にアメリカで発表され、日本では2013年より販売されています。ハッチバックをもつ4ドアセダンで、リチウムイオン電池を搭載した完全なるElectric Vehicleです。モデルにもよりますがHigh Performanceモデルで420psを誇り、RRの駆動方式を採用した超高級スポーティーセダンです。話題にもなっていますが、特筆すべきは自動運転。オプションで自動運転技術を導入することができ、開発が進んでその時々新しい自動運転技術が実用可能になれば、アップデートすることにより開発された自動運転技術を自らの車で体感することができます。気になるEVとしての能力は1回の充電で約300kmの航続距離とのことです。また充電はプラグインにより自宅でもできるほか、約20分で半分の充電ができる「スーパーチャージ」と、全国3000箇所の充電施設で充電できます。

BMW i8

出典:www.motorauthority.com

BMW i8はBMWが製造するプラグインハイブリッドスポーツカーです。エアロダイナミクスを追及したデザイン、そしてBMW史上初というバタフライドア。そのスタイリングからも容易に想像がつきますが、その走りは圧巻の一言で路面に張りつき、ロールの気配が一切ないとか。パワートレーンは1.5Lのツインターボエンジンと電気モーターのハイブリッドで、実馬力は362ps、そしてGTRと同じように駆動は4WDです。また前輪のモーター駆動だけでも120km/hで35km走るそうです。このスタイリングと性能で燃費がなんと19.4km/hというからまた驚異的な車です。もちろん走っていても目立ちますし、止まってドアを開ければバタフライドア。高速道路を走っていても並走する車の車内から写真を撮られることもあるそうで、注目を浴びるのが苦手な人には絶対におススメできない1台です。

LaFerrari

出典:wired.jp

フェラーリ初のハイブリッド車がこの「LaFerrari」です。もう見ただけでフェラーリと想像がつくまさにフェラーリらしいスタイリング。F1マシンと同じ工程で製造されたカーボンモノコックボディ、V型12気筒NAエンジンにF1の技術を取り入れた運動エネルギー回生システムの市販車版「HY-KERS」のモーターアシストを得て963PSを誇ります。さらに空力面は、前後ディフューザーやアンダーパネル、スポイラーが走行状況に応じて自動的に最適な空力特性を作り出す「アクティブ・エアロダイナミクス」となっています。残念ながらすでに新車で購入することはできなく、世界限定499台のところ1000人以上の申し込みがあったとのことです。日本では45台販売されたらくしく、どうしても欲しい場合は、手放す人を待つしかありません。

Mercedes-Benz S550e

出典:buysellsearch.com

メルセデスベンツは、日本で「ガソリン・ハイブリッド」、「ディーゼル・ハイブリッド」、「プラグイン・ハイブリッド」の3種類のハイブリッドカーをそろえている唯一の自動車メーカーです。もちろん誰もが認める最高級ブランドメルセデスベンツですが、その最高級クラスのSクラスに用意されているのが、プラグイン・ハイブリッドの「S 550 e」です。3.0ℓ V6ツインターボとモーターにより442psの出力を誇り、EV走行は最高速度で約140km/h、フル充電で29.1kmを走行することができるとか。また「インテリジェントアクセルペダル」を装備しており、EV走行中に、それ以上踏み込むとエンジンが始動するというとき、アクセルペダルの抵抗が増えることによりドライバーに知らせてくれます

LEXUS LS600hL

出典:lexus.jp

ようやく日本のメーカーとしてドイツ御三家に肩を並べるまでにブランド力を向上させたレクサスですが、プリウスに象徴されるようにトヨタは黎明期から採算度外視でハイブリッドに力を入れてきた企業です。そのトヨタの高級ブランドレクサス。そのレクサスの最高級車にしてハイブリッドである「LS600hL」。パワートレーンは5.0 L V型8気筒DOHC+モーターとなっていて、実馬力445psとなっています。もちろん高級ブランドレクサスの最高級とあって、内装も豪華の一言に尽きるのですが、ベンツやBMWと比較すると日本人体形にあったシートや日本車ならではの細かい装備が好評なようです。もちろんハイブリッドといえばトヨタということで、その走りは滑らかな味わいとなっているそうです。

これからは環境とカッコイイの両立

いかがでしたでしょうか。かつてと違い、車はただ速い、豪華だけでは市場に受け入れられなくなってきています。環境問題に意識が高いことはステイタスでもあり、逆にただ速かったり、豪華というだけで街中に排ガスをばら撒いて走っていることはすでに時代遅れなのです。レース界でもF1がなくなり「Formula E」がトップカテゴリーになる日も遠くないかもしれません。

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STELLA1968

クルマとともに育ってきました。趣味はクルマ。出かけるのもクルマです。ドライブ、特に温泉が趣味で、おいしいそばを求めて旅に出ることもあります。

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斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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