長期休暇には旅をしてみよう。初めての自転車旅行で「最低限」準備すべき荷物のまとめ

じわじわ人気になっている「大人の一人旅」

働き方の価値観が見直されているこの時代。大人の一人旅がじわじわと人気になっています。転職をする際に、次の職場での勤務が始まる前にリフレッシュを兼ねて旅行に出かけたり、新たな価値観を求めて旅に出る大人が増えているのです。

おすすめは「自転車」の旅

青春18切符や格安飛行機などが利用され、旅に行きやすくなっているというのも人気の秘密。ですが、そんな人と変わり映えしない旅に飽き飽きしているという人も多いのではないでしょうか。

そんなみなさんにおすすめなのが「自転車」を利用した一人旅です。自分の足で漕ぐ分苦労も多いですが、そこで出会う人や見た景色がより印象深く残ります。小回りもきくので気分によって行き先を変えたり、車や飛行機の旅ではいけない場所に行けるのも魅力です。そんな自転車旅行に必須の荷物をご紹介します。

自転車：ESCAPE RX 4

比較的安価ですが、クロスバイクで本格的なスポーツ走行ができるのでおすすめです。基本的に舗装された道路を走るのであれば大きなトラブルはなく旅を終えられるでしょう。

携帯用空気入れ

自転車ごとにタイヤは仏式バルブ、米式バルブ、英式バルブと様々です。事前に自転車のタイヤのバルブの性質を知っておきましょう。米式バルブであればガソリンスタンドなどで空気を入れてもらえるために緊急時は使い勝手がいいです。

予備チューブ

自転車旅行でパンクはつきもの。予備のチューブは必ず持っておくようにしましょう。自転車のタイプによってチューブも異なるので、その違いを把握しておくことも必須です。

ワイヤーロック

小さくて軽いU字ロックは持ち運びに非常に便利です。また、自転車泥棒がバールを使ってテコの原理でカギを開けようとするのを防ぎやすいです。自転車が盗まれたら元も子もないので防犯対策はしっかりしましょう。

修理工具

簡単な修理なら、ホームセンターで売っているものでも対応できます。輪行する際の解体、組み立て、ちょっとした修理（ハンドルなど）をする際に必要となるので必ず持っておきましょう。

輪行袋

自転車を飛行機や電車に持ち込む場合はこの輪行袋の中に収容する必要があります。トラブルがあったときなど電車の乗る機会がありそうな場合は用意しましょう。

ライト（ヘッドライト・テールライト）

法的な問題はもちろん、身の安全を守るために必ず付けましょう。後ろのテールライトも必須です。止むを得ず暗い夜道を走らなければならないこともあります。備えあれば憂いなしです。

バッグ

荷物を運ぶバックには２つのパターンがあります。バックパックを背負う方法とサイドバッグを自転車に取り付ける方法です。２つのメリットとデメリットについてまとめます。

身につける場合、収納量を考えるとバックパックが一番手の選択肢になります。転倒した場合でも荷物は無事な場合が多いです。しかし、体の負担が非常に大きいため長距離の旅行であればなるべく避けましょう。ただ、旅行中に観光を楽しみたいばいいであれば小さめのバックを持っておくのも手段の一つです。

サイドバックは取り外しが面倒だったりしますが、防水性に優れたものも多く、体への負担を考えれば非常に便利なバックです。後ろにつけるだけでも意外と容量が足りるかと思います。

モバイルバッテリー

宿を探したり、現在地や目的地を調べるにはやはりスマホが一番便利。しかしマップを常に使っていると充電が切れてしまうので一台持っておくと非常に心強いです。

携帯WiFi

スマホが速度制限になってもWiFiがあれば大丈夫。非常に小さいので邪魔にもなりません。

ダウンロードすべきアプリ

コンビニ〜ネットカフェまで。自転車旅行でお世話になるであろう施設の場所はこのアプリで全て検索できます。出発前に必ずダウンロードしましょう。

備えあれば憂いなし。実りある旅を！

自転車での旅行は、普通の旅に比べて苦労が多いもの。しかし、その分見た景色の美しさや得た感動の大きさは比べ物になりません。今の生活を抜け出すきっかけや、新たな価値観を得るのにもおすすめです。旅好きの人はもちろん、そうでない人も是非自転車旅行に出かけてみてください。