一流ビジネスマンは知っている!先方に喜ばれる手土産と選び方
クライアントへの訪問やミーティングの際に持っていく手土産。何を買っていけば良いのか悩んでしまったことはありませんか?そこで、先方に喜ばれる手土産と選び方をご紹介します。
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手土産は大切なビジネスツール
あなたは何を基準に先方への手土産を選んでいますか?高級なお菓子を持っていけば喜ばれるだろう、なんて考えてはいないでしょうか。または色々と悩みすぎて、とりあえず近くのデパ地下で話題のプリンを...なんて経験はありませんか?一流のビジネスマンは、相手に感動を与えることでビジネスを成功へと導くのです。先方に渡す手土産も大切なビジネスツールなのです。
「定番」や「ありきたり」はNG?
誰もが知っているものよりは、何か目新しいものの方が喜ばれるのでは?ありきたりではつまらないのでは?と考えがちですが、そんなことはありません。実際に私の周りには「鳩サブレの人」と呼ばれる一流ビジネスマンがいます。その方は「あの人は来る度に鳩サブレを持ってくるよね。」と長年クライアントから愛されています。所謂「定番」と呼ばれるお菓子は、おいしくて親しみのある味、嫌がられるはずがないのです。
特に、初めて手土産をお渡しするようなクライアントは、何が好きなのかは勿論のこと、何が食べられないのかも分かりません。その上、実際にその手土産を口にするのが誰なのかも分かってはいないのです。勿論ご本人が食べられることもありますが、同じ部署の女性社員たちで分ける、なんてことも実際にあります。このような状況で少し風変わりな目新しい手土産を持っていくのはリスクが高すぎます。むしろ定番から攻めていくのがスマートです。クライアントとの付き合いが長くなれば、相手好みや前述したようなシチュエーションも分かってきます。個性溢れる手土産をお渡しするのは、それからでも決して遅くはないのです。
喜ばれる手土産のポイントは「心遣い」
出典:pixabay.com
ここで先方に喜んでいただくための手土産を選ぶうえで、押さえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
◇小分けになっている
複数人で手土産を分けるケースは少なくありません。その場で口にする方も、すぐには口にしない方も、ご自宅まで持って帰られる方もいることでしょう。少しずつ小分けになっていれば、そのようなシチュエーションにも対応できますね。
◇万人ウケを意識する
前述したように複数人で手土産を分けることを考慮すると、定番が安心です。例えば、直接お渡しする方がお酒好きなので、洋酒の効いたパウンドケーキをお渡ししたとしましょう。しかし実際に口にする方々の中には、お酒の苦手な人もいるかもしれません。強い洋酒やシナモンなど、それらを苦手とする人が多そうなものが含まれた手土産は避けるのがスマートです。
◇常温保存ができる
お渡ししてすぐに帰社されるとも限りません。ここは常温を選択しておくのが無難でしょう。せっかくの美味しいプリンやシュークリームを用意したところで、傷んでしまっては食べることができません。そして何と言っても相手のことを考えていないことが一目瞭然なのです。
大切なのは、お渡しするご本人には勿論のこと、実際に口にするであろう方々全員に喜んでいただけるような手土産を選択することです。ビジネスセンスの高いクライアントなら、あなたの細やかな心遣いにきっと気づくことでしょう。
避けたい手土産のポイントは?
では、避けたい手土産のポイントとは何でしょう。簡単に言えば、喜ばれる手土産のポイントと相反するものです。手土産を頂いても困るもの、若しくは面倒なものが挙げられます。クライアントの立場になって、お渡しするシチュエーションや、実際に口にする時のことなどを考慮して選ぶようにしましょう。
◇切り分けないと食べられないもの
例えばフルーツやホールケーキなどです。何人かで分けて食べようとしても、職場で切り分けるのも面倒だし、結局誰か一人が持って帰ることになってしまうこともあります。
◇食べた後の片付けが面倒なもの
ガラス製の入れ物に入ったプリンなどは、高級志向でおしゃれなので人気がありますが、ビジネスの場で先方へのお土産としてはNG!洗って捨てたり面倒なので、簡単に捨てられるプラスチック製の容器の方が好ましいですね。フルーツなども同じです。メロンなど効果な果物を頂いても、切り分けたり皮の処理が面倒なのは想像がつきますよね。
◇冷蔵品や冷凍品
すぐに冷蔵庫に入れることができるとは限りません。わざわざドライアイスを入れてくださる方もいらっしゃいますが、お渡しした後に相手の方が持ち運ぶことも考えるとスマートではありません。重いものを持ち運ぶのって結構なストレスになるものです。
黒船 QUOLOFUNE「黒船どらやき」
幅広い年齢層に好評なのがどら焼きです。おすすめはお洒落なパッケージが目印の「黒船どら焼き」です。一見何が包まれているのか分からない独特なルックスはインパクト大!しかし中身は馴染みある昔ながらのどら焼きです。しっとりとした生地と黒糖の甘さが人気の秘密です。
その他にもカステラやバウムクーヘン、最中など目移りしてしまうお菓子がたくさん!黒船どら焼きを喜んでいただけたなら、次回はカステラに。なんてプランもいいですね。また、安全な食材を使用して作られるどら焼きは賞味期限が短いので注意が必要です。夏場を除くシーズンには、オンラインショップでの購入も可能なのが嬉しいですね。
ショコラベルアメール「パレショコラ」
女性からの人気を集める手土産といえば、ショコラ ベルアメールの「パレショコラ」です。一枚ずつ個包装されたチョコレートは、直径6センチ厚み6ミリのボリュームある丸型のフォルム。カラフルなトッピングが美しく、食べるのが勿体ないとはまさにこのこと。お仕事中にちょこっとつまめちゃうのも手土産としてはポイント高いですよね。
麻布かりんと 詰め合わせギフト
50種類ものかりんとうが揃う「麻布かりんと」は、手土産の定番と言われるお菓子の中でも特におすすめです。それぞれのかりんとうをイメージした和柄のパッケージがお洒落ですよね。オンラインショップでの購入では人気のかりんとうを組み合わせたボックスになりますが、店頭で購入する場合は、好きなかりんとうを組み合わせて詰めることができます。「わたしのお気に入りのかりんとうはこれです。」なんてエピソードと一緒にお渡ししましょう。
心を込めた手土産で相手に感動を
いかがでしたか?事実、そんなことまで気にするの?と驚く程、一流と呼ばれるビジネスマンの方々の心遣いは繊細です。これまで先方に喜んでいただける手土産選びのポイントやおすすめをご紹介してきましたが、一番大切なのは「先方に喜んでいただきたい」という心なのです。常日頃の感謝の気持ちを込めて、丁寧に手渡ししましょう。あなたの気持ちはきっと先方に伝わるはずです。
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この記事のライター
ビジネスも休日も満喫したい。日常の中にちょっとしたお洒落を探しながら生きているこっそりライター。アメリカを中心に国内外問わず好きなように活動拠点を動かし、所構わず現れるのが特技。