タイムスリップ気分が味わえる!おすすめ時代劇映画7選
筆者のおすすめ時代劇映画を紹介します!
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アイキャッチ画像出典:flickr.com/photos/143850343@N06/31187586081/
現代に飽きた・・・・
江戸時代や幕末など、日本は様々な歴史を経験して、現代に至ります。
着物文化や、侍文化など、今は失われてしまった生活文化を楽しみたい方、
武士道が好きな方のために、今回はオススメ時代劇映画を紹介します。
のぼうの城
2万人VS 500人。
天下の秀吉軍に喧嘩を売った「のぼう様」の物語。
小田原攻めの時の北条方の支城を守りきった実在の大名を描いた、400年前の史実に基づいた映画です。石田三成が秀吉の真似をして水攻めをしたが落とせなかった城で有名です。
のぼう様を演じた狂言師の野村萬斎は、素晴らしい演技で、観客までも魅了します。
この人についていきたくなる!というリーダーの理想像が描かれているので、見ていてとても勉強になります。
映画のテンポがよく、コメディタッチで楽しんで歴史を学べる時代劇映画となっています。
大奥
よしながふみ原作の男女逆転した大奥を舞台にした作品。
大奥が好きな方には、面白い設定かもしれません。
柴咲コウ演じる8代将軍・吉宗が魅力的です。薄化粧と地味な色合いの衣装でも霞むことのない存在感。
男性ばかりの大奥がむさ苦しくなることなく、男性の魅力を色っぽさや艶っぽさを最大限に引き出していて、キャスト達の美しさには思わず見入ってしまうほど。
武士の献立
加賀藩の料理番が、嫁いできた妻に料理を指導され腕を上げ、成長していく夫婦の物語。
刀を持って戦った武士が英雄だと思われがちですが、刀を包丁に変えて、主君に使えた包丁侍もいたのですね。
出てくる料理の一品一品が、芸術的で美味しそうで楽しめました。
はじめは反発しあっていた夫婦たちが、料理を通して次第に心を通わせる姿がとてもほっこりしました。
清須会議
本能寺の変後、織田家後継問題を戦争ではなく、会議で決めるという歴史上ユニークな出来事を、三谷幸喜が映画化。清須会議は、秀吉と柴田勝家とのある意味、武器を使わない戦(いくさ)です。
秀吉の戦術は現代の社会人にも参考にしてほしいところ。
裏工作や、駆け引き、根回しなど歴史の裏側ではこんなことがあったのか!と楽しめます。
秀吉演じる大泉洋さんがハマり役です。
かぐや姫の物語
ジブリの巨匠高畑勲による、日本最古の物語である「竹取物語」の映画化。
時代劇とは少し違うかもしれませんが、昔話のアニメーションということで、時代劇のくくりで紹介します。
生きたいように生きる素晴らしさ。
筆で書かれた作画は躍動感を引き出し、また、予告でも使われていたかぐや姫が宴から抜け出して走るシーンは狂気を感じるほど。
慈しむ心を持ったり、悲しみや苦しみを感じ孤独になったり、悩んだりするのは全て、私たちが人間だから。
「死んだらどんなに楽か」とはよく言いますが、死んだら、今苦しんでいることも全てなくなってしまいます。悩んでいること、もがいていること全ては私たちが生きている証拠。
心に響く映画でした。
天地明察
江戸時代前期、800年もの間日本国内で使用されてきた中国の暦のズレを正し、日本独自の暦作りに生涯専念した実在の天文学者、安井算哲の半生を描いた映画です。
私たちは今のカレンダーの暦を当然のものだと思っていますが、そこに至るまでには、先人が生涯をかけて努力して、こうやって今があるのだとしみじみと感じました。
失敗しても諦めずに挑む算哲演じる岡田准一の姿には胸を打たれ、妻のえん演じる宮崎あおいの内助の功にはただただ学ぶばかり。
信じて、諦めないで、続けることの大事さを改めて教えてもらった作品です。
出典:eiga.com
武士の一分
幸せな生活を送っていたが毒味役をする仕事で失明してしまった下級武士。
そんな武士が自分の妻のためにプライドをかけて戦う話。
キムタク主演、脇を固めるのは、檀れい、笹野高史。
生活をつなげるために、人知れず頑張る妻、その妻を守ろうと武士道を貫く夫。
夫婦の想い合いが、心に沁みます。
「一分」という日本人特有にして最も美しい精神性が描かれています。
いかがでしたか?
さあ、江戸時代にタイムスリップ!
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この記事のライター
慶應義塾大学在学中。映画、本、旅行、甘いもの、ファッション、ダンスが好き!