覚えておきたい、モテる男の食事マナー 洋食編
あなたは、基本的な「食事のマナー」を理解しているでしょうか?
「豆知識」感覚で、楽しみながら読んでみてください!
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食事のマナーは、男性が思う以上に女性が気になってしまうポイントです。
そこで今回は、「覚えておきたい モテる男の食事のマナー 洋食編」
と題して、大人の男性として抑えておきたい洋食の作法をご紹介します。
店の予約
店への入り方
男性が店のドアを開け、女性を先に中に通します。
そして中に入ったら、男性は予約の確認や席への誘導のお願いをします。
ちなみに女性を先に中に入れるのは英国式で、フランス式では男性が先に中に入り、その後に女性が中に入るそうです。
日本では、英国式マナーを一般的に取り入れていますので、英国式が最も無難です。
椅子への座り方
メニュー選び
メニュー選びとオーダーは、基本的に男性が行います。
理由は、基本的には男性が支払うからです。
ある程度メニューを決めたら、女性にも「他に何か食べたいものある?」と聞いてあげます。
オーダーの仕方
洋食のフルコースの場合、オーダーの順番は、
食前酒の注文→料理の注文→食中酒の注文の順番になります。
お酒に関しては、あまり飲めない人はミネラルウォーターや炭酸水を選ぶ事もできます。
そして、この食前の飲み物が来るのを待っている間に料理のオーダーを決めておくわけです。
肉の焼き加減を聞かれたら
肉の焼き具合を聞かれたら、好みのものをオーダーします。
大きく分けると「レア」「ミディアム」「ウェルダン」の三種類になります。
「レア」:表面に焼き色を付けただけで、中身は生の状態
「ミディアム」:表面はしっかり焼いて、中央は半生の状態
「ウェルダン」:中央部までしっかり火を通して焼き上げた状態
この他にも、それぞれの中間の焼き加減の「ミディアムレア」や「ミディアムウェル」といったオーダーもできます。
ワインの選び方
洋食の場合の食中酒はワインになります。
ワインの選び方についてですが、この場面では知ったかぶりをしたり変に格好つける必要は全くありません。
「何がおすすめですか?」と素直にソムリエに聞いても全く恥ずかしい事ではありません。
赤ワインか白ワインかについてですが、基本的には、赤は肉料理、白は魚料理とされています。
ですが、赤ワインには、タンニンという成分によって渋みがあったり、人によっては歯に色がついてしまう場合もあります。
なので、慣れない人は、白ワインを選ぶのが無難かもしれません。
また、ドライかスイートかもありますが、基本的に食事に合うのはドライです。
ナプキンの使い方
ナプキンは、席についてまず女性が取ったら、あなたも取って膝に置いてOKです。
膝への置き方は、2つ折りにして山になった側を自分のお腹に向けて置きます。
口を拭く時も、手を拭きたい時も2つ折りにしているナプキンの内側の上部で拭きます。
中座して席を離れる時は、ナプキンをくしゃっとしてそのまま椅子の上に置きます。
食事を終えたら、膝に置いてあったナプキンをテーブルの上に置きますが
この時に、折り畳まずにくしゃっとして置くと、
「美味しかったです」というお店側へのサインになります。
もちろん、折り畳んで置いても良いのですが、
これはお店側に「料理がおいしくなかった」というサインになってしまうそうです。
日本ではあまり知られていませんが、このサインは世界共通のものなので覚えておくと損はありません。
カトラリー(洋食器)の使い方
カラトリーとは、ナイフやフォークなどの洋食器の事です。外側にあるものから順番に使っていきます。
持ち方は、脇をしめて、人差し指で押さえます。
口を拭いたり、ワインを飲んだりカラトリーを一旦置いて食事休みをする時は皿の上にナイフとフォークを「ハ」の字で置きます。料理を食べ終わったら、ナイフとフォークを並行にして、斜め45度にそろえて置きます。
フィンガーボールについて
フィンガーボールとは、金属やガラスのボールに水が入っており食べ物などで汚れた指先を洗うものです。果物や甲殻類など、手で食べるものが出てくる時に用意されます。
使い方は、両手ごと入れたり、手をどっぷり入れたりせず、右手から片手ずつ指の第二間接ぐらいまでを水に浸します。洗い終わったら、ナプキンで水を拭き取ります。
つまらない事で、女性から減点されないようにしよう
いかがでしたか?
是非、この機会にあなたも最低限のマナーを覚えて、
素敵な大人の男性になりましょう!
参考文献「男の食事 完全マナー/西出博子 著 (河出書房新社)」
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この記事のライター
慶應義塾大学学生。美味しいもの、可愛いもの、五感を刺激されるものに貪欲。1度しかない人生、やりたい事を全部やろう!がモットー:)女性目線で、男性がもっと知りたいと思える様な情報をお届けしたいと思います