人を大きく成長させる!観たら旅に出たくなる10本のロードムービー

カテゴリーの中で大部分を占める1つにロードムービーがあります。旅をモチーフにした映画は観る人に旅の楽しさだけでなく、眠っていた「変わりたい」という気持ちをプッシュしてくれます。ここでは、あなたの好奇心を呼び起こすロードムービーをご紹介していきます。

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あなたの人生に大きな影響を与える可能性大のロードムービー

数ある映画をカテゴリーで分けたとき、その1つに入ってくるのがロードムービーです。ロードムービーは旅を題材にしたものですが、主人公が旅をすることで大きく成長していくのが魅力となっています。そこで、今回は観賞後に旅に出たくなるロードムービー10本をご紹介しましょう。旅の魅力がわかる映画ばかり取り揃えています。

テルマ&ルイーズ

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アーカンソー州の小さな町、親友同士のルイーズ(スーザン・サランドン)とテルマ(ジーナ・ディヴィス)は過ごしていました。お互いに自分たちの生活に不満を抱えており、ある日2人はドライブへと出かけることを決めます。しかし、立ち寄ったバーでテルマはレイプされそうになり、ルイーズが拳銃にてその状況を収めようとするのです。ですが、レイプをしようとした男に罵声を浴びせられたルイーズは、勢い余って男を射殺してしまいます。

リドリー・スコット監督の作品で、49回アカデミー賞にて脚本賞を得た作品です。ロードムービーの傑作と言われる作品の1つで、「90年代の女性版アメリカン・ニュー・シネマ」と評されるほど。ひょんなことから逃亡劇を始めるテルマとルイーズですが、お互いに女性として社会的立場に悩まされています。テルマは夫に家政婦同様の扱い、ルイーズは男性に虐げられた過去があります。2人が逃亡するには十分な理由があると同時に、彼女たちの逃亡劇に翻弄される男性警官たちの比較も考え冴えられるものとなっています。最後まで「女」として生きようとした姿をぜひチェックしていただきたい作品です。

転々

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大学8年生の竹村文哉(オダギリジョー)は多くの借金を抱えており、ある日借金取りの福原(三浦友和)が部屋にやってきます。当然返す当てがない文哉でしたが、福原は「散歩に付き合えば借金をチャラにする」と言い出します。文哉は福原の意図を掴めないまま、100万円をもらえる散歩に向かいます。

三木聡監督の作品で、彼らしいジョークを随所に交えた独特の映画です。ただ淡々と2大スターが歩いていく映画に見えますが、福原が散歩する道は彼の妻に関係する場所だとわかります。また、身よりのない文哉は散歩の道中で擬似的な家族体験をして、自分を向き合う時間を経験します。日本国内の小さな街を周るだけですが、見終わった後には旅映画だと違いなく思えるでしょう。

LIFE!

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伝統的フォトグラフ雑誌『LIFE』で働くウォルター(ベン・スティラー)は、『LIFE』編集部のネガフィルム管理部門で平凡な人生を送っていました。しかし、不況によって『LIFE』を編集する会社がWeb事業に移行することになり、コンサルタントによって多くの人間がリストラすることになります。それに伴って『LIFE』の最終巻を発刊することになりますが、ウォルターはフォト・ジャーナリストで冒険家のショーン(ショーン・ペン)からもらった最後のネガを無くしてしますのです。ウォルターはショーンからネガをもらうため、世界を転々とする彼を探す冒険に出掛けることになるのです。

ダニー・ケイ主演映画『虹を掴む男』のリメイク作品となっている映画です。平凡な人生を送る会社員が冒険に出ることで、自信を持てるようになる前向き内容となっています。ウォルターはスケボーが得意でしたが、それを冒険の中で再確認して自信を取り戻すシーンは、最近の自分探し系の映画にはないリアリティを感じます。また、ラストに判明する『LIFE』の表紙となるネガも、日ごろから真面目に働いている人ほど救われるものとなっています。

ムーンライズ・キングダム

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とある島で暮らすサムは、ボーイスカウトに入っている少年。彼はある日、ボーイスカウトのキャンプを抜け出して、事前に計画していた島からの逃亡作戦を決行します。サムが逃亡するのは、自分の家族から逃げ出したいことと、彼と同じく家族に不満を持っているスージーと駆け落ちをするためだったのです。

2012年に公開された映画で、ブルース・ウィリスとビル・マーレイも同劇場に出るという豪華な映画でもありますが、少年と少女のボーイ・ミーツ・ガールと家族問題が軸になっています。サムとスージーはそれぞれ家庭に問題を抱えていますが、彼らが逃避行という「旅」を経験することで、家族を取り戻すまでの展開は秀逸。つい目を逸らしがちになる家族と向き合い方を模索したい人におすすめの映画です。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

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カールはアメリカの一流レストランで総料理長を務めていました。しかし、彼の創作料理はオーナーからもいい顔をされず、さらにはSNSで評判の料理評論家からも酷評を受けてしまいます。料理評論家に切れてしまったカールは店をクビになり、息子と共に故郷のマイアミに一度帰ることになります。そこでキューバサンドを食べるのですが、そのおいしさをアメリカ中に伝えるためにフードトラック業をはじめるのです。

『アイアンマン』の監督で知られるジョン・ファヴローのコメディー映画。カールは始め、自分のやりたいことばかりを考えるシェフでしたが、キューバサンドに出会ってからは息子と向き合って話す時間が増えて、他人のことも考えるようになっていきます。SNSを毛嫌いするようになったカールが、息子を通じてSNSの魅力を知っていく過程はロードムービーならではの感動を味わえます。

スタンドバイミー

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オレゴン州キャッスルロックの田舎町にはゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人がいました。彼らは容姿・性格のすべてが違っていましたが、いつも一緒に行動しています。そんな彼らはある日、街の不良グループからブラワーという少年が3日前から行方不明となり、30キロ先の森で死体となっているという噂を聞きます。ゴーディたち4人は死体を見つけて有名人になりたい一心で、死体探しの旅に出掛けます。

原作はスティーヴン・キングの小説で、『恐怖の四季』の短編の1つだった作品です。ロードムービーの金字塔的作品の1つで、ひと夏の死体探しの冒険を濃厚に描き切っています。多感な12歳の少年たちが死体を見つけることで何かが変わると信じ、冒険に出る。旅に出る理由がシンプルであるが故に、心に響く作品となっています。些末なことにとらわれず、リセットしたいときに観たくなります。

モーターサイクル・ダイアリーズ

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アルゼンチンのブエノスアイレスに住む医大生エルネストは、アルベルト・グラナードと共に1台のバイクで12000キロの南米大陸縦断旅行へ出かけることを計画していた。その道中ではエルネストの恋人に会う行程も含まれていたが、その道中で1952年当時の南アメリカ大陸の現状を知っていくことになります。

エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナの南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』を元に映画化されたもの。当映画の主役であるエルネストは、何を隠そう後の革命家チェ・ゲバラです。革命家になる以前の旅を映画にしたもので、先住民や賃金の低い労働層、ハンセン病の現状を見ることで1人の歴史を動かす人間になる過程が描かれています。はじめはぜん息もちの気弱な男性で、とても前線で闘っていた男とは結び付かないでしょう。それほど旅は人を変える可能性があることを実感できる映画です。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離

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ヨーロッパの長距離列車の中で、ジェシー(イーサン・ホーク)はセリーヌ(ジュリー・デルピー)という女性に出会うことになります。お互いに異国人のジェシーとセリーヌは意気投合しましたが、同じ旅先であるウィーンで旅行を楽しむことになるのです。

リチャード・リンクレイター監督によって撮影された映画で、ラブストーリーでありながら旅先での情事を描いたものとなっています。アメリカ人のジェシーとフランス人のセリーヌがたまたま旅先で出会い、一気に急接近する過程を丁寧に描いています。2人が惹かれ合う以外のことは何も書かれていませんが、そのぶれないストーリからは目が離せなくなるでしょう。また、2人の旅が終わりを告げて別れる瞬間、お互いに会おうと言いながら違う顔をしているのが印象的です。

それでも恋するバルセロナ

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親友同士のヴィッキー(レベッカ・ホール)とクリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン)は、お互いの目的が一致してバルセロナへ旅行することになりました。そのバルセロナにてフアン・アントニオ(ハビエル・バルデム)に出会いますが、フアンとクリスティーナはすぐに惹かれ合ってしまいます。恋愛については慎重派なヴィッキーでしたが、結局はフアンと一夜の関係を持ってしまいます。女性をメロメロにするフアンでしたが、彼には芸術肌のマリア・エレーナ(ペネロペ・クルス)という元妻がいたのです。

ウッディ・アレン監督で贈るコメディ映画の1つ。人間関係は複雑そうで意外と簡単に解決し、バルセロナという空気は誰でもアバンチュールを経験させてしまうのかと思わされるような映画です。主演のスカーレット・ヨハンソンとレベッカ・ホールの演技力も光り、旅先で翻弄されながら自分の進むべき道を再確認する大切さを実感できる作品となっています。むしろ、ウッディ・アレンは旅の重要性と共に、過度な期待を批判したかったのかもと思わされる作品でもあります。

最高の人生の見つけ方

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エドワード・コール(ジャック・ニコルソン)とカーター・チェンバーズ(モーガン・フリーマン)は、病院にて余命6ヶ月を宣告された老人です。彼らは話している内に、自分たちの境遇が似ていることで馬が合い、死ぬまでにやり残したことをするための冒険に出掛けることになります。

2007年12月25日に先行上映され、2008年1月11日に拡大公開されたアメリカの映画です。自分たちの余命を知ってから、人生を見つめ直すため旅に出掛ける鉄板のロードムービーとなっています。2人は同じような境遇ですが、貧富には差があるのです。その彼らが旅の中で分かり合い、臨終を迎えるまでに生き生きとした顔になっていくのが印象的な映画となっています。「旅は道連れ世は情け」という慣用句を身に染みて感じることができるでしょう。

「よし、旅に出よう」と思える作品たち

旅とは人を大きく変えるものです。その作用の程度や影響は人それぞれで、今回紹介した映画を観ると良くも悪くも人を変えるものだと思わされます。ですが、その一歩を踏み出さない限りは何も変わりません。そんなあなたの背中を押してくれること間違いナシの映画をぜひチェックしてみてくださいね。

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