世界が注目!本当においしいチョコレート「bean to bar」とは?
「bean to bar」という言葉を聞いたことがありますか?文字通り、豆からチョコレートバーをつくるという意味です。カカオ豆の選定から作り手が関与することによって、作り手の理想とするチョコレートを形にすることができます。今回は、世界的にも注目されているこの「bean to bar」についてご紹介いたします!
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「Bean to Bar」とは?
「Bean to Bar」とは、その名の通り、豆から板まで。つまり、カカオ豆の選定から焙煎、粉砕、加工までの全行程を自社工房で一貫して板チョコをつくることです。それが今、世界的に注目されています。カカオ豆を生産者から直接仕入れるので、作り手が理想とするクオリティの高いチョコレートに近づけることができます。コーヒーやワインと同じように、産地や品種ごとの味や香りにこだわる動きです。基本的に、市販のものと比べて、カカオ豆本来の味が強く残ることが特徴となっています。
「Bean to Bar」が楽しめる店舗
CHOCOLATIER PALET D`OR
日本のbean to barチョコレートの先駆者的存在といえる、2014年に山梨に工房を構えた三枝俊介シェフのお店です。一押しは、単一産地の豆でつくる、カカオ分51%のビターミルクタブレットです。カカオの風味豊かで、ビター系が苦手な人も食べやすくおすすすめです。山梨の清里の「アルチザンパレ ド オール」では、カカオ豆のローストから仕上げまでの全行程を行っており、カカオ豆からチョコレートが生まれる様子をテラスから見学することができます。清里限定のイートインチョコレートもあるので、チョコ好きなら実際に訪れてみるのもいいですね。
住所:
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング1F
営業時間:
11:00〜KARA20:30L.O(日・祝日〜19:30L.O)
TEL:
03-5293-8877
CACAO STORE
日本のショコラティエの代表格(テオブロマ)の土屋公二シェフによるbean to barがテーマのセレクトショップです。カカオ豆の力強い味わいが印象的なBTBマダガスカル70%をはじめ、産地別に食べ比べられるものも魅力的です。産地に自ら足を運び、カカオ豆を吟味して、自ら焙煎します。カカオ豆は希少価値の高いクリオロ種トリ二タリオ種のみを使用しています。全工程を注意深く手がけ、こだわりの品質を維持されています。
店内にはイートインスペースもあり、ケーキやカカオを使ったメニューが注文できます。
チョコ好きならおさえておきたいお店ですね!
住所:
東京都渋谷区富ヶ谷1-6-8
営業時間:
10:00〜22:00
TEL:
03-3460-1726
手軽に楽しめる「Bean to Bar」
手軽にbean to barチョコレートを楽しみたいときにおすすめなのが、明治の「The Chocolate」です。The Chocolateには「こく苦カカオ」と「香るカカオ」の二種類あります。「こく苦カカオ」は、ナッツのような香ばしさを持つベネズエラ産のカカオ豆を中心に使用し、独自の高温深煎りローストにより心地よい苦みとこく深いあじわいを楽しむことができます。また「香るカカオ」は独特の酸味を持つブラジル トメアスー産のカカオ豆を使用し、独自の低温浅煎りローストにより華やかな香りとフルーティーな味わいを楽しむことができます。実際に食べてみると、どちらもカカオの味を強く感じることができるチョコレートで、最初は驚きました。また、「The Chocolate」は世界最大級の祭典、本場「サロン・デュ・ショコラ パリ2015」に初出展され、明治ブース来場者の96.4%の方に「おいしい」という評価を受けているのです。チョコレートの本場でも認められているチョコレートであるといえますね。
チョコレートの効果
チョコレートは、ただおいしいだけではありません。チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールにはリラックスを促し、緊張を和らげる働きがあります。身体的・心理的ストレスに対する適応力が期待できます。疲れているときに、甘いものが食べたくなることはありませんか?そんな時には少量のチョコレートを食べることで疲労回復やイライラからくるストレスの解消ができるかもしれません。ぜひ、カカオの香りが強い「bean to bar」チョコレートを食べてみて下さい!
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この記事のライター
栄養学を勉強している、都内の女子大生。お料理、お菓子作りが大好きです☆☆最近は、家のキッチンで、レシピやメニューを考えることにはまっています!記事はグルメを中心に、ファッションやライフスタイルなど、幅広く書いています!