この話本当にあったこと?!おすすめ実話映画10選【洋画編】
「こんな話、現実で起きたの?!」とんでもない話の映画が、実は実話に基づいていたりするなんてことも!時に今は亡き偉大な人間の信条を教えてくれ、時には過去の人類の失敗を喚起する実話映画。今回は、おすすめ実話映画を紹介します!
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アイキャッチ画像出典:www.smh.com.au
「最近刺激が足りないかも・・・」
「毎日同じルーティーンばっかりでつまんないなあ。何か刺激になるようなものないかな」と思ってるそこのあなたに、オススメなのが、実話映画!
「え、こんな話、本当にあったの?!」「知らなかった・・・」
驚愕の事実、歴史上の失敗、ある人物の生涯、実話映画は伝えたいメッセージが明確です。
つまらない日常に、ほんのすこしのスパイスを与えてくれること間違いなし!
アルゴ
アカデミー作品賞を受賞したこの作品。
1979年に起きたイランアメリカ大使館人質事件を基に描かれた作品です。
人質にされたアメリカ大使館の外交官たちを、CIA職員一人が現地に赴きアルゴ作戦で救出しようとする様子を描いた映画。
息をのむ展開に、ずっとハラハラしてしまいました!
ドキドキしたい人、サスペンスが好きな人にはオススメです!
エリン・ブロコビッチ
2000年にジュリア・ロバーツが演じてアカデミー主演女優賞を獲得したこの作品。
学歴もお金もないシングルマザーが、弁護士事務所で働き始めたことによって取り組み始めた訴訟で、巨大企業を相手にアメリカ史上最大の和解金額を勝ち取った女性の実話です。
映画の題名となっているエリン・ブロコビッチとは実在の人物。
本人いわく、映画は事実にほぼ忠実に描かれているそう。
勝気で時には言葉遣いがひどい主人公ですが、自分の子供に対する愛情と、誰にも負けない根性は映画を見ていて胸が熱くなります!
頑張りたい時に見ると、背中を押してもらえますよ!
イミテーションゲーム
アカデミー賞脚本賞を受賞したこの作品。
舞台はイギリス。第二次世界大戦中に当時最強と言われたドイツのエニグマ暗号の解読に取り組み、のちに同性間性行為の罪で追及を受けたイギリスの暗号解読者アラン・チューリングを描いています。
暗号解読をして感動するストーリーを予想していましたが、実際は暗号解読をメインに据えて、アラン自身の過去や周りとの人間関係の変化、彼自身が抱える秘密など2時間が一瞬で過ぎるくらい見入ってしまいました。
色々なことを扱いつつも、主題をおろそかにせず、アラン・チューリングという人間の成功と苦悩がつまった映画となっています。
ベネディクト・カンバーバッジの名演技にも注目!
最強のふたり
この映画を見た後に感動のあまり、大学の第二外国語をフランス語にしてしまいました。
裕福だけれども身体が不自由な初老の男性を、貧しいけれども心が優しい若者が介護していくうちに、お互いの心が通じ合う実話を元にした感動ストーリーです。
クライマックスのシーンは、涙が止まりませんでした。
こんなに楽しそうに生きているふたりが羨ましくなる、そんな映画です。
ゾディアック
カリフォルニア州サンフランシスコで、1960年代後半に実際に起きた連続殺人事件が題材。
1968年から1974年のサンフランシスコで被害者5名を殺害した連続殺人事件です。
映画のタイトルは、この映画の殺人犯が地元新聞社「サンフランシスコ・クロニクル」や警察に送りつけた犯行声明文に書いた「Zodiac(ゾディアック)」という名前に由来します。ゾディアック事件は現在に至っても未だ解決されておらず、継続操作中だそうです。
新聞社の記者が主人公として、ゾディアックの正体に迫ります。
次々と起こる殺人事件が、ゾディアックへの恐怖を増長させます。史実に基づいているのでハリウッド映画によくある派手さは抑えられていますが、人間ドラマとして魅力的に仕上がっています。
ルワンダの涙
1994年、アフリカのルワンダで起きたツチ族とフツ族、両部族同士による大量虐殺を描いた作品。
ルワンダは、ベルギー植民地時代に外見でツチ族、フツ族と勝手に分けられた歴史を持ち、ツチ族の方がヨーロッパ人好みの顔でした。
ルワンダ国内には、ツチ族が10%、フツ族が90%という内訳になっていて、ベルギーは顔のいいツチ族を支援していました。
それまでは、古くから続くツチ族とフツ族の対立に国連が介入して近郊を保っていましたが、フツ族の大統領が事故死したことをきっかけに暴徒化したフツ族の兵士たちがツチ族の虐殺を行います。
国連軍は、原地の白人のみを救出して、恐怖に怯える現地の民を見捨てます。遠い他国で起きた出来事だから、と他人事のように思ってしまいがちですが、そのためにもこの映画は人々に悲惨な事実を伝えるためのメッセージ性を持っている映画です。
ぜひ、見て、見終わったら、ゆっくり考えてみてほしいです。
コーチ・カーター
舞台はアメリカ。荒れた高校のバスケチームに赴任したコーチと選手の交流と奮闘が描かれています。
映画では黒人コミュニティを中心に置いており、使われている英語も黒人訛りが強い英語。
筆者は高校時代、アメリカの黒人しかいない高校に留学しましたが、そこで使われている英語や、雰囲気そのままが映画で再現されていたので、留学時代に戻った気持ちで楽しめました。
試合シーンは迫力と疾走感があふれ、見ていて楽しいです。
バスケを通じて、最初は反抗していた生徒たちの変化に感動します。コーチの熱い信念に、真の教育者とはこういうものなのだと思い知らされました。
キャッチミー イフユーキャン
裕福だった生活と家族との関係を取り戻すため、パイロット、医者、弁護士と変幻自在に姿を変えながら小切手詐欺を繰り返した天才詐欺師フランク・W・アバグネイルの実話を映画化。
スティーブン・スピルバーグが監督、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスが出演。
タイトルは「捕まえれるもんなら捕まえてみろ」といった意味合いで、映画はまさにトムハンクス演じるFBI捜査官とレオナルド・ディカプリオ演じる天才詐欺師の追いかけっこ。
ストーリー展開もテンポよく、クライムムービーですが、コメディ色も強く、暗い気持ちにならずに見れます。
パレードへようこそ
イギリス、サッチャー政権下、境遇の違う人々をつないだ深い友情と感動の物語。不況と戦うウェールズの炭鉱労働者に手を差し伸べたのは、ロンドンのきらびやかなLGSMの若者たちでした。
LGSMとは、Lesbians and Gay Support the Miners(レズビアンとゲイは炭鉱夫を支援する)の略。
炭鉱労働者たちのストライキに心を動かされた一人の青年が始めた募金活動、しかし彼らがゲイと分かると、寄付の申し出はことごとく断られてしまうが、唯一受けてくれる炭鉱が現れて・・・。
立場は違えど、両者とも差別を受ける人間たち同士がお互いを救おうとする、笑いあり、涙ありの感動の作品です。
博士と彼女のセオリー
1963年、ケンブリッジ大学で理論物理学を研究するスティーヴン・ホーキングは中世詩を学ぶジェーンと恋に落ちます。やがて、スティーヴンはALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、余命2年と宣告されながらも、妻となったジェーンと家庭を作り、懸命に生きようとする物語。
英国アカデミー賞を受賞したこの作品。エディ・レッドメイン演じるスティーヴンが病魔に蝕まれていく姿がとてもリアル。彼の役者としての意地を見せつけられた気がしました。
病気と戦う人はもちろん、それを支え続ける人も同じくらい大変で辛いことを痛感させられた作品です。
胸がぎゅっと締め付けられるような、素敵な映画です。
出典:eiga.com
いかがでしたか?
さあ、あなたも実話映画のような、刺激的な人生を♪
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この記事のライター
慶應義塾大学在学中。映画、本、旅行、甘いもの、ファッション、ダンスが好き!