マイナーな映画に挑戦したい!おすすめミニシアター系映画10選

大きな映画館で上映されている有名映画もいけれど、小さな映画館でしか上映していないようなマイナーな映画もなんだか気になる。でもそんな”ミニシアター系”映画ってどんな作品があるか分からない!今回はそんなあなたの為に、おすすめミニシアター系映画を10選ご紹介します。

mrmk1104Moeka Kotaki
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良作ぞろい、ミニシアター系映画

ミニシアターで上映されるようなインディーズ映画は、決して多額のお金をかけて作られているわけではありません。だからこそ精巧に作り込まれたストーリーや、映画監督の思想が色濃く反映されている作品が多いんです。
大きな映画館で上映されるようなメジャーな映画じゃもう物足りない!一風変わった作品が観たい!本を読んでいるかのような静かな映画が観たい!そんな気分の時に手にとってほしいミニシアター系映画を、今回はご紹介していきたいと思います。

1.嗤う分身 (2013年)

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▼作品概要・あらすじ

主人公は職場でもプライベートでも存在感が薄い男、サイモン。要領が悪くパッとしない彼は、同僚で向かいの部屋に住む女性ハナに密かに恋心を抱いていました。
ある時、職場に1人の新入社員が入社してきます。彼の名前はジェームズ。彼は驚くべきことに、サイモンと瓜二つだったのです!しかし職場では彼の存在に誰も驚きません。双子のようにそっくりでも全く性格が違うジェームズの登場により、サイモンの日常が狂いはじめるという物語です。

この『嗤う分身』はロシアの作家、ドストエフスキーの著書『分身』の映画化。中で全く違う性格の2人の男、サイモンとジェームズを演じたのはジェシー・アイゼンバーグ。2017年5月公開の映画『カフェ・ソサエティ』でも主演を務める、メジャーな作品からマイナーな作品まで幅広く活躍する俳優です。

▼日本歌謡が盛り上げる不気味な世界

映画は全体を通して、まるで砂埃や煙がたちこめているような陰鬱さ。自分とそっくりの人間がいきなり現れて、自分の人生を乗っ取ろうとしていたら・・・考えただけでぞっとしますよね。そんな『嗤う分身』の劇中で使用されているのはなんと日本の昭和歌謡曲。日本の歌謡曲と世にも奇妙な世界観の融合、じんわりとゾッとする感覚を体験してみてください。

公開 : 2014年11月8日
監督 : リチャード・アイオアディ
出演 : ジェシー・アイゼンバーグ、ミア・ワシコウスカ

2.トレインスポッティング (1996年)

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▼作品概要・あらすじ

公開当時”サブカル映画の金字塔”と言われたのがこの映画。『トレインスポッティング』です!
舞台は1990年代。不況真っ只中のスコットランド、エディンバラ。主人公レントンは働きもせず、仲間たちとドラッグをキメたりクラブで遊んだりと自堕落な生活を送っています。このままではいけないとなんとかドラッグ断ちをすることができたレントンは、自分の人生を変えようとロンドンへ向かうのですが・・・陽気なジャンキーたちの、ポップで刹那的な青春物語です。

主人公レントンを演じるのは『スター・ウォーズ』シリーズの若きオビ・ワン=ケノービ役でおなじみユアン・マクレガー。今では大作映画に多数出演する彼が見せる、クレイジーな演技に注目です!

▼おしゃれでぶっ飛んだ世界観

ジャンキーたちの青春映画『トレインスポッティング』ですが、どの要素をとってもおしゃれでかっこいいんです。当時のイギリスの若者たちのファッションや、イギー・ポップやアンダーワールドといった人気バンドでかためられたサウンドトラック。そして麻薬中毒者たちの世界を描きだした、刺激的でぶっとんだ映像。一度観たら癖になってしまう映画が『トレインスポッティング』なんです。
2017年4月には、なんと続編『T2 トレインスポッティング』が公開!続編を観る前に、ぜひ前作をチェックしてみてくださいね。

公開 : 1996年11月30日
監督 : ダニー・ボイル
出演 : ユアン・マクレガー、ユエン・ブレムナー、ジョニー・リー・ミラー

3.バーバー (2001年)

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▼作品概要・あらすじ

主人公エドは、理髪店を営む無口な男。平凡で安定した日々を過ごしていた彼ですが、ひょんなことから妻の不倫を疑いはじめます。彼はその不倫をネタにちょっとした恐喝を思いつくのですが、それがエドの人生を大きく狂わせていくことになるのです・・・

『バーバー』を手がけたのは『ファーゴ』や『ビッグ・リボウスキ』など、数々の話題作を世に送り続けているコーエン兄弟。この『バーバー』は2001年カンヌ国際映画祭最優秀監督賞受賞、主人公エドを演じた俳優ビリー・ボブ・ソーントンはナショナル・ボード・オブ・レビュー最優秀主演男優賞を受賞するなど高い評価を受けました。

▼淡々と描かれる美しくも切ない人生

この『バーバー』はモノクロ映画。まるで本のページをめくっているかのように淡々と進む物語に、落ち着いた白黒の映像がマッチしています。1人の平凡な男が進む数奇な運命、人生はそう簡単には変えられないと考えさせられるストーリーでもあります。
物語の鍵となる少女を演じているのは、今やハリウッドを代表する女優である子役時代のスカーレット・ヨハンソン!あどけなさの中にもすでにセクシーさが光るスカーレット・ヨハンソン、ぜひチェックしてみてください。

公開 : 2002年4月27日
監督 : ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演 : ビリー・ボブ・ソーントン、フランシス・マクドーマンド

4.リアリティ・バイツ (1994年)

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▼作品概要・あらすじ

大学を卒業し、友達のヴィッキーと暮らしながらテレビ曲でADとして働きはじめた主人公リレイナ。しかしある日仕事をクビになってしまいます。そんな時、リレイナとヴィッキーが住む家に転がり込んできたのは男友達のトロイとサミー。自分の将来や仕事、そして恋について悩みながら進んでいく男女4人の青春群像劇です。

これは1960年代から1980年代に生まれた”ジェネレーションX"の若者たちを描いた物語。主人公リレイナを演じるのは『シザーハンズ』でジョニー・デップと共演した90年代を代表する女優、ウィノナ・ライダー。監督は『ズーランダー』や『ナイト・ミュージアム』でおなじみ、俳優としても活躍するベン・スティラーです。

▼厳しい現実に立ち向かう等身大の若者たち

タイトル『リアリティ・バイツ』とは”厳しい現実”のこと。大学を優秀な成績で卒業しても、就いた仕事に満足がいかない。本当の恋がしたくたって、自分の気持ちに素直に向き合えない。学生と社会人の間で悩みながら成長していく若者4人の姿に、思わず共感してしまうこと間違い無しです。映画を彩るのはU2やレニー・クラヴィッツの懐かしの曲!映画を観ながら思わず口ずさんでしまうかも?

公開 : 1994年2月18日
監督 : ベン・スティラー
出演 : ウィノナ・ライダー、イーサン・ホーク、ベン・スティラー

5.雨の日は会えない、晴れた日は君は想う (2017年)

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▼作品概要・あらすじ

2017年2月に公開された映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』。どこか詩的なタイトルが印象的ですよね。
”妻が死んだ。涙は一滴も出なかった。僕はあまりにも君に無関心だった。”そんなキャッチコピーのこの『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』。主人公は銀行員としてウォール街で働き、順調にエリート街道を歩んでいる男デイヴィス。そんな彼はある日事故により、妻を亡くしてしまいます。しかし彼は妻の死に、なんの感情も抱かなかったのです。そして彼は自分自身を見つめ直すために、身の回りのものを破壊しはじめるのです。

わかっているようで実はよくわかっていないかもしれない、自分のこと。自分と家族の関係のこと。仕事のこと。自己との向き合い方について深く考えさせられる映画です。

▼演技派、ジェイク・ギレンホール

主人公デイヴィスを演じるのはジェイク・ギレンホール。2000年公開の『遠い空のむこうに』、カウボーイたちの切ない愛を描いた2006年公開の『ブロークバック・マウンテン』、ヒュー・ジャックマンと共演した2014年公開の『プリズナーズ』などどんな役でもこなす演技派俳優です。
今回は破壊行動をとりながら再生していくという難しい役どころを演じたジェイク・ギレンホール。彼の演技にもぜひ注目してみてください。

公開 : 2017年2月18日
監督 : ジャン=マルク・ヴァレ
出演 : ジェイク・ギレンホール、ナオミ・ワッツ

6.ディス・イズ・イングランド (2006年)

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▼作品概要・あらすじ

舞台は1980年代、イギリス。主人公の10歳の少年、ショーンは戦争で父親を亡くし、母親と2人暮らし。学校で居場所を見つけられないショーンでしたが、ある日年上の不良グループと知り合い仲間に入れてもらいます。ようやく自分の居場所を見つけることのできたショーンだったのですが、ある日グループの元のリーダーが刑務所から帰ってきて・・・マーガレット・サッチャー政権のイギリスで生きる若者たちを描いた青春ストーリーです。

この映画が製作されたのは2006年ですが、ファッションや町並みなど1980年代を忠実に再現した映像は必見。10歳の少年が主人公ですが、当時のイギリスの政治や若者たちの文化を知ることができる社会派映画なんです。

▼おしゃれで学べるイギリス映画

『ディス・イズ・イングランド』に登場する少年たちのファッションは”スキンズ”と呼ばれるもの。スキンヘッドにベン・シャーマンのシャツ、ドクターマーチン、スキニーデニム。今観てもスタイリッシュでかっこいいファッションが魅力的です。
しかし重きをおいて描かれているのは、差別や不況が渦巻くイギリスの社会背景。ファッショナブルで社会派なこの映画、ぜひ90年代のイギリスを描いた『トレインスポッティング』と合わせて観てみてはいかがでしょうか?

公開 : 2009年3月14日
監督 : シェイン・メドウズ
出演 : トーマス・ターグーズ、スティーブン・グレアム

7.ギター弾きの恋 (1999年)

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▼作品概要・あらすじ

主人公、エメットは天才ジャズギタリスト。自分の崇拝するギタリストが世界で1番優れていて、自分は2番目にうまいと信じています。そんな彼の私生活は女遊びに酒浸りと自堕落なもの。ある日エメットは口がきけない女性、ハッティと出会います。ハッティはエメットに恋をし2人は一緒に暮らすように。
最初は冷たくあしらっていたエメットですが、だんだんと優しいハッティに惹かれていくようになります。しかしエメットは金持ちの別の女性と出会った瞬間、ハッティを捨ててしまうのです・・・

監督は数々の名作を世に送りだしているウディ・アレン。主人公エメットを演じているのは2003年『ミスティック・リバー』や2008年『ミルク』などに出演しているベテラン俳優ショーン・ペンです。

▼儚くもロマンチックな、芸術家の恋

この映画で描かれているのは少し荒くれ者、でもギターの腕前は天才的な男と心優しく純朴な女性の恋。本当は心の底から大切に思っているのに不器用なふるまいをとってしまう、そんなエメットの姿に胸がしめつけられてしまいます。映画を彩るのはロマンチックなジャズの音色。ウディ・アレン監督が繰り広げる、愛おしく切ない恋物語にぜひ触れてみてはいかがでしょうか。

公開 : 1994年9月4日
監督 : ウディ・アレン
出演 : ショーン・ペン、サマンサ・モートン

8.月に囚われた男 (2009年)

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▼作品概要・あらすじ

この作品の舞台はは近未来です。主人公は”ルナ産業”という会社に勤める男サム。
彼は地球で必要なエネルギーを採取するために、月の裏側で3年間暮らすという任務に就いています。宇宙船で人間は自分1人、話し相手は人口知能だけ・・・滞りなく毎日を送っていたサムですが、だんだんと体調が悪化していきます。そんなある時、自分とそっくりな顔をした男と遭遇してしまうサム。その男はサムと同じように、「3年間月で働きに来た」というのです。いったいこの男の正体はなんなのか、そして会社”ルナ産業”の目的はいかに?

この『月に囚われた男』は超低予算で製作され、そしてわずか1ヶ月あまりという短期間で撮影されたことで知られています。出てくる登場人物もほとんどサム1人。それでも全く飽きさせず、先が読めないスリリングな展開。インディーズ映画らしさを存分に堪能できる作品なのです。

▼社会風刺混じりのSF映画

本作は宇宙を舞台にしたSF映画ですが、派手なアクションシーンがあるわけではありません。エイリアンと遭遇するわけでもありません。この作品で描かれているのは、現代社会に対する風刺やアイデンティティーのあり方です。
ミステリアスでサスペンスフル、なんとも言えない余韻が残る『月に囚われた男』。観終わった時には自分の仕事や人生について考えさせられてしまうかも。

公開 : 2010年4月10日
監督 : ダンカン・ジョーンズ
出演 : サマ・ロックウェル、ケヴィン・スペイシー

9.ミスター・ロンリー (2007)

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▼作品概要・あらすじ

主人公はマイケル・ジャクソンのものまねパフォーマンスをしながら生活している青年。そんな彼が恋をしたのは、マリリン・モンローになりきって生きる女性。青年は女性に導かれ、ある古城に住むことになります。そこでは彼らと同じように、誰かのものまねをすることでしか生きられない人々が住んでいました。古城での共同生活はうまくいくかのように思えたのですが・・・

マイケル・ジャクソンとしてでしか生きることができない青年を演じたのは、メキシコ人俳優のディエゴ・ルナ。2016年に公開された『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にも出演している実力派俳優です。『ローグ・ワン』で見せた男らしい演技とはまた違った、繊細な姿をみせるディエゴ・ルナにも注目です。

▼後引くメランコリーな余韻

誰かになることでしか生きることのできない人々を描いた『ミスター・ロンリー』。映画に登場する彼らが生きているのは果たして本当の人生なのか、偽りの人生なのか。ファンタジー映画のように優しく柔らかい映像の中でつづられる、メランコリックで切ない恋の物語。時折登場する抽象的なモチーフや挿話の意味について、誰かと語らいたくなる映画でもあります。

公開 : 2008年2月2日
監督 : ハーモニー・コリン
出演 : ディエゴ・ルナ、サマンサ・モートン

10.複製された男 (2013年)

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▼作品概要・あらすじ

主人公アダムは大学の講師。恋人と2人、平凡な生活を送っています。ある日アダムはなにげなく観た映画の中に、自分とそっくりの顔をした男を見つけるのです。男の名前はアンソニー。アンソニーの居場所をつきとめ接触したアダムは、彼が自分と姿形、生年月日も全て一致することを知って驚愕するのでした。
そして2人が出会ったことにより、アダムとアンソニーは思いもよらない運命をたどることになるのです。

アダムとアンソニーを演じるのは先ほどご紹介した『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』にも出演していたジェイク・ギレンホール。非常に難解なこの映画はポルトガル出身のノーベル賞受賞作家、ジョゼ・サラマーゴの同名小説が原作です。

▼蜘蛛の巣に絡まったかのような物語

無機質な建物が並ぶ街並み、砂漠のように乾ききってみえる映像、そして現れる数々の抽象表現。オープニングは怪しげな儀式で始まり、物語の途中には街中を歩く巨大な蜘蛛が出現します。アダムとアンソニーの関係や間に挟み込まれる奇妙な表現によって、私たちはますます混乱させられてしまいます。
1度観たらもう1回観たくなる、そして全ての意味が分かった時にはきっと誰かにおすすめしたくなる。そんな不思議な魅力を持つのがこの『複製された男』なのです。

公開 : 2014年7月19日
監督 : ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 : ジェイク・ギレンホール、メラニー・ロラン

奥深い魅力、ミニシアター系映画

決して大掛かりな作品ではない、知る人ぞしる”ミニシアター系”映画。監督や俳優たちのこだわりがぎゅっと詰め込まれたミニシアター映画は、個性的で魅力的な作品ばかり。きっとあなたにとって忘れられない映画に出会うはずです!今回ご紹介した映画、ぜひ手にとってみてくださいね。

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