古き良き銭湯のススメ
休日や仕事帰りに、銭湯に寄っていきませんか。シャワーだけでは疲れは癒されないし、自宅の慣れ親しんだ風呂も良いけれど、大きな浴槽に浸かって日頃の疲れを癒せる銭湯が東京にはまだまだ多くあります。東京の銭湯の楽しみ方について、ご紹介します。
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進化する銭湯
平成26年11月現在、東京都の銭湯入浴料金は大人が460円です。
自分が住んでいる地域にも銭湯があるのかどうか気になる方は、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合のホームページで調べることができます。
時代に左右されずに変わらない良さ、時代と共に変わってきた良さ、二つの良さを持った東京の銭湯の楽しみを紹介します。
疲労回復
浴槽の広さは、当然ながら自宅より広いはずです。
足を延ばして温かいお湯に浸かることで、日頃のビジネスで溜まった疲れも吹っ飛ぶのではないでしょうか。
また、多くの銭湯には水風呂が用意されています。
水風呂と温かい風呂とを交互に入ることで、交感神経と副交感神経の切り替えにより新陳代謝が促進され、疲れを取るとともに、病気になりにくい体を作り、肌や体をいつまでも若く保てると言われます。
気分転換
自宅と会社の往復の中に銭湯を入れてみてはいかがでしょうか。
仕事の成績を上げるために、敢えて一度、銭湯に浸かることで気分転換をしてみることは、かえって仕事へのやる気や活力を再復興させることにもなるはずです。
銭湯文化を感じるのも一興
銭湯と言えば壁一面に大きく描かれた富士山の絵。
この銭湯の壁に絵(銭湯ペンキ絵)を書く絵師は、実はもう日本には3人しかいないと言われています。
たまにはそんな壁一面の大きな絵を見ながら、ゆっくり大きなお風呂に浸かり、銭湯文化を楽しんでみるのもいかがでしょうか。
最新の銭湯
今書いたように、大きく富士山の絵がドーンと描かれているのが、銭湯のイメージとしてある方も多いと思います。
東京にある銭湯は今でもそういう昔ながらのスタイルを守るところや、時代に合わせて変化してきたところがあります。
例えば、東京でありながら薪で沸かしたお湯に浸かれる銭湯があります。
森林国家の日本において森林資源の活用として、いま注目されている薪ボイラーが東京の銭湯にもあったのです。
いわば時代の最先端と言っても過言ではないかもしれません。薪のお湯は、ガスや灯油と比べて優しい肌触りが特徴です。
また、露天風呂がある銭湯や眺望が自慢で温泉に浸かれる銭湯もあります。
昔ながらの銭湯で文化を感じるのも良し、時代とともに進化している銭湯を楽しむのもよし。
たまには銭湯に行ってみてはいかがでしょうか。
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