全ての操作を指一本で!?指輪型デバイス「Ring (リング)」が未来に生きている
いつしかスマホがパソコンの代替になりました。そしてこれからは”ウェアラブルデバイス”がその役目を担うと期待されています。グーグルが発表した「Google Glass(グーグルグラス)」の登場で一気にその認知度高めたウェアラブルデバイス。今回紹介するのはそんなウェアラブルデバイスの1つ。なんと指輪型。
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ウェアラブル(Wearable)なデバイスとは
ウェアラブルデバイスとは、Wearableの文字通り、身に着けて利用するコンピューター機器のことを指します。ブレスレット型やメガネ型、腕時計型と多岐にわたるデバイスが市場に投入されています。このデバイスの利点はスマホやPCと異なり手以外を使った自然な操作で利用できる点や、常に身体と密着しているのでデバイスに搭載されているセンサーを通して身体の様々な情報を取得できる点にあります。
特に知名度が高いウェアラブルデバイスとしてのがGoogleの「Google Glass(メガネ型)」、Appleの「Apple Watch(腕時計型)」でしょう。
Google Glass(グーグルグラス)
Apple Watch(アップルウォッチ)
新進気鋭の日の丸ベンチャー「ログバー」
ウェアラブルデバイスへの期待は大きく、多くの企業が開発を進めています。今回紹介する指輪型ウェアラブルデバイスを開発した企業は日本企業の「ログバー」。
”リアルな場におけるコミュニケーションをITの力で加速させる仕組みを創る企業。”を謳っています。
その強みは独自のジェスチャー解析技術にあります。この技術を通して人々の生活を一変させる革新的デバイスを生み出そうとしていりベンチャー企業です。なんとアメリカにて事業展開も行っています。
指一本であらゆる操作が可能な「Ring(リング)」
出典:prtimes.jp
あらゆるものを指一本のジェスチャーで完結できるデバイスがこの「Ring(リング)」です。2013年にプロモーションムービーが公開され話題を呼びました。そしてついに一般販売に向けて本格的な動きが始まりました。
親指でボタンを押しながら
基本的な操作は、右手人差し指で行います。タッチセンサーを親指で触れながらジェスチャーを行い、親指を離すことで、ジェスチャー終了と認識されます。
ジェスチャーを設定
スマホ専用アプリを使うことでジェスチャーのカスタマイズや、新規ジェスチャーの追加も可能です。自分が使いやすい端末へと変化させることができます。
Kick Starterでの資金調達に成功、予約開始へ
クラウドファンディングでの資金調達に成功し、現在予約受付を開始しています。当初発表したものよりも改良を重ね圧倒的に使いやすさが向上してるらしいです。
予約後の発送は4月30日より。気になるお値段は16,900円(税込)。
本体色は「Shiny White」と「Matte Black」の2種類。サイズは3種類を用意し、Sが外径29.3mm・内径19.0mm(指輪サイズ16~18号)、重さ約4.6g。Mは外径31.3mm・内径20.6mm(指輪サイズ20~23号)、重さ約5.0g。Lは外径33.4mm・内径22.2mm(指輪サイズ25~27号)、重さ約5.4g。
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この記事のライター
新しい物好きなうざかわ系アラサー男子。男子校で男に囲まれてきた反動から、大学以降は女性にモテることのみを考えてます。でも基本シャイなんでうまくアプローチできません。外資系メーカー→MBA→国内インフラ企業と経験。英語も話せる真面目な人間。