私服で白シャツをカジュアルに着こなすポイント&おすすめコーディネート
白シャツといえばフォーマルにもカジュアルにも定番のアイテムですね。しかし、いつものドレスシャツを私服に取り入れてもなんかダサい...そんな方は、カジュアルシーンにおすすめの白シャツの選び方を間違っているかも!?今回はそんなお悩みを解決する、白シャツを私服で着こなすポイントと、おすすめコーディネート例を紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.dmarge.com
キーワードは「こなれ感」
「シャツはきっちりと着るもの」というイメージが強いですが、その感覚で私服のシャツを選んでしまうと、なんだか野暮ったい雰囲気に。大人のカジュアルには絶対に力の抜けた「こなれ感」が必要!1枚で素肌の上にさらっと気持ちよく羽織れるような、柔らかく自然な風合いが大切になります。今回は、そんな白シャツを私服で着こなすポイントとコーディネートを紹介します。
パリッとした「いかにもドレスシャツ!」という素材はNG
きっちりネクタイを締めてジャケットを羽織るのを前提に作られたドレスシャツはカジュアルにそのまま着るのはなかなか難しいのが本音です。中にはコンサバな着こなしでドレスシャツを取り入れている方も見かけますが、レベルが高い着こなしです。
こんないかにもフォーマルなシャツ、私服に選んでいませんか?休日のカジュアルな装いとしては、ちょっとおじさんぽい。
光沢がありすぎないシワを生かした素材で勝負
おすすめは柔らかめの「リネン」「オックスフォード」「くったり感のあるシワ加工」
洗いざらしでさらっと羽織ってきたような、軽い風合いを持った生地を選べば、簡単にこなれた感じが出せますね。例えば、リネン素材であれば、程よく抜け感があり、柔らかい表情を持つ生地なので、春夏の汗ばむ季節にもぴったり。オックスフォード生地と呼ばれる、ざっくりとした風合いの生地を使用したシャツは、季節を問わず、カジュアルスタイルで活躍します。胸元を自然にあけて、腕まくりでさらに力の抜けた大人の余裕を演出すると、ワンランク上の着こなしに。
襟は小ぶり・柔らかめがマスト
襟のサイズも、こなれ感を出すためには非常に重要です。ネクタイをしていなくても襟がきれいに見えるように、小ぶりで芯が柔らかい控えめなものがカジュアルにはベストです。あまり襟がしっかりしたものを選んでしまうと、柔らかい印象のカジュアルスタイルで浮いてしまいます。
裾は長すぎないものを
出典:zozo.jp
私服で着こなすためのシャツは、着丈が長すぎないのもポイント。ドレスシャツはインして着用するのが前提になっているので、着丈が長いものがほとんどですが、カジュアルシャツは着丈が短く、お尻が半分まで隠れる程度の長さのものがほとんど。インはもちろん、アウトにしても野暮ったくならず、すっきり見えるような工夫がされています。
私服におすすめの白シャツカジュアルコーディネート
白シャツ×デニムパンツ×ローファー
白シャツをカジュアルに着こなす王道コーディネートは、デニムとの組み合わせ。カジュアルな印象のデニムパンツも、白シャツと合わせればキレイめスタイルにまとまります。足元はスニーカーでも良いですが、ローファーをチョイスすることで、大人の男性にもおすすめなトラッドなスタイリングに。アイテムのサイズは、ジャストを選んですっきり着こなしましょう。
白シャツ×カーゴパンツ×サンダル
大人の男性がコーディネートしづらいサンダルも、白シャツと合わせれば簡単に清潔感のあるスタイルに。ミリタリーテイストのカーゴパンツも、爽やかに履きこなせますね。足首はロールアップして、抜け感をプラスすると、より春夏らしいスタイリングになりますよ。
白シャツ×Tシャツ×チノパン
白のリネンシャツは、夏の羽織りとしてもおすすめのアイテム。気温が下がる夜や冷房が効いた室内で、さらりと羽織ることができるので、1枚持っておいて損はないアイテムです。1枚で着ることができるだけでなく、羽織りのコーディネートもマスターすれば、着こなしの幅が広がりますね。
レザージャケット×シャツ×デニムパンツ
こちらのコーディネートは、あえてシャツのボタンを1番上まで留めて、パンツにインして着こなすスタイル。ワイルドな印象のレザージャケットも、このように清潔感のある白シャツと組み合わせて着こなすことで、野暮ったくなりません。足元は黒のレザーシューズで引き締めれば、シックな印象のモノトーンコーディネートが完成します。
チェスターコート×白シャツ×インナーダウン×デニムパンツ
クリーンな印象になる白シャツは、もちろんチェスターコートとの相性も抜群。清潔感のある着こなしは好感度も高いので、デートシーンにももってこいですね。肌寒いと感じる日には、写真のようにインナーダウンをプラス。防寒性がアップするだけでなく、差し色としてコーディネートのアクセントにもなります。
脱・きっちりシャツ!
シャツはちゃんと着るもの!という固定観念を持っている人は結構多いですが、一口にシャツと言っても目的によってその種類は様々。ビジネスシーンに最適なものだけでなく、カジュアルスタイルで活躍するデザインのものもあります。細かい違いを押さえて、正しいシャツ選びをしてみてくださいね。
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この記事のライター
経営学を学びながら、シャツ屋でアルバイトをしています。スーツ・シャツ・ネクタイ・革靴などに興味をもって、フォーマルブランドからカジュアルブランドまで、日々多くのものに触れながらセンス磨き中。