男の私服、最初の一枚。定番白シャツの選び方
私服もセンスよく決めたいけど、どうやって選んだらいいんだろう?
そんな人の最初の一枚にはやっぱりシンプルな白いシャツ。
カジュアルにもきれいめにも、合わせるものを選ばない定番シャツは一枚もっていると重宝します。
そんな白シャツの選び方のポイントを解説します。
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カジュアルシャツかドレスシャツか?
出典:500px.com
フォーマルなシーンで着るドレスシャツ
一口にシャツと言っても、ディティールによってその種類は様々で、価格もピンからキリまで。選ぶ時に何を重視したらいいの?と疑問に思いますよね。
まずシャツを選ぶ時に最初に考えるべきは、ドレスシャツかカジュアルシャツか。
シャツは大きく分けてスーツに合わせて着るためのドレスシャツと、ジーンズなどカジュアルな格好に合わせるカジュアルシャツの2種類に分かれます。その違いは素材や襟の形に現れます。
一般的にドレスシャツは薄手でさらっとした質感、光沢があるものも多く、ネクタイを締める事を前提にしたきちっとした襟が特徴。カジュアルシャツは厚手で柔らかい生地、ネクタイをせずに一枚で着こなせるようなデザインが多いです。
普段の私服にも着られるようなカジュアルよりのドレスシャツもあったり、はっきりと区別できる訳ではありませんが、自分の着たいシーンに合わせてどちらのシャツを選ぶか?をまず決めましょう。
生地の違いは"素材”と”織り方”の組み合わせ
シャツの生地感を決めるのは、”どんな素材を使っているか”と”どんな織り方か”です。
綿、ポリエステル、麻というのは素材の種類、ブロードやオックスフォード、サテン、ローン、タンガリーといった言葉はそれをどんな織り方で作った生地かという織り方の名称です。
それぞれの素材と織り方の組み合わせで見ための印象や肌触りが大きく変わってきます。
私服用の最初の一枚には、綿100%オックスフォード地のボタンダウンシャツ
最初の一枚としておすすめなのは、綿素材、オックスフォード地のボタンダウンシャツ。
ボタンダウンは襟と身頃がボタンで留められるようになっているボタンダウンカラーのシャツのこと。
綿のオックスフォード地を使ったボタンダウンのカジュアルシャツは、定番中の定番とも言えるアイテムで、私服の一枚目としては申し分ないでしょう。
ボタンダウンのシャツは今ではドレスシャツとしてスーツに合わせられることも多いのですが、元々は乗馬の時に襟がめくれてこないようにデザインされた、本来元祖カジュアルの代名詞といえるシャツなのです。
せっかく私服で買うのなら、簡単におしゃれ感が出せて、一枚でもさらっとかっこよく決まる、カジュアル寄りのボタンダウンがおすすめです。
最も重要なのはサイズが合っていること
どんなに高級なシャツを着ていても、サイズが合っていないと元も子もありません。
どのようなシャツを選ぼうかを決めたら、いくつかのメーカーのものを試着して自分にぴったりなものを見つけましょう。
特に首周りのフィット感、身頃や袖の幅、袖の長さが合っているかどうかは必ずチェックしてください。
シャツを入れるか?出すか?意外に重要な裾の長さ
カジュアルで私服として着るシャツの場合、裾の長さは短めのものを選ぶのがおすすめです。
スーツに合わせるドレスシャツは、パンツにシャツの裾を入れて着るのが普通。
だからフォーマルシーンに着る事を前提に作られたシャツは、動いても裾が出てこないように長めの丈になっています。
一般的なドレスシャツをそのまま裾を出して着ると、丈が長過ぎてかっこ悪くなってしまいます。
一枚でさらっと着たい場面も多い私服用のシャツは短め丈が基本なのです。
簡単なようでいて、実は奥が深いメンズシャツの世界。
しっかり基本を押さえて選べば、シンプルな格好でもお洒落に見せてくれます。
デートシーンでははもちろんのこと、最近では仕事でもスーツを着ないで私服、という人も増えており、私服を選ぶセンスはますます重要になってきています。
基本的な知識を身につけて、自分にぴったりの素敵な装いを見つけてくださいね。
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