【食の探求・北海道】モリエール 北海道フレンチの開拓者が繰り出す地産地消の極上フレンチ(ミシュラン三つ星)
北海道札幌市中央区にある「モリエール」はミシュランガイド最新版で北海道で2軒しかない三つ星獲得店のうちのひとつ。
今回の【食の探求】シリーズは地産地消の極上の「北海道フレンチ」を提供するモリエールのご紹介です。
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モリエール
札幌市営地下鉄東西線円山公園駅3番出口から歩いて10分ほど、円山公園に入り右に進み、公園を抜けた先にある「モリエール」。
モリエールは、最新のミシュランガイドで北海道で2軒しかない三つ星獲得店のうちのひとつ。北海道を代表するフレンチのお店です。
今回の【食の探求】シリーズは、できる限り北海道産の食材を使った、地産地消の極上の「北海道フレンチ」を提供するモリエールをご紹介します。
オーナーシェフ中道博さんのプロフェッショナリズム
フランスで修行を積んだオーナーシェフの中道博さんは、地元北海道の農家の方々から開拓者の精神を感じとり、自らも北海道フレンチの開拓者として生きることを決めました。
「たとえ自分の名前が残らなくても、北海道にフレンチを根づかせる基盤を築きたい」と言う中道さんの料理はまさにプロフェッショナル。そんな中道さんは、2014年7月14日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも取り上げられました。
プロフェッショナルとは・・・
当たり前のことを大事に続けること。淡々と続けることっていうのは、けっこう自分に対して、あるものを突きつけることが多いので。
そういうことができるっていうことが、プロっていうことなんじゃないでしょうかね。
粗野でありながら上質な料理の数々
オーナーシェフの中道博さんと彼の薫陶を受けるシェフ今智行さんが織りなす「北海道フレンチ」は、その名の通り地産地消、できる限り北海道産の食材を使います。羊蹄山麓や真狩村、美瑛の野菜をはじめ、道内各地で獲れる魚介類や焼尻の仔羊、十勝牛など、厳選された食材が揃います。
そんな北海道の食材のいちばん美味しい一瞬を逃がさず、できたてをお客様にお届けする、というのがモリエールのコンセプト。一皿を構成する素材の種類を抑え、旨みを最大限に引き出すという、フランスの伝統的な技法を使った王道の「北海道フレンチ」と言えるでしょう。
羊蹄山麓や真狩村産の野菜を使ったサラダ
十勝牛
王様椎茸
カスベ
デザートも時期によって様々
北海道の大地や海で育った素材を最高の状態で楽しむ
モリエールのメニューは、ランチが "Menu HOKKAIDO" 7,800円(税込)、5,800円、3,600円、2,800円の4種類。ディナーが予約が必要の"Menu Terroir" 15,000円(税込)、"Menu HOKKAIDO" 12,400円、9,900円、8,000円、6,800円の5種類です。
過酷だけれども恵み豊かな北海道の大地や海で育った最高の素材を、強い信念と高い技術を持った一流の料理人が手を加えた極上の北海道フレンチを是非一度味わってみてください。
宝は足下にある、掘り続けろ
人間には向上心があるから、今よりももっとすごいことを探してしまいがち。でも、新しいことは“普通”のことを突き詰めた先に生まれる
(中道博)
モリエール
営業時間:昼 = 11:30~14:00 (L.O.)
夜 = 17:30~20:00 (L.O.)
定休日:水曜、8月中旬、12月31日、元日、1月第3週
料金:昼 = コース 2,400~6,400 円
夜 = コース 6,400~9,900 円
サービス料 = 5%
住所:札幌市中央区宮ヶ丘2丁目 1-1
TEL:011-631-3155
1st floor of Lafayette Miyagaoka 1-1 Miyagaoka 2chome Chuou-ku Sapporo-shi 北海道札幌市中央区宮ヶ丘2丁目1-1ラファイエット宮ヶ丘1F
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この記事のライター
慶應義塾大学→大手金融機関→会社経営。美味しいお店の予約を取ることに一日の大半を使う自称美食家。グルメに強いこだわりを持っていますが、周りからはグルメぶっている味の分からない男といじられることも。