【食の探求・北海道】温味(ミシュラン三つ星)
北海道札幌市中央区にある「温味(ぬくみ)」はミシュランガイド最新版で北海道で2軒しかない三つ星獲得店のうちのひとつ。
今回の【食の探求】シリーズは日本料理の真髄を堪能できる「温味」のご紹介です。
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温味(ぬくみ)
出典:retty.me
札幌市中央区、すすきの駅から歩いてすぐのビルの3階にある日本料理店「温味(ぬくみ)」。
札幌のど真ん中にある温味は、最新のミシュランガイドで北海道で2軒しかない三つ星獲得店。食べログでも全国ランキングでTOP20位以内に入るほどの名店で(2015年4月時点)、東京をはじめ全国から訪れるファンも多いです。
今回の【食の探求】シリーズは、そんな日本料理の真髄を堪能できる温味をご紹介します。
ザ・ウィンザーホテル洞爺で料理長を経験した店主と利き酒師の女将
店主の山本真樹さんは、札幌の有名割烹「古屋」や大阪の名門日本料理店「かが万」で修業し、香港の日本総領事館や「ザ・ウィンザーホテル洞爺」で腕を振るいました。そんな店主の繰り出す料理は、正統な日本料理の流れに独自の工夫が盛り込まれており、キレの良い仕事ぶりが評判です。日本酒を選ぶのは利き酒師の女将さん。月替わりで揃える純米酒を楽しめます。
女将さんが選ぶ日本酒で、料理も一段と堪能できることでしょう。
店主略歴
昭和四十年、北海道札幌市生まれ。四十八歳。高校中退後、料理人の道を志し、この世界へ。
昭和六十三年、当時、札幌で話題となった日本料理店「古屋」(北海道・札幌)の門を自らたたく。五年間の修行の後、料理長となる。平成十年、日本料理「かが万」(大阪・北新地)にて再度、修行に入る。平成十二年、在香港日本総領事公邸料理人(香港) として、香港へ渡る。その後、ザ・ウインザーホテル洞爺 杜氏賛歌料理長(北海道・洞爺)を始め、ホテル料理長の職を経験。平成十八年九月、日本料理「温味」を開店。
全国各地から旬の食材を厳選
温味の日本料理は、四季を細やかに表現しています。
夏は天然鮎・鱧、冬は天然とらふぐ・すっぽんなど、季節に合わせて、その季節にしか味わえない旬の食材を一番美味しい形で提供しています。
そんな旬の食材は金沢の松葉ガニや九州のふぐといった魚介類や、京野菜・加賀野菜など全国各地から信頼できる仕入先を通して購入。店主の素材本来の味わいを優しく引き出す技で、日本料理に独自の工夫を加えています。
揚げ物~稚鮎の天麩羅蚕豆素揚げ
ミシュラン三つ星ながらも入りやすいお店
温味は夜のみの営業で、10,000円か15,000円のコースの2つから選びます(サービス料5%と消費税が別途かかります)。
席はカウンター席が6席と、個室が2部屋あります。
場所柄もあるのか、ミシュラン三つ星ながらも気軽に入りやすい雰囲気と、地方ならではの抜群のコストパフォーマンス。
目でも舌でも楽しめる日本料理の真髄を是非一度はお楽しみください。
温味(ぬくみ)
営業時間:夜 = 18:00~23:00 (L.O.)
定休日:日曜、祝日、ゴールデンウィーク、8月中旬、年末年始
料金:夜 = コース 8,400~16,800 円
住所:札幌市中央区南3条西3丁目 3 G Dining Sapporo 3F
TEL:011-210-6858
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この記事のライター
慶應義塾大学→大手金融機関→会社経営。美味しいお店の予約を取ることに一日の大半を使う自称美食家。グルメに強いこだわりを持っていますが、周りからはグルメぶっている味の分からない男といじられることも。