おすすめクーペ人気車種ランキングTOP10
スタイリッシュなデザインとエクスクルーシブな空間を持つクーペ。スポーティなテイストやラグジュアリーなスタイルなど、魅力的なモデルが多彩にラインナップしています。国内外でおすすめするクーペをご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.jaguar.co.jp
流麗なスタイルとエクスクルーシブな空間のクーペ
出典:lexus.jp
フランス語で”切る”を意味する”クペ”が語源と伝わるクーペ。自動車のスタイルの一つであり、4人乗りの馬車を2乗り仕様に”切った”ことから生まれたといわれています。ドライブデートで女性に人気が高いという調査結果があることもポイント。適度にタイトな空間は、2人の距離を近づけることにも一役買ってくれるでしょう。
ミニバンやSUVなどの形状と異なり、流麗で美しいシルエットが印象的なクーペ。2人乗りや2人乗り+αのモデルが多く、エクスクルーシブな空間が魅力的です。従来では2ドアモデルが主流でしたが、4ドアにもクーペスタイルが登場。スポーティなモデルやラグジュアリーな高級車が多く、国内外の各メーカーがこだわりのモデルをラインナップしています。
スタイリッシュなクーペのおすすめモデル、国産車と輸入車に分けて10モデルをランキング形式でご紹介しましょう。
【国産車】
5位 トヨタ「86」
出典:toyota.jp
出典:toyota.jp
出典:toyota.jp
名車「AE86」をオマージュして、スバルとの共同開発によって誕生した「86」。ショートーバーハングかつホイールベースを切り詰めた躍動感溢れるポロポーションで、新世代のFRスポーツとして人気です。
専用に開発されたプラットフォームや水平対向エンジンなど、超低重心のFRパッケージを追求しており意のままのドライビングを実現。ナチュラルでフラットな吹け上がりの直噴エンジンは高圧縮化を実現して、幅広い回転域でハイパワー&ハイトルクを発生します。
トランスミッションは操る感覚を楽しめるショートストローク仕様の6速MTを用意。右足に即応するアクセルレスポンスを発揮し、サウンドクリエータが高揚感を昂ぶらせるエクゾーストノートを響かせます。
おすすめは「GT“Limited・Black Package”」で、ブレンボ製のブレーキやトヨタ車最軽量の専用アルミホイールを装備するグレード。爽快なドライビングテイストと”カッコイイ”を求める1台です。
【スペック例】
グレード:GT“Limited・Black Package”
ボディサイズ:全長4240×全幅1775×全高1320(mm)
エンジン:2.0L-F型4気筒 207PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:3,356,640円~
4位 日産「フェアレディZ」
「スカイライン」と共に日本のスポーツカーを牽引する「フェアレディZ」は、国内はもとより米国でも人気の高いモデルで現行型は6代目のZ34型。初代モデルをイメージさせるロングノーズ&ショートデッキのスタイルを継承しており、マッシブなファストバックスタイルが印象的です。
マン・マシンの一体化を命題に、ワイドトレッドやショートホイールベースなど基本構造から追求。軽量化と高剛性を実現したボディに、VVEL※を備え絶妙なアクセルワークに応えるハイパワーエンジンを搭載します。
シンクロレブコントロールを備えた6速MTを用意しており、手軽にヒール&トゥの感覚でシフトチェンジできることも魅力。高剛性かつ軽量な足回りやコントローラブルなブレーキなど、熱い走りにマストなアイテムを装備しました。
おすすめグレードは「Version S」で、レイズ製19inc鍛造アルミホイールやカーウイングスナビを標準装備します。
【スペック例】
グレード:Version S
ボディサイズ:全長4260×全幅1845×全高1315(mm)
エンジン:3.7L-V型6気筒 336PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:4,760,640円~
※VVEL:バルブ作動角・リフト量連続可変システム
3位 レクサス「RC」
出典:lexus.jp
先鋭的や新しいなど意味する”ラディカル”の名を持つクーペが「RC」。アヴァンギャルドなクーペをコンセプトに造り出された独創的なフォルムを持ち、見る者に鮮烈な印象を与えるエクステリアがポイントです。
クーペ専用のプラットフォームをはじめ、応答性の高いステアリングやサスペンションが俊敏なハンドリング性能を実現。レクサス独自の技術によって鍛えられた軽量・高剛性ボディがスポーティな走りの要求に応えます。
おすすめは「RC300」で、フラットなトルク特性と爽快な加速フィールを味わえる2.0Lのツインスクロールターボエンジンを搭載。MT感覚で操ることができ最短0.2秒で変速できる8-Speed SPDSは、多彩な制御による滑らかさや意のままのシフトフィールを楽しめます。
エレガントなインテリアはラグジュアリーかつスポーティな仕立てで、非日常感を演出。優れたパッケージングでスポーツと高級を融合したモデルです。
【スペック例】
グレード:RC300
ボディサイズ:全長4695×全幅1840×全高1395(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 245PS
トランスミッション:8-Speed SPDS
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:5,300,000円~
2位 レクサス「LC」
出典:lexus.jp
ラグジュアリークーペと名付けられたレクサスのフラッグシップクーペが「LC」。レクサスの匠の技が惜しみなく注ぎ込まれており、無二の存在感を発揮するオーラに包まれた1台です。
ご紹介するのは「LC500 L package」で、何処までも加速するような伸びやかさと右足に馴染むレスポンスを発揮するV8エンジンを搭載。組み合わされるDirect Shift-10ATは新開発の多段化ミッションでMTのようなダイレクト感と高速変速を実現し、意のままの爽快なシフトフィールを生み出します。
排気音の音色と音質をコントロールすることによって、高周波の官能的なハーモニーを奏でるエンジンサウンド。人の所作まで考慮しドライバーとパッセンジャーそれぞれが感じる心地よさを追求したインテリアは、上質なマテリアルを駆使して匠が仕上げた珠玉の空間です。
「LFA」譲りの”天使の咆哮”を響かせて駆け抜ける、レクサスのラグジュアリーを体現したモデルです。
【スペック例】
グレード:LC500 L package
ボディサイズ:全長4770×全幅1920×全高1345(mm)
エンジン:5.0L-V型8気筒 477PS
トランスミッション:Direct Shift-10AT
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:13,000,000円~
1位 日産「GT-R」
「スカイライン」の最上級グレードとして登場し、現在は独立モデルとなっている「GT-R」。日本を代表するスポーツカーの1台であり、レーシーで独創的なエクステリアの2ドアクーペです。
圧倒的な動力性能を発揮する専用エンジンVR38DETTを搭載し、GR6型デュアルクラッチトランスミッションが高速シフトを実現。最適な重量バランスのためにトランスアクスル化され、突き詰められた空力特性やプレミアムミッドシップパッケージなどがコンセプトのマルチパフォーマンスを発揮します。
直観的な操作性を求めたインテリアはスイッチのレイアウトや数にもこだわり、細部まで丁寧に仕立てられたコックピット空間。人と機械をつなぐインターフェイスであると同時に、心地よさを感じられるプレミアムな仕上がりです。
唯一無二の圧倒的なパフォーマンスを発揮し、世界に通用する日本のクーペ「GT-R」です。
【スペック例】
グレード:Pure edition
ボディサイズ:全長4710×全幅1895×全高1370(mm)
エンジン:3.8L-V型6気筒 570PS
トランスミッション:6速デュアルクラッチ
駆動方式:4輪駆動
車両本体価格:10,230,840円~
【輸入車】
5位 アウディ「A5」
スポーツバックやカブリオレなどクーペ以外のボディタイプも揃える「A5」。ご紹介するのは「A5 Coupé 2.0 TFSI quattro sport」で、1980年代の名車「クワトロ」を彷彿とさせるシルエットと流れるようなルーフラインが目を惹きます。
従来型エンジンから更にパワーアップされたTFSIエンジンを搭載し、スムーズかつダイレクトなシフトフィールを持つ7速Sトロニックを組み合わせ。定評のあるAWDシステムのquattroが、FRテイストの走りと安定した走行性能を発揮します。
新たなデザインテイストのインテリアは、水平基調のダッシュボードを備えた開放的な空間。Audiバーチャルコックピットがオプション設定されており、様々なコンテンツをメータークラスターに表示できます。
エレガントかつノーブルなスタイルで、フォーマルなシーンにも違和感のないクーペです。
【スペック例】
グレード:A5 Coupé 2.0 TFSI quattro sport
ボディサイズ:全長4690×全幅1845×全高1365(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 252PS
トランスミッション:7速Sトロニック
駆動方式:4輪駆動
車両本体価格:6,860,000円~
4位 ジャガー「F-タイプ」
ジャガーのラインナップで唯一の2ドアクーペにしてピュアスポーツの「F-タイプ」。クーペとカブリオレを揃えておりご紹介するのはベーシックな「F-タイプ クーペ」、流麗なファストバックスタイルでルーフラインに馴染むテールゲートを備えます。
軽量・高剛性なアルミボディを持ち、高効率でコンパクトなターボエンジンを搭載して後輪を駆動。鍛造アルミ製のサスペンションや高精度な車速感応式ステアリングなどが、俊敏なハンドリングと上質な乗り心地を実現しています。
人間工学に基づいてデザインされたインテリアは、ドライバーライクなコックピット感と開放感が融合した機能的で上質な空間。流麗なクーペでありながら400L以上のラゲッジスペースを確保していますので、ロングドライブの頼もしい相棒となるでしょう。
【スペック例】
グレード:F-タイプ クーペ
ボディサイズ:全長4480×全幅1925×全高1315(mm)
エンジン:2.0L-L型4気筒 300PS
トランスミッション:電子制御8速AT
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:8,060,000円~
3位 メルセデスベンツ「C-クラス」
セダン・ステーションワゴン・クーペ・カブリオレと、豊富なボディバリエーションを揃えるメルセデスベンツの中核「C-クラス」。ご紹介するのは「C 180 Coupé Sports」でボンネットエンドから立ち上がり、リアエンドまで伸びる美しいアーチを描くルーフラインがエレガントなシルエットを魅せます。
第3世代といわれる直噴システムを備えたブルーダイレクトエンジンを搭載し、滑らかで俊敏なシフトフィールの9G-TRONICを組み合わせ。爽快な加速フィールとダイナミックなドライビング性能を実現しています。
ラグジュアリーとスポーティを融合したインテリアはスーパースポーツの「AMG GT」をイメージさせ、高揚感が昂ぶる空間。COMANDシステムが最先端のインフォテイメントを可能にし、多彩な機能を直観的に操作できるインテリジェントな側面も魅力的です。
【スペック例】
グレード:C 180 Coupé Sports
ボディサイズ:全長4705×全幅1810×全高1405(mm)
エンジン:1.6L-L型4気筒 156PS
トランスミッション:9G-TRONIC
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:5,680,000円~
2位 ポルシェ「718 ケイマン」
ポルシェのレーシングモデル「718」の伝説を受け継ぐ「718 ケイマン」。ミッドシップレイアウトを採用したワイド&ローなフォルムと、流れるようなルーフラインが明確にその存在を主張します。
低回転域から湧き上がるようなパワーを発揮する伝統のボクサーエンジンの鼓動を背中に、高揚感の高い優れた運動性能を実現。エンジンに合わせて最適なギアレシオを設定された6速MTをセレクトすれば、ダイレクトかつスポーティなシフトフィールのドライビングを楽しめるでしょう。
インテリアはポルシェらしいストイックなデザインと上質さが融合し、スポーティさが引き立つ仕上がり。快適さを保ちながら適切に体をホールドするスポーツシートも装備、フロントとリヤに十分なラゲッジスペースを持つ優れたユーティリティも魅力的です。
【スペック例】
グレード:718 ケイマン
ボディサイズ:全長4385×全幅1800×全高1295(mm)
エンジン:2.0L-F型4気筒 300PS
トランスミッション:6速MT
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:6,730,000円~
1位 BMW「4シリーズ」
クーペ・グランクーペ・カブリオレに加えてハイパフォーマンスな「M4」も揃える「4シリーズ」。オーソドックスなクーペボディは均整のとれたプロポーションで、理想形といえるであろう気品と優雅さを感じさせる姿です。
ご紹介するのは「440i Coupé M Sport」で、BMW伝統のシルキーシックスと評される6気筒エンジンを搭載し、力強く滑らかな走りと官能的なサウンドが響く最上級グレードです。前後50:50の理想的な重量配分を実現しており、低重心やショートオーバーハングが優れたハンドリング性を引き立てます。
ドライバーライクなコックピットとして機能するインテリアは、スポーティとエレガンスをハイレベルで融合したエクスクルーシブな空間。最上級のマテリアルを用いて仕立てられ、ディティールまで抜かりなく造り込まれています。
クーペの理想形を追求し駆け抜ける喜びを味わう、見る者を惹きつける1台です。
【スペック例】
グレード:440i Coupé M Sport
ボディサイズ:全長4670×全幅1825×全高1375(mm)
エンジン:3.0L-L型6気筒 326PS
トランスミッション:8速スポーツAT
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:8,720,000円~
珠玉のドライビングプレジャーのために選ぶクーペ
国内外の各メーカーがラインナップするクーペ。SUVやミニバンなどとは異なりドライブの楽しさや走りの性能を追求したモデルが多く、スポーツモデルからラグジュアリーなモデルまでセレクトに迷いそうです。次の1台にクーペをという選択肢はいかがでしょう。
※ 掲載内容は執筆時点、スペック・価格等は参考で変更になる場合があります。
※ 画像とグレードは一致しない場合があります。
※ 一部日本仕様と異なる場合があります。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。