東京都内で本当に美味しい穴子料理の名店おすすめ11選
栄養抜群でヘルシーな穴子。甘いタレのかかったお寿司や丼ぶりを思い浮かべますが、刺身や薄造り、炙りなど様々な楽しみ方があります。今回はそんな穴子をおいしく食べられる 玉ゐや銀座ひらい、はかりめなどの穴子専門店、乃池などお土産にも人気な穴子寿司のお店、深川つり舟などランチにもぴったりな穴子天丼のお店をご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:r.gnavi.co.jp
ウナギに劣らない魅力の持ち主の穴子
ウナギ目アナゴ科アナゴ属の海産の硬骨魚の穴子。ウナギより豊富に含まれる良質なタンパク質は体力の向上や代謝活動の促進、疲労回復に役立ちます。100gあたり500μgと魚介類の中ではトップクラスの多さのビタミンA(レチノール)には目の健康を支える作用、粘膜や肌の健康を保つ作用、生殖作用の維持、免疫力向上の作用があります。他にも眼精疲労の改善や夜盲症の予防、感染症の予防など様々な効果が期待されます。
ウナギに比べてその味わいは淡泊ですがその分ヘルシーな穴子には蒲焼、白焼き、寿司、煮物、卵とじ、天ぷらなど様々な楽しみ方があります。
穴子料理専門店
日本橋 玉ゐ 本店 (たまい)【日本橋】
東京駅八重洲口から高島屋デパート方面へ徒歩8分、日本橋駅から徒歩3分、日本橋高島屋の裏手にある穴子料理専門店の日本橋 玉ゐ 本店。ミシュランガイド東京の東京駅・丸の内・日本橋エリアのミシュランビブグルマンにも選出されました。古民家のような古さを感じさせる店内にはカウンターとテーブル席があり一人でも複数人でも気軽に入店できそうですが、11時の開店と当時にあっという間に満席になってしまいます。
めそ箱めし:1800円
小箱:1750円
中箱:2950円
大箱:3950円
焼骨 茶漬け用出汁:200円
季節に応じて産地を変えるこだわりの穴子を使用した名物の箱めし。天然穴子を使い一度調理した穴子の仕上がりはふんわりとした穴子の柔らかさを楽しめる煮上げ、香ばしい焼き穴子の風味を味わえる焼き上げの2通りから選べます。メニューは穴子の数量で小箱から中箱というように変わり、穴子の入った重以外には、薬味のゆず、わさび、ごま、ねぎに加え、味噌汁と漬物が付いてきます。そのまま味わうほか途中で薬味を加え、最後に穴子の骨の出汁でお茶漬けにしても楽しめます。
日本橋 玉ゐ 本店
東京都中央区日本橋2-9-9
電話番号:03-3272-3227
営業時間:平日 11:00~14:30、17:00~21:30
休日 11:30~15:30、16:30~21:00
定休日:無休
銀座ひらい【銀座】
出典:k1nm.tokyo
東銀座駅A1出口より徒歩3分、三原橋交差点近くにある穴子料理専門店の銀座ひらい。玉ゐの初代店長を務めたが開いたお店で、銀座4丁目というロケーションでありながら庶民的な横丁の下町のような雰囲気を味わえます。開店して30分ほどで満席となってしまう人気店です。
めそっこ箱めしという穴子重の穴子が2本のっかっているならび。煮穴子、かば焼き、それぞれ1本ずつ
を選択でき、薬味はごま、ゆず、ねぎ、わさび、山椒が付きます。最後にちょうど良いタイミングを見計らって熱々の鉄瓶に入れた出汁を持って来てくれます。出汁を入れていただく穴子飯は一口目から最後の一滴まで穴子の旨みを感じられます。
銀座ひらい
東京都中央区銀座5-9-5
電話番号:03-6280-6933
営業時間:平日 11:00~14:30、17:30~22:00
休日 11:30~15:30、17:30~22:00
定休日:無休
あなご・燗酒 銀座 はかりめ【銀座】
銀座駅A5出口徒歩1分、東銀座駅A1出口徒歩30秒、銀座4丁目交差点近くにある穴子専門店のあなご・燗酒 銀座 はかりめ。和の様式の入り口で迎えられる店内は、カウンター席はもちろんほとんどが個室になっていて掘りごたつのある席など雰囲気を感じさせます。
国産天然穴子使用するあなごのお造りなどのあなごづくしコース。限定の特別プランとして組数限定で人気のあなごづくしコース+特別ドリンクをカウンターならではの醍醐味を味わいながらお得に楽しめるプランです。さばく姿を見ながらの粋な穴子料理を堪能できます。
あなご・燗酒 銀座 はかりめ
東京都中央区銀座5-9-5 チアーズ銀座 6F
電話番号:03-6253-7070
営業時間:12:00~14:30、17:30~23:30(土日祝23:00)
対馬居酒屋 KONNE【田町】
田町駅から徒歩4分、路地を入って建物の2階にあり大きな文字の看板が目印の対馬居酒屋 KONNE。3階はバーラウンジになっており、夏はテラスでBBQなどもできます。清潔感のある店内は席にゆとりがあり居心地の良さを感じられます。
東京で唯一穴子を生で食べられる直送黄金アナゴ。対馬の西側沖で獲れたものは黄金という冠がつき、大きくて脂のノリが格別です。対馬の豊かな海で良質なエビやタコ、イカを餌とし、ジューシーな仕上がりとななっています。豊富なエサで丸々としながらもしっかりと筋肉をつけた穴子の独特な歯ごたえを東京で楽しめます。
対馬居酒屋 KONNE
東京都港区芝5-24-7 2F・3F
電話番号:03-6809-6045
営業時間:18:00~翌2:00(日曜~24:00)
定休日:月曜、祝日
穴子寿司が名物のお店
乃池 (のいけ)【千駄木】
千駄木駅団子坂口より徒歩3分にある創業約半世紀の時を刻む谷中の老舗寿司店の乃池。渋い外観の建物の暖簾をくぐると 昔ながらの雰囲気の白木のカウンター席が広がります。まさに大衆寿司のようなお店で、平日夜は常連さんの憩いの場となっています。
にぎり・ちらし・鉄火巻・鉄火丼・穴子丼など お寿司屋さんの色々なメニューがありますがやはり一番注文されるのは名代穴子ずし。煮上がりがしっとりとした柔らかく仕上がる江戸前の穴子のみが使用され、焼いたりあぶったり、ふんわりと握り甘辛くトロみのあるツメを刷毛で塗られ仕上がっています。 穴子ばかり8貫続けても飽きが来ない、1つ1つの部位とその味わいのちがいを感じられます。
乃池 (のいけ)
東京都台東区谷中3-2-3
電話番号:03-3821-3922
営業時間:月~土11:30~14:00、16:30~22:00
日・祝 11:30~20:00
定休日:水曜
穴子家【大山金井】
大山駅より徒歩3分にある穴子家。八重洲の名店穴子家が板橋に再び暖簾を掲げました。下町風情の大山で伝統的な和とモダンが調和した店内は落ち着いた雰囲気で、青森ひばを惜しみなく使用したカウンターでは職人の手元まで見えるライブ感を味わえます。
初代から受け継がれる穴子家太巻。大きな穴子にかんぴょうやしいたけ、玉子やキュウリと具だくさんな太巻です。香ばしく焼き上げらた穴子とさっぱりとした鮨飯、甘すぎず丸みのあるツメのハーモニーが楽しめます。丁寧な箱に納められた持ち帰り穴子寿司は、大切な方への差し上物やご自宅のご家族へのお土産にもぴったりです。
穴子家
東京都板橋区大山金井町52-4 ラシクラスTOSCA大山 1F
電話番号:050-5594-8819
営業時間:11:30~15:00、17:30~23:00
定休日:水曜
468 (ヨーロッパ)【浅草】
浅草駅1番出口から徒歩13分、A2出口から徒歩5分、浅草ビューホテルの裏にある隠れ家レストランの468。白とダークブランで統一されたインテリアにビタミンカラーの冷蔵庫、4,6,8の数字をかたどったオブジェで遊び心あふれる店内はアットホームな雰囲気で、京都で修業した大将と楽しく会話しながら関西風の棒寿司を楽しめます。
出典:liginc.co.jp
お店の名物 棒寿司の中でも多くのお客様のお目当ての穴子棒寿司。タレの効いた柔らかな焼穴子を使った押し寿司は肉厚で、しっかりとした食べごたえとなっています。ごはんよりも1まわりも2まわりも大きい穴子は主張しすぎない甘辛のタレとの相性が抜群で、ふわふわとした食感が特徴です。ハーフサイズで一人前でお土産としてテイクアウトもできます。
468 (ヨーロッパ)
東京都台東区西浅草3-23-14
電話番号:03-3843-6964
営業時間:13:00~21:00
定休日:月曜
穴子天丼が名物のお店
深川つり舟【国立】
国立駅南口徒歩3分にある日本料理店の深川つり舟。店構えは立派な日本料理店で敷居が高いように感じられがちですが、定食や丼物のメニューが多くボリューミーで親しみやすいお店です。豪快な海鮮丼やいくら丼、高々と積み上げられるかき揚げ丼が人気です。ごはんとお味噌汁はおかわり自由でごはん不足も心配ありません。
第1回全国丼グランプリ、メガ盛り部門で金賞を受賞した穴子天丼。30cmのアナゴが2本に蓮根、なす、かぼちゃ、サツマイモの天ぷらの乗っていて、お客さんの半分は頼むという人気No.1メニューです。身が厚く弾力があり脂の乗った穴子の天ぷらはふわふわな食感で、4種の野菜の天ぷらでは味の変化を楽しめます。りんご、玉ねぎ、魚の骨を焼いて煮詰めてできた秘伝のタレとの相性も抜群です。
深川つり舟
東京都国立市東1-15-18 白野ビル2F
電話番号:0425-76-9910
営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00
定休日:日曜
天正(てんまさ)【御徒町】
出典:b-lunch.com
仲御徒町駅から徒歩3分、御徒町駅から徒歩7分、末広会商店街にある天正。黒が基調のモダンな店内はカフェのようで、手軽でリーズナブルに天ぷらを楽しめます。開店時間前から入店できる時もあり、開店時間には満席になってしまうこともあります。
出典:b-lunch.com
巨大な穴子が3つも乗った江戸前穴子天丼。ホロホロとした食感の穴子はしっとりとした衣には少し甘めのタレがしみ込み、どこか懐かしさを感じさせてくれる家庭の味を楽しめます。
毎日早朝に築地で仕入れた穴子を自慢の丼つゆにくぐらせた穴子の丼つゆづけや天丼に使うサイズよりも一回り大き目の穴子を塩でさっぱりと仕上げた穴子の天ぷら、特製タレで皮目パリッと香ばしく焼いた穴子の白焼き、朝まで生きていたからこそ食べられる穴子一本からほんの少量しかとれない穴子の肝など様々な穴子メニューがそろいます。
天正(てんまさ)
東京都台東区台東3-8-8
電話番号:03-3831-9553
営業時間:11:00~14:00、17:30~22:00
定休日:日曜、祝日、土曜午後
かんだ福寿【大田市場】
品川駅より都バス大田市場行き終点大田市場下車より徒歩2分にあるかんだ福寿。鮮魚では築地市場に敵いませんが青果、花卉の一日当りの取り扱い量は日本一の大田市場。そんな大田市場の野菜や花を包装する資材を販売する店や食料品、食堂が入る関連棟にある食堂で、以前は大松という店名でした。
丼から溢れ出す2本の穴子が圧巻のビジュアルの名物穴子丼。大きな穴子の天ぷらの上には骨の天ぷら、輪切りの芋天、ししとう天衣が乗っています。サクサクとしたたっぷりの衣がついた穴子は甘めのタレがしっかりとしみ込んでいます。揚げるのに使用されるごま油のゴマの風味がふっくらとした穴子を引き立てます。
かんだ福寿
東京都大田区東海3-2-1 大田市場事務棟 2F
電話番号:03-5492-5872
営業時間:7:30~19:30(土曜~16:00)
定休日:日曜、祝日
寿々喜屋(すずきや)【両国】
両国駅から徒歩15分、蔵前橋通り沿いにある寿々喜屋。60年以上この地で営業している下町の老舗蕎麦屋で、スカイツリー観光の際に立ち寄りたいお店です。自家製のそば粉に前代から数十年使われるホワイトクルマエビ、新鮮な紫色をし火を通し寝かせるかえしを用いたしょうゆ、健康に良く自然な甘さの三温糖などのこだわりの食材が使われます。
エビの天ぷらが3本、穴子の天ぷらが1本でできたスカイツリー天丼。思わず笑ってしまいそうなほどの豪快な穴子は蓋に支えられて立っています。衣は厚めながらも身はふっくらとし肉厚で食べ応えを感じられます。
寿々喜屋(すずきや)
東京都墨田区石原2-15-1
電話番号:03-3622-0213
営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
定休日:日曜、祝日、土曜夜
お気に入りのお店でおいしい穴子を
いかがでしょうか。今回は東京都内食べられる穴子料理店を専門店、穴子寿司が名物のお店、穴子天丼が人気のお店に分けてご紹介しました。煮穴子を使った握りや天ぷらが2大穴子料理とされていますが、穴子料理店では蒲焼や白焼き、刺身でもいただけます。ぜひお店に足を運び、ヘルシーで栄養満点な穴子を様々な食べ方で楽しんでみてください。
東京都内のうなぎの名店ならこちら
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女子大生。