あなたも絶対騙される!おすすめどんでん返し映画15選

あなたも絶対騙される!おすすめどんでん返し映画15選

それまでの展開を一気に裏切られる衝撃のラスト。「うわ、やられた!」と思わず声をあげてしまうような“どんでん返し”が待ち受けている映画って、いつ観てもおもしろいですよね!今回は古い作品から近年のものまで、どんでん返しを楽しめるサスペンス映画を集めました。

mrmk1104Moeka Kotaki
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      1. 目次
  1. こんな展開あり!?おすすめどんでん返し映画
  2. 1. 情婦 (1957)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 絶対に予想できない!驚きの真相とは?
  3. 2. オールド・ボーイ (2003)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 想像を絶する残酷さ!なぜ彼は監禁されたのか?
  4. 3. エスター (2009)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 美しい少女の素顔は、はたして・・・
  5. 4. ミッション・8・ミニッツ (2011)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 時間ループを繰り返せ!物語の驚きの結末は?
  6. 5. スティング (1973)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 何度でも観たくなる!二転三転する物語
  7. 6. 私が、生きる肌 (2011)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. その皮膚の下に眠るものとは、一体?
  8. 7. ピエロがお前を嘲笑う (2014)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. ハッカー集団がしかける、魅惑の犯罪ミステリー!
  9. 8. ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ (2005)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. チャーリーって誰だ?恐ろしい“かくれんぼ”の先に・・・
  10. 9. シャッター・アイランド (2010)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 「謎が解けるまで、その島から出てはならない」
  11. 10. ユージュアル・サスペクツ (1995)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. どれも伏線かも?物語の鍵を見逃さないで!
  12. 11. ゲーム (1997)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 人生を変えるような、素晴らしい体験?
  13. 12. 隣人は静かに笑う(1999)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 不気味な隣人の正体は?社会派サスペンス
  14. 13. マルホランド・ドライブ (2001)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 「わたしのあたまはどうかしている。」
  15. 14. アイデンティティー (2002)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 犯人はこの中にいる!王道サスペンス映画
  16. 15. シックス・センス (1998)
    1. 作品概要・あらすじ
    2. 分かっていても面白い!永遠の名作
  17. 映画で痛快に騙されよう!
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こんな展開あり!?おすすめどんでん返し映画

眠気も吹き飛ぶ、笑ってしまうぐらいびっくりする。二転三転するストーリー。ひやひやさせられるサスペンス映画や、痛快で華麗な犯罪劇。そして最後には必ずどんでん返しが待っている・・・今回はそんなおすすめ15作品をご紹介していきたいと思います!ぜひあっと驚くような映画を観たい時参考にしてみてくださいね。

1. 情婦 (1957)

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作品概要・あらすじ

病院から退院したばかりのウィルフリッド卿は、口は悪いけれども名の知れた敏腕弁護士。そんな彼の元に、裕福な未亡人を殺した容疑がかけられた男レナードが連れてこられます。レナードは容疑を否認しているものの、状況だけ見ればとても不利なもの。彼の無罪を証明できるのはレナードの妻、クリスチーネだけ!しかしクリスチーネにも思わぬ秘密が、そして法廷で彼女が発した衝撃の一言とは・・・?二転三転するストーリーを楽しめる法廷ミステリーです。

絶対に予想できない!驚きの真相とは?

“ミステリーの女王”と呼ばれるアガサ・クリスティの小説が原作の『情婦』。1950年代に制作された古い映画ですが、その面白さは全く色あせることがありません。

怪しそうに見えない容疑者、レナード。秘密を抱えた美しい妻、クリスチーネ。本当の真犯人はいったい誰なのか?事件を調べるウィルフリッド卿の、ユーモアたっぷりの憎まれ口も魅力です。映画の結末は、きっとどんでん返しの物語をたくさん見ている人でも絶対に予想がつかないこと間違いなし!2時間という長さを全く感じさせない映画です。

公開 : 1958年3月12日
監督 : ビリー・ワイルダー
出演 : タイロン・パワー、チャールズ・ロートン、マレーネ・デュートリヒ

2. オールド・ボーイ (2003)

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作品概要・あらすじ

ごく普通の暮らしを送っていたサラリーマン、オ・デス。ある日彼は突然拉致され、小さな部屋に監禁されてしまいます。15年後、またいきなり解放されるオ・デス。なぜ彼はいきなり監禁されたのか?そしてなぜ今解放されたのか?謎を解き明かすために奔走する主人公の姿を描いたアクション・サスペンスです。
日本の漫画を韓国で映画化したこの『オールド・ボーイ』。そのあまりにも衝撃的な内容が評判を呼び、ハリウッドでもリメイクされました。

想像を絶する残酷さ!なぜ彼は監禁されたのか?

理由もわからず15年間もの間監禁されてしまった主人公。解放された彼の前に謎の男が現れ、「5日間で謎を解きあかせ」と告げるのですが・・・明かされる主人公の過去やキーパーソンとなる謎の女性、次々と現れる出来事が衝撃の展開をつむいでいきます。陰鬱な雰囲気やバイオレンス描写は、トラウマになりそうなほど恐ろしいもの。そして残酷すぎる結末に、きっと声を失ってしまうはずです。

恐ろしいのに目が離せない、そして人にもおすすめしたくなる映画『オールド・ボーイ』。これを観れば他の韓国サスペンス映画も観たくなるかも?

公開 : 2004年11月6日
監督 : パク・チャヌク
出演 : チェ・ミンシク、ユ・ジテ

3. エスター (2009)

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作品概要・あらすじ

流産した経験を持つケイトは悪夢にうなされ、アルコール依存にも悩む日々。夫のジョンとの関係も険悪なものになっていました。ある日2人は夫婦仲を取り戻すために、孤児院から養子をもらってくることを決意。そこでエスターというどこか不思議な魅力を持つ、大人びた美しい少女を迎えます。しかしエスターがやってきたとたん、奇妙な出来事がおこりはじめて・・・

「この娘、どこか変だ。」そんなキャッチコピーがゾクっとする好奇心をかりたてられますよね。

美しい少女の素顔は、はたして・・・

ケイトとジョンの夫婦に迎えいれられ、最初は普通にふるまっているエスター。しかしいつも首と手首にリボンを巻いていたり、入浴する時は厳重に鍵をかけたりと奇妙な行動や態度をみせ始めて・・・じょじょに露わになっていくエスターの本性にヒヤヒヤさせられ、次はどうなるのかと手に汗を握ってしまいます。そしてエスターの真の姿を知った時思わず「そういうことか!」と声をあげたくなってしまうはず。
ぜひ不気味な『エスター』でゾクっとした感覚を楽しんでみてください。

公開 : 2009年10月10日
監督 : ジャウム・コレット=セラ
出演 : イザベル・ファーマン、ヴェラ・ファーミガ

4. ミッション・8・ミニッツ (2011)

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作品概要・あらすじ

陸軍パイロットのスティーブンス大佐が目を覚ますと、そこはシカゴ行きの電車の中でした。目の前に座る女性にも、自分自身の顔や身分証にも見覚えがありません。そしてその8分後、列車は大爆発して乗客は全員死亡してしまいます。

しかし、スティーブンスの意識はそのまま。彼はどこかの場所で、操縦席のようなところに座っていました。実は彼は政府の極秘ミッションで、列車の爆発事故を防ぐべく乗客の意識にもぐりこみ、8分間のうちに犯人を見つけるという任務を任されていたのです。何回も同じ8分間を繰り返すうち、スティーブンスはあることに気がついていきます・・・

時間ループを繰り返せ!物語の驚きの結末は?

犯人を見つけるまで何度も何度も同じ時間を繰り返し、自分も死んでは意識だけまた列車の中に戻り・・・8分間を繰り返すうち、だんだんと列車爆発事故の真相に近づいていくスティーブンス。彼は犯人を見つけることができるのでしょうか?

時間ループの映画は多々ありますが、『ミッション・8・ミニッツ』はこれまでのループものとはまた一線を画した作品です。スティーブンスが行き着く結末とは、果たして?SF要素満点のサスペンス映画『ミッション・8・ミニッツ』の世界、ぜひのぞいてみてくださいね!

公開 : 2011年10月28日
監督 : ダンカン・ジョーンズ
出演 : ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン

5. スティング (1973)

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作品概要・あらすじ

舞台は1930年代、シカゴ。若き詐欺師のフッカーは、ある日だまし取った大金のせいで自分の師匠のような存在を殺されてしまいます。仇を討ち、恨みをはらすため、フッカーは賭博師のゴンドーフに協力を頼んで一世一代の大博打をうつことに決めるのですが・・・
アカデミー賞作品賞をはじめ7部門を受賞した、映画史に残る傑作犯罪映画です。

何度でも観たくなる!二転三転する物語

若い詐欺師のフッカーと賭博師のゴンドーフ、そしてフッカーたちが立ち向かうギャングたちと悪徳警官・・・悪役も魅力的な『スティング』。映像やファッションも70年代の雰囲気を感じさせる、とてもおしゃれな仕上がりになっています。

華麗な詐欺師たちのテクニックや、テンポよくコミカルにどんどん進んでいくストーリーには、一瞬たりとも目が離すことができません!そして拍手を送りたくなってしまうような、傑作の結末が待っているんです。ラストを知っていても何回でも観たくなる、騙されたくなる名作『スティング』。観るたびに新しい発見が得られるところも、この作品の魅力です。

公開 : 1974年6月15日
監督 : ジョージ・ロイ・ヒル
出演 : ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード

6. 私が、生きる肌 (2011)

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作品概要・あらすじ

天才形成外科医のロベルは、最愛の妻を交通事故で亡くしてから完璧な皮膚をつくることに心血をそそいでいました。モラルが欠けてしまっている彼はベラという女性を監禁し、人口の皮膚を貼り付けて亡き妻そっくりに変えてしまおうとしていたのです。どんどん妻の代わりを完成させていくロベル。しかしそんな禁断の実験の最中に、ある事件が起こって・・・

カンヌ国際映画祭や英国アカデミー賞など、数々の映画祭でノミネート、受賞した話題の問題作です。

その皮膚の下に眠るものとは、一体?

人口皮膚を貼り付けて整形手術を施し、亡き妻の代わりの人間を創り上げる。完全にモラルを脱してしまっている、悲しき狂った主人公ロベル。部屋に並ぶ実験器具や薬品、毒々しい色彩をはなつ映像と美しく創造されたベラ。背徳的でひんやりとした嫌な余韻を残す、越えてはいけない一線を越えてしまっている映画が『私が、生きる肌』です。
次々と明かされていく真実とは、そしてその肌の下にはいったい何が眠っているのか?美しくも気味が悪い作品を観たい!というときに、おすすめの作品です。

公開 : 2012年5月26日
監督 : ペドロ・アルモドバル
出演 : アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ

7. ピエロがお前を嘲笑う (2014)

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作品概要・あらすじ

物語は天才ハッカーの少年、ベンヤミンが警察で自白をすることから始まります。彼は多大な被害をあたえたハッキング事件を起こしただけではなく、殺人事件の容疑もかけられていました。ベンヤミンは天才ハッカー集団“CLAY”に加担し、それが原因で様々な陰謀に巻き込まれていたのでした。警察はベンヤミンの証言をもとに事件を探りだすのですが、次々と奇妙な事実が分かってきて・・・

ハッカー集団がしかける、魅惑の犯罪ミステリー!

ベンヤミンの回想とともに明かされていく、天才ハッカー集団“CLAY”の悪業。その大胆不適な行動や華麗なハッキングっぷりは爽快なほど!ハッカーたちのネットの世界を表した映像や怪しげなピエロのマスクなど、ワクワクさせる演出も満載です。

これが真相か、と思ったらさらにまた別の事実が。ようやく落ち着いたと思ったらまたどんでん返しが!『ピエロがお前を嘲笑う』天才ハッカー集団にあなたも絶対騙されること、間違いありません。

公開 : 2015年9月12日
監督 : バラン・ボー・オダー
出演 : トム・シリング、エリアス・ムバレク

8. ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ (2005)

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作品概要・あらすじ

母親を自殺で亡くしてしまったエミリーと、父親のデイヴィット。心を閉ざしてしまったエミリーを心配したデイヴィットは、郊外の一軒家に移り住むことにします。そこでエミリーは“チャーリー”という友達と遊ぶようになるのですが、デイヴィットにはチャーリーの姿は見えず・・・

デイヴィットを演じるのは『ゴッドファーザー』シリーズや『タクシードライバー』に出演する名優、ロバート・デ・ニーロ。エミリーを演じるのは天才子役と言われたダコタ・ファニングです。妹のエル・ファニングも近年女優として活躍しています。

チャーリーって誰だ?恐ろしい“かくれんぼ”の先に・・・

家族が「親しい」と言い張る友達が、自分には見えていなかったら。家族がおかしいのか、自分がおかしいのか・・・この『ハイド・アンド・シーク』には、父のデイヴィットと娘のエミリーのほぼ2人しか登場しません。しかし時折挟まれる悪夢のような映像や、襲いかかる奇妙な出来事の連続にまさに“かくれんぼ”をしているかのような緊張感を味わうことができます。

実はこの映画、日本のDVDには公開された当時と別パターンのエンディングも収録されているんです。どちらも身の毛がよだつその結末、チャーリーとはいったい誰なのか?ぜひ真相を確かめてみてくださいね。

公開 : 2005年4月23日
監督 : ジョン・ボルソン
出演 : ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング

9. シャッター・アイランド (2010)

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作品概要・あらすじ

そこは精神病患者を収容する施設がある、世間とは隔離された孤島。その施設である女性患者が、謎のメッセージを残し失踪してしまいます。事件の担当者となったテディ保安官は島に出向くのですが、その島の異様さに気づきはじめて・・・

監督は『ヒューゴの不思議な発明』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など様々なジャンルの映画を多くてがける巨匠マーティン・スコセッシ。主演は名俳優レオナルド・ディカプリオです。この2人がタッグを組んだサスペンスなんて、おもしろくないわけがありませんよね!

「謎が解けるまで、その島から出てはならない」

精神病の患者たちが収容されている施設は、ぽつんと怪しげにたたずむ孤島。そこでだんだん明らかになっていく驚愕の事実・・・物語の舞台が“人里離れた隔離された場所”というだけでワクワクしてしまいますよね。静かな中に狂気がにじみ出ている映像は、恐ろしくもじっと見入ってしまいます。
多くの謎に満ちた内容とその結末に、今も評論家たちの間で議論が繰り広げられている『シャッター・アイランド』。様々なトリックがしかけられた超大作、ぜひ心してご覧ください。

公開 : 2010年4月9日
監督 : マーティン・スコセッシ
出演 : レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ

10. ユージュアル・サスペクツ (1995)

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作品概要・あらすじ

ある時カリフォルニアの港に停まっていた船が爆発し、中から死体が多数見つかるという事件が起こります。事件の担当捜査官は、その事件で生き残った男ヴァーヴァルを尋問することに。ヴァーバルは爆発事件の前に起こった出来事を話しだします。

6週間前、武器強奪事件の容疑者として集められた5人の男たち。彼らは釈放されたあと、協力して警察の汚職が絡んだ宝石を強奪するのですが実は中身は麻薬で・・・絶体絶命に陥った彼らの前に現れたのは伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の弁護士と名乗る男。実は5人が留置場に集められたのも一連の事件も、すべてカイザー・ソゼが仕組んだことだというのです。船の炎上事件と、このカイザー・ソゼの関連とは?緻密な作りが評判をよんだ犯罪ミステリーです。

どれも伏線かも?物語の鍵を見逃さないで!

謎の人物が何人もを射殺し、船を爆発させるオープニングはまさに「これからミステリードラマが始まるぞ」という雰囲気。このユージュアル・サスペクツは計算しつくされた精巧なストーリーで、アカデミー賞脚本賞を受賞しました。
物語はヴァーヴァルという男の回想話で展開されるのですが、実は至るところに伏線が。どんどん回収されていく展開に脱帽してしまいます!そして思わずニヤリとしてしまう、思いがけないラストがあなたを待っています。
ホラーめいた雰囲気も、グロテスクな描写もないのでカップルでの鑑賞もおすすめしたい作品です。

公開 : 1996年4月13日
監督 : ブライアン・シンガー
出演 : ガブリエル・バーン、ケヴィン・スペイシー

11. ゲーム (1997)

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作品概要・あらすじ

主人公は銀行の経営で成功した男、ニコラス。彼は48歳の誕生日に弟のコンラッドからある“ゲーム”の招待状をプレゼントされます。最初はバカにしていたニコラスでしたが、参加しているうちに次々と奇妙な出来事がニコラスの周りで起こりはじめます。やがて起こったトラブルは恐ろしい展開をみせて・・・

作品を手がけるのは『セブン』や『ゴーンガール』など、サスペンス映画に定評があるデヴィッド・フィンチャー監督です。

人生を変えるような、素晴らしい体験?

お金もかからないし、嫌ならすぐにやめることもできる。ゲームは参加者次第。そして、「人生を変えるような素晴らしい体験ができる。」そんな文句に誘われてゲームにのることにしたニコラス。しかし彼のまわりではおかしなことが起こり始め、やがては笑えないような事件まで。しかしそれもすべて「ゲームだ」と言われてしまうことにゾッとさせられます。
果たして、ニコラスにはどんな運命が待っているのか。マイケル・ダグラスとショーン・ベンという、2人の名優の演技合戦も魅力です。ハラハラしたい時にぜひ『ゲーム』、手にとってみてください!

公開 : 1998年2月7日
監督 : デヴィッド・フィンチャー
出演 : マイケル・ダグラス、 ショーン・ベン

12. 隣人は静かに笑う(1999)

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作品概要・あらすじ

大学でテロリズムの歴史について教えている主人公のマイケル・ファラディは、ある日道で怪我を負っている少年部レディを助けます。ブレディはマイケルの隣の家に越してきた、ラング夫妻の息子でした。これを機にラング家とファラディ家の交流が始まるのですが、マイケルはオリヴァーあてに届いた同窓会の案内をみて彼の学歴詐称に気づいてしまいます。そこからオリヴァーの素顔を知ることになり・・・

不気味な隣人の正体は?社会派サスペンス

オリヴァーの学歴詐称に気づき、調べていくうちに彼の恐ろしい素性を知ることになる主人公マイケル。なかなかマイケル以外の人間が疑わない姿にやきもきさせられるばかりです。衝撃の後味がべったりと残る結末ですが、伏線を次々と回収していく展開には「すごい!」の一言。また観終わったあとはふと考えさせられる、社会派なサスペンス映画でもあります。
あなたの隣の家の人は、どんな人ですか・・・?『隣人は静かに笑う』ぜひ観て頂きたい作品です。

公開 : 1999年4月17日
監督 : マーク・ベリントン
出演 : ジェフ・ブリッジス、ティム・ロビンス

13. マルホランド・ドライブ (2001)

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作品概要・あらすじ

真夜中に、マルホランド・ドライブで事故が発生。生き延びた1人の黒髪の女性は、ハリウッドの街までなんとかたどりつきます。助けをもとめに入った家は、有名な女優の自宅でした。黒髪の女性は女優の姪、ベティに見つかりますが自分の名前を思い出すことができず、とっさにリタと名乗ります。ベティはリタに同情し、彼女の失った記憶を取り戻すために協力するのですが・・・

ベティを演じるのは『キング・コング』や『21g』などに出演する人気女優、ナオミ・ワッツ。ベティとリタの美しさがよりこの物語の奇妙さを際立たせています。

「わたしのあたまはどうかしている。」

そんなキャッチコピーの『マルホランド・ドライブ』。まさにその通り、観ていると何が正しくて何が間違っているのか分からなくなってしまう、そんな奇妙な世界に引き込まれてしまいます。注意していないと途中でこんがらがってしまう、難解で不思議な作品です。
2人の美人女優が魅せる演技も大胆で、エロティック。衝撃と共に切なさも胸に残る、そんなサスペンス映画が『マルホランド・ドライブ』です。難しい映画に悩まされたい!美人女優を拝みたい!そんな時はぜひ『マルホランド・ドライブ』で、非日常な感覚を味わってみてください。

公開 : 2002年2月16日
監督 : デヴィッド・リンチ
出演 : ナオミ・ワッツ、ローラ・ハリング

14. アイデンティティー (2002)

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作品概要・あらすじ

ある大雨の夜、引き寄せられるようにモーテルに集まった11人の男女たち。しかし、モーテルの中で次々と猟奇殺人事件が起こり始めます。恐怖におののく人々でしたが、実は彼らには共通点が?そしてまたあるところでは、とある死刑囚の再審議が行われていました。果たしてこの審議とモーテルの彼らには、どんな関係があるのでしょうか?ヒヤヒヤさせられっぱなしのサイコ・サスペンスです。

犯人はこの中にいる!王道サスペンス映画

サスペンス映画やホラー映画の定番の舞台、モーテル。犯人は自分たちの中にいる!という王道な展開で進みますが、やがてとんでもない事実を知ることになるのがこの『アイデンティティー』です。モーテルに集まった11人の男女の共通点とは?そして時折挟み込まれる犯罪者の審議の場面は、どのようなつながりを持っているのか?最後まで震えがとまらない『アイデンティティー』、ぜひタイトルの意味に注目しながら観てみてくださいね!

公開 : 2003年10月25日
監督 : ジェームズ・マンゴールド
出演 : ジョン・キューザック、レイ・リオッタ

15. シックス・センス (1998)

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作品概要・あらすじ

どんでん返しの映画と聞いて、真っ先にこの映画を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「この映画にはある秘密があります。まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい」そんな印象的なオープニングで始まる映画、『シックス・センス』です。

精神科医のマルコムは、かつての患者の凶弾にうたれてから回復したばかり。そんなマルコムはある日、人には見えないものが見える“第六感”を持つ少年、コールに出会います。コールの治療をしながら自分自身も癒されていくマルコム。やがて、思わぬ事実が彼を待ち受けていて・・・
マルコムを演じるのは『ダイ・ハード』や『アルマゲドン』でおなじみのブルース・ウィリスです。

分かっていても面白い!永遠の名作

有名な『シックス・センス』、観たことがなくてもどんでん返しの内容だけ知っている!という方もいるかもしれません。しかしコールとマルコムの交流や不可思議な出来事の連続、そして人間ドラマもしっかりと描かれているストーリーは、結末を知っていてもついつい引き込まれてしまう面白さです。
過去に一度観たことがある!という方も。ぜひもう一度名作『シックス・センス』、観返してみてはいかがですか?

公開 : 1999年10月30日
監督 : M・ナイト・シャマラン
出演 : ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメン

映画で痛快に騙されよう!

想像もつかない展開で私たちをハラハラドキドキ、時には身の毛がよだつほどひやりとさせてくれる“どんでん返し”映画。ぜひ今回ご紹介した作品で、華麗に裏切られてみませんか?観たあともネタバレ厳禁、でも人に絶対おすすめしたくなる!そんな作品をぜひ楽しんでみてくださいね。

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Moeka Kotaki

フリーライター。主に映画のことについて執筆中。

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