2017年発売予定の国産新型車 注目モデルを厳選紹介【動画付き】

2017年も各メーカーが続々と新車を投入します。遂に復活するあのスーパースポーツカーをはじめ、セダンやSUVなど魅力的なモデルが多彩にラインナップ。海外では既にリリースされているモデルもあり、日本への導入が待ち遠しいところです。

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スーパースポーツからコンパクトまで注目モデルが目白押し

出典:www.honda.co.jp

「SKYLINE COUPE」やレクサスのニューモデル「LC」など、ラグジュアリーなクーペがデビューする予定の2017年。人気のコンパクトモデル「MARCH」や、上質なセダンの「CAMRY」など多彩なモデルの登場が予定されています。

既にリリースが開始されているスバルの「XV」や、マツダの「CX-5」などSUVをはじめ、復活を果たしたスーパースポーツのホンダ「NSX」など注目度の高いモデルが目白押しです。

2017年に発売が予定されている国産新型車の情報を厳選して動画付きでお届けします。

HONDA「NSX」

出典:www.honda.co.jp

出典:www.honda.co.jp

1990年にデビューした初代「NSX」。国産車で本格的なスーパースポーツとして他に類を見ないモデルであり、2006年まで製造されたロングライフモデルでした。そして2016年に10年の時を経て復活した2代目「NSX」。日本国内では2017年2月からリリースが開始されましたが、年間販売予定台数は約100台とのこと、すぐにもプレミアが付きそうです。

エクステリアはミッドシップスポーツらしいアグレッシブなスタイル。強固なモノコックに前後ラダーフレームを組合せ、カーボンやシートモールディングコンパウンドなど軽量・高剛性な素材を多用しています。インテリアはドライバーを包み込むコックピット感のある仕上がり。上質なミラノレザー&アルカンターラのコンビシートは、体幹を保持する新開発のスポーツシートです。視認性の良いTFTメーターを採用、各部のサポートパッドがサーキット走行でもドライバーをサポートします。

パワートレインはV6エンジンとフロント×2+リヤモーターの組み合わせで、581PSというシステム出力を発揮。「NSX」のために進化したSPORT HYBRID SH-AWDが、今までに感じたことがないオンザレールのドライビングフィールを可能にしています。組み合わされるのは9速デュアルクラッチトランスミッション、心地よいシフトフィールを追求しました。

全てに新次元のテクノロジーを投入したスーパースポーツ「NSX」です。

【スペック】
モデル:NSX
ボディサイズ:全長4490×全幅1940×全高1215(mm)
エンジン:3.5L-V型6気筒 507PS
フロントモーター:37PS×2
リヤモーター:48PS
トランスミッション:9速AT   
駆動方式:四輪駆動
車両本体価格:23,700,000円~(参考)

公式サイト:HONDA「NSX」

HONDA「CIVIC」

出典:www.honda.co.jp

出典:www.honda.co.jp

出典:www.honda.co.jp

1972年に登場し日本をはじめアメリカでも大ヒットした「CIVIC」。8代目のFD型生産終了後にラインナップから外れていましたが、10代目となるFC型は日本にも導入されるようです。既に北米では販売されており、セダン・クーペ・ハッチバックをラインナップ。2017年1月に開催された東京オートサロンで日本への導入が発表されましたが、ボディタイプはセダンとハッチバックになる模様です。そして2月に行われたジュネーブモーターショーで「TYPE R」が発表されました。

「CIVIC」の中でもコアなファンが多い「TYPE R」。次期型はサーキット走行を想定しながらも、一般道での走行性能も重視しているようです。欧州仕様ではMAX320PSを発揮する2.0LのVTECターボエンジンを搭載、ここに6速MTが組み合わされます。そして3パターンのドライビングモードを用意、走行状態に合わせて最適なモードをセレクトできるようです。

日本でのデリバリーが愉しみな次世代「CIVIC」です。

公式サイト:HONDA「CIVIC」

NISSAN「SKYLINE COUPE」

出典:www.infinitiusa.com

出典:www.infinitiusa.com

2016年にデトロイトモーターショーでワールドプレミアが行われた「INFINITY Q60」。北米ではリリースが開始されており、日本には「SKYLINE COUPE」として導入される予定です。エクステリアはインフィニティのコンセプトモデル「ESSENCE」の要素を取り込んだエモーショナルなデザイン。インテリアは流れるような面構成でラグジュアリーな仕上がり、北米仕様では上質なレザーシートがセットされています。

北米仕様のエンジンは210PSの2.0Lターボエンジンから、405PSの3.0L-V6エンジンまで3タイプを用意。それぞれにAWD仕様もあるプレミアムなスポーツクーペです。そして2017年のジュネーブモーターショーでは「プロジェクト・ブラックS」を発表。ルノーF1チームと共同開発されたモデルで、F1で使われているブレーキングのエネルギーを回収できる技術・ERSを投入しています。エクステリアには専用のエアロパーツを装備し、エンジンは500PS以上ともいわれるハイスペックモデルです。

日産のフラッグシップクーペとなる「SKYLINE COUPE」です。

NISSAN「MARCH」

出典:www.nissan.fr

出典:www.nissan.fr

1982年にデビューした人気のコンパクトカー「MARCH」。日本国内ではまだ4代目のK13型が販売されていますが、2016年9月に開催されたパリモーターショーで、新型「MICRA」のワールドプレミアが行われています。このモデルが次期「MARCH」で、コンセプトカー「SWAY」がそのまま市販車になったようなスタイル。躍動感のあるエクステリアで、リヤのドアノブをガラスエリアにセットしているため2ドアのように見えます。

エクステリアには、力強いVモーションデザインを採用。欧州仕様が公開されていますが、現行モデルに比べてボディが一回り大きくなっています。インテリアは現行型よりもかなり上質で、細かいディティールまで丁寧な仕上がり。よりドライバーズライクで、ステアリングには各種コントロールが可能なスイッチが装備されています。

「MARCH」が上質なプレミアムコンパクトに生まれ変わります。

TOYOTA「CAMRY」

出典:www.toyota.com

出典:www.toyota.com

2017年1月に開催されたデトロイトモーターショーで、ワールドプレミアが行われた新型「CAMRY」。グラマラスなフロントマスクを持ち、複雑な面構成のCピラーが特徴の4ドアクーペスタイルです。インテリアも先進のスタイルで、立体的なダッシュボードに大型のモニターを備えています。

エンジンは2.5Lの4気筒エンジンを、トランスミッションは新開発の8速ATが搭載されるようですが、まだ詳細なスペックは公表されていません。国内の現行モデルはハイブリッドのみですので、ここも気になるところです。プラットフォームをはじめパワートレインなどが、次世代のアーキテクチャーであるTNGAによって全て刷新。ボディは現行モデルよりも若干大きくなり、ホイールベースも延長されるようです。

グローバルに展開するワールドワイドなセダン、新型「CAMRY」です。

LEXUS「LS」

出典:lexus.jp

出典:lexus.jp

レクサスのフラッグシップであり頂点に君臨するセダン「LS」。この新型が2017年3月に開催されたジュネーブモーターショーでワールドプレミアされました。公開されたのは「LS500h」で、マルチステージハイブリッド採用モデル。先だってデトロイトモーターショーで公開された「LS500」のハイブリッド仕様車です。

エクステリアはCピラーが緩やかに傾斜したクーペスタイルを取り入れ、躍動感と静寂が融合したデザイン。インテリアも斬新な仕立て、水平基調でドライバーを中心に広がる空間は繊細な印象です。匠の手によって造り出される珠玉の設えで、細部まで丁寧な仕立てが成されています。

パワートレインはマルチステージハイブリッド。3.5LのV6エンジンに2モーターが組み合わされ、有段ギヤを持つ自動変速機を装備します。スタビリティをコントロールする様々なシステムを、レクサスダイナミックハンドリングシステムで統合。あらゆる路面やシーンで上質なドライビングが可能になります。

新世代のフラッグシップオブレクサス、新型「LS」です。

公式サイト:LEXUS

LEXUS「LC」

出典:carview.yahoo.co.jp

出典:lexus.jp

2017年3月にリリースされた「LC」。レクサスのフラッグシップクーペであり、ハイブリッドとV8エンジン搭載モデルをラインナップします。価格も「LS」と並んでおり、メルセデスベンツのSクラスクーペやBMWの6シリーズをライバルとするクラスになりました。

パワートレインはマルチステージハイブリッドと、自然吸気エンジンを用意。このマルチステージハイブリッドの市販車への搭載は世界初、ハイパワーなV6エンジンとモーター2基の組み合わせです。そして10速の有段ギヤトランスミッションを採用することで、適切なシフトタイミングを可能にしてよりダイレクトなシフトフィーリングを実現。15.8Kmという低燃費を実現しています。

おすすめグレードは「LC500 S package」で、エクステリアはエモーショナルなLフィネスデザイン。アイコンであるスピンドルグリルから始まり、各パートが複雑な面構成で仕立てられています。ドア後端を絞り込みボリュームのあるリヤフェンダーへ、ルーフは軽量なCFRP製です。ハイパワーな5.0L-V8エンジンを搭載、電子制御される10速ATが組み合わされます。さらにトルセンLSDやギヤ比可変ステアリング、アクティブリヤウィングも装備。アルミホイールは21incでランフラットタイヤがセットされます。

インテリアは匠が丁寧にレザーを貼り込んで仕上げた上質な空間。アルカンターラのスポーツシートを備え、メーターはTFT液晶式、液晶マルチインフォメーションディスプレイも装備します。VICS WIDEに対応したナビゲーションシステムを装備、タッチパッド式のコントローラで様々な操作が可能です。さらにレクサスクライメイトコンシェルジュが、エアコンに連動してシートヒータ―やベンチレーションを制御。珠玉のおもてなし空間です。

新世代のレクサスが造り出すフラッグシップクーペが「LC」です。

【スペック】
モデル:LC500 S package
ボディサイズ:全長4770×全幅1920×全高1345(mm)
エンジン:5.0L-V型8気筒 477PS
トランスミッション:Direct Shift-10AT   
駆動方式:後輪駆動
車両本体価格:14,000,000円~(参考)

公式サイト:LEXUS「LC」

SUBARU「XV」

出典:www.subaru.jp

出典:www.subaru.jp

2017年2月のジュネーブモーターショーで、ワールドプレミアされた新型「XV」。スバルでは専用のウェブサイトも公開しており、デリバリーへの期待が高まっています。エクステリアはスバルらしい躍動感あふれるデザインで、各部にセットされたウレタン製のガードパーツがタフな走りを表現。インテリアはコックピット感のある上質な設えで、ダッシュボード中央にモニターを装備します。

新たにグローバルプラットフォームを採用。エンジンはスバル独自の水平対向で、リニアトロニックを介して常時4輪を駆動します。先進の安全装備として人気のアイサイトも装備。各種スペックや価格など詳細は追って公開されるでしょう。

アウトドアやアクティブライフに頼もしい新型「XV」です。

【予想スペック】
モデル:2.0i-S EyeSight
ボディサイズ:全長4465×全幅1800×全高1550(mm)
エンジン:2.0L-F型4気筒 154PS
トランスミッション:リニアトロニック   
駆動方式:四輪駆動

公式サイト:SUBARU「XV」

MAZDA「CX-5」

出典:response.jp

出典:response.jp

2017年2月にリリースが開始された2代目「CX-5」。マツダのデザインコンセプト「魂動」によって仕立てられたダイナミックなエクステリアで、大きなフロントグリルとシャープなヘッドランプが目を惹きます。インテリアもより上質な仕上がり、アイコンとなるエアベンチレーターを備え、3眼メーターがコックピット感を演出。パーフォレーションレザーを使用したパワーシートを装備し、ステアリングやシフトノブは本革で仕上げられます。

コネクティビティシステムである、マツダコネクトを搭載。ナビゲーションをはじめ、多彩なエンターテイメントやモバイルデバイスとの無線接続も可能です。エアコンは花粉除去フィルター付き、BOSEのサウンドシステムがオプション設定されます。おすすめしたいグレードは「25S L Package」で、パワーリフトゲートを装備していますのでスイッチ一つでテールゲートが開閉可能。リヤシートは3分割で可倒式、サブトランクボックスも備え多彩な荷物が収納できます。

エンジンはスカイアクティブテクノロジーで高効率。マツダオリジナルの技術G-ベクタリングコントロールによって、人車一体のドライビングフィールが得られます。そして様々な路面に対応するi-ACTIV AWDを装備、自動的にトルク配分を行い常に安定した走行が可能です。

エモーショナルなデザインの高機能SUVが新型「CX-5」です。

【スペック】
モデル:25S L Package AWD
ボディサイズ:全長4545×全幅1840×全高1690(mm)
エンジン:2.5L-L型4気筒 190PS
トランスミッション:6速AT   
駆動方式:四輪駆動
車両本体価格:3,213,000円~(参考)

公式サイト:MAZDA「CX-5」

MITSUBISHI「ECLIPSE CROSS」

出典:www.mitsubishi-motors.com

出典:www.mitsubishi-motors.com

かつて人気のスペシャリティーカーだった「ECLIPSE」。2017年に開催されたジュネーブモーターショーでこの名前を冠するモデルが復活しました。その名も「ECLIPSE CROSS」、新たにクロスオーバースタイルのSUVとして発表されたシャープで彫刻的なエクステリアを持つモデル。ショートオーバーハングで、大胆にスラントしたCピラーが特徴、フロントマスクは三菱らしいデザインです。

インテリアもシャープなデザイン。いくつか情報が公表されておりダッシュボードに大型モニターを備え、タッチパッドコントローラーを装備しています。エンジンはガソリンとディーゼルの2種類を用意、電子制御されたAWDシステムにアクティブヨーコントロールを組み合わせて車両を統合制御。安定した挙動で意のままのドライビングを可能にします。

三菱が満を持して送る新世代のSUV「ECLIPSE CROSS」です。

【ショー出品車スペック】
モデル:ECLIPSE CROSS
ボディサイズ:全長4405×全幅1805×全高1685(mm)
エンジン:2.2Lクリーンディーゼルターボ
     1.5Lダウンサイジング直噴ターボ
トランスミッション:8速AT
          CVT   
駆動方式:四輪駆動

公式サイト:MITSUBISHI「ECLIPSE CROSS」

魅力的な新型車が続々とラインオフする2017年

レクサスが造る新世代のフラッグシップクーペ「LC」やスーパースポーツのホンダ「NSX」など、憧れのモデルがラインオフ。そしてコンパクトやSUVも多彩にリリースが予定されており、デリバリーが楽しみな2017年です。

※ 掲載内容は2017年3月現在のものです(発売前のモデルは予測情報も記載)

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信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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