【休日にどっぷり浸りたい】大人の男性におすすめの恋愛小説5選

大人な男性におすすめの様々な視点から描かれた恋愛小説を紹介

大人になると、仕事が忙しくなったり、結婚したりで恋愛する機会が減ってしまうこともあるでしょう。また、様々な経験を重ねたことで、恋愛に臆病になってしまっている方もいるかもしれませんね。そこで今回は、「現実世界で体験できないならせめて物語の中で体験してみるのもいいかも」ということで、おすすめの恋愛小説を紹介していきます。

様々な愛の形を描いた短編集、心が温まるようなファンタジー、女性の怖さを描いたような恋愛ミステリー、女性視点で描かれた純粋な恋愛、恋愛にはつきものである嫉妬がテーマの作品、と幅広く紹介していきますので是非参考にしてください。

1.「きみはポラリス」三浦しをん

様々な恋愛の形が描かれた短編集です。三角関係、同性愛、禁断の愛、片思い、など本当に様々です。短編集なのでそこまで気合を入れなくても読むことができるでしょうが、中には考えさせられる深い内容のものもあり、読み応えのある作品となっています。

深い内容にも関わらず、文章が柔らかくてスッと頭に入ってくるところもこの作品の大きな魅力です。「恋愛の形は1つである必要はなく色々な形があってもいい」と思える作品です。自分の恋愛に迷った時に読みたい小説とも言えるでしょう。

参考価格：637円

2.「そのときは彼によろしく」市川拓司

「いま、会いにゆきます」で有名な市川拓司さんの作品です。読み進めていくうちに色々なことが繋がり出す、ロマンチックな作品です。恋愛面だけでなく、生きてることの素晴らしさも感じることができることでしょう。

ファンタジーなので、「実際にはありえないだろー」などと思われる方もいるかもしれません。しかし、この作品を読み終わった後には、清々しく心が温まったような気持ちになれること間違いなしです。余韻に浸りたくなるでしょう。「最近、心が荒んでいるな〜」などと感じている方におすすめと言えます。

参考価格：710円

3.「セカンド・ラブ」乾くるみ

「イニシエーション・ラブ」で有名な乾くるみさんの作品です。この作品は、「イニシエーション・ラブ」の姉妹編に当たるようなものとも言えるでしょう。恋愛経験の少ない男性が美しい女性にハマっていく様を描いたような作品です。

そして、この作品にもどんでん返しが待っています。また、自分の生き方や恋愛の仕方に揺れ動く主人公である男性の心情にも共感してしまう方も多いかもしれません。ミステリー的な要素があるので「恋愛の要素だけじゃ物足りない」という方におすすめと言えるでしょう。

参考価格：540円

4.「眠れぬ真珠」石田衣良

更年期障害を抱える版画家の女性と、映画監督を志す17歳年下の男性との恋愛が軸の作品です。著者の石田さんは男性なのですが、「これ本当に男性が書いたの？」と思うくらい女性の心情がリアルに感じられる作品でもあります。年齢を重ねた女性の気持ち・悩みを学ぶのにもいいかもしれません。

年齢を重ねることにはネガティブなイメージを抱きがちしれませんが、ポジティブに捉えようとしている作品とも言えます。これには、男性も勇気をもらえることでしょう。また、年下男性のまっすぐな恋愛にも心打たれること間違いなしです。

参考価格：594円

5.「嫉妬の香り」辻仁成

「サヨナライツカ」などの有名な恋愛小説を執筆している、辻仁成さんの作品です。誰もが抱いたことがあるであろう感情である嫉妬に振り回され、翻弄されながらも愛を求める男女を描いた作品と言えるでしょう。また、物語の中で香りが上手に使われているのも魅力の1つです。

嫉妬という感情が男性の視点からリアルに強烈に描かれています。読む時に感情移入しすぎて夢中になることもあるかもしれません。「嫉妬することも含めて恋愛、そういう感情も人間臭くていいな」とも思える作品です。

参考価格：576円

たまにはゆっくりと恋愛小説に浸るのもいいかも

今回は、大人の男性におすすめの恋愛小説を紹介してきました。小説の世界に浸ることによって、新たな気づきや発見を得ることもあるでしょう。色々と考えさせられることだってあります。気分転換にもなるでしょう。

もし現実世界で恋愛から遠ざかっているようでしたら、物語の世界で恋愛に浸ってみるのもおすすめです。何か気持ちに変化が表れることだってあるかもしれませんよ？