ハリウッドにも負けない!見れば病みつき オススメのアジア映画5選
映画はハリウッドだけで作られる物ではありません。日本ではもちろん韓国や中国、アジアの国々で日々制作され続けています。アジアの映画はハリウッドとはまた違って、独特の雰囲気。一度見ればハマること間違いなしのアジア映画5選をご紹介します。
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独特の雰囲気がクセになる アジア映画の世界へようこそ
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なかなか大きい映画館で大々的に上映される機会は少ないですが、アジア映画ってその独特の雰囲気で根強いファンが多いことを知っていましたか?今回はThe アジア映画と呼べる雰囲気を持つ作品5本をご紹介します。ハリウッド作品ばかり観ているあなたも観ないと損ですよ!
1.「OLD BOY」(2003/パク・チャヌク監督)
韓国映画が得意とする怨恨が「これでもか!」というほどに味わえる作品です。何者かによって突然誘拐され15年間もの間監禁された主人公、オ・デス。監禁中に自分の妻子が殺され、自分がその容疑者として追われていることも知りますが、なぜそうなったのか見当もつきません。解放された彼は、自分を監禁した犯人探しと、妻子を殺した恨みを晴らしに奔走します。深い怨恨と、衝撃のラストに目を離すことが出来ません。
なんとこの作品多少の改変はあるものの、日本の漫画が原作なんです。更にハリウッドでリメイクもされているインターナショナルな作品です。
2.「薄氷の殺人」(2014/ディアオ・イーナン監督)
1999年、中国の各地で次々とバラバラにされた遺体の一部が見つかる。しかし、事件の容疑者が射殺されてしまったことによって真相は迷宮入りに。そして5年後の2004年、同じような手口の事件が再び起こる。しかも次は被害者が1人ではないというのだ。元刑事のジャンは、被害者全員と関わりのある未亡人ウーを追う。
ミステリーとしては、色々と突っ込みどころのあるストーリー展開です。重厚なミステリーを期待して鑑賞すると裏切られます。しかし、中国の片田舎の都市を幻想的に見せる映像美が素晴らしく、一見の価値ありです。
3.「息もできない」(2008/ヤン・イクチュン監督)
借金の取り立て屋として生計を立てるサンフン。幼少期に抱えたトラウマによって粗野で暴力的な人間へと成長した彼は、優しさのかけらも見せはしない。しかし、偶然出会った女子高生のヨニと出会い、お互い境遇が似ていることから徐々に気持ちを通わせるようになり、人間らしさを取り戻していく。
他の韓国ヤクザものとは一味違うストーリーです。途中までの心温まるストーリーに感動したまま終われるのかと思いきや、そうはいかないのが憎いところ。ちなみに、こちらの作品の監督のヤン・イクチュンは主役のサンフン役も務めています。
4.「山河ノスタルジア」(2015/ジャ・ジャンクー監督)
主人公のタオの1999~2025年までの26年間を描く長編ドラマです。学生時代から中年になるまでを演じきった主演女優のチャン・タオの演技力は圧巻です(ちなみに、彼女は1977年生まれなので、撮影当時37~38歳)。ノスタルジア(郷愁)のタイトル通り、故郷の風景とかつての仲間を思しのぶ終盤のタオの姿に、寂しくも優しい気持ちにさせられます。
派手な見せ場はありませんが、誰しもの心の中にある故郷を思う気持ちを丁寧に描き切った作品で、かなりの見ごたえがあります。1999年の田舎丸出しな風景から、一転最終章では2025年のオーストラリアに舞台が移ったり、観ていて飽きることがありません。
5.「悪いやつら」(2012/ユン・ジョンビン監督)
主人公イクヒョンが不法に持ち込まれた覚せい剤を横領したことから、釜山の裏社会で悪知恵を働かしトップに上り詰めます。しかし、時代は1990年代。暴力団掃討作戦を宣言した政府によってヤクザが次々に取り締まられていく中、自分の身ばかりが可愛いイクヒョンは相棒であったヒョンベと次第に仲たがいし始めます。最後に笑うのは誰?本当に悪いのは誰?
スピード感もあり、ヤクザ映画特有の派手な暴力シーンもあり、どこかノスタルジックな90年代韓国のよき面影も感じられるエンタメ要素の高い映画です。
ハリウッドだけが映画じゃない!
いかがでしたか?ハリウッド大作にも、邦画にも飽きてしまったあなたは、ぜひ鑑賞してみてくださいね。アジア映画まで網羅すれば映画好きの称号はあなたのもの!
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この記事のライター
映画と焼肉がだーいすき。健康が気になるけどお酒は絶対にやめられない新米社会人。