あのスポーツバイクホンダ VTR250におしゃれなモデルが登場
ホンダ VTR250といえば、誰にでも扱いやすく、ロングツーリングからスポーツ走行まで幅広い使い勝手が人気の一台。このVTR250に2017年モデルのスペシャルエディションが追加されました。これにより、新たな可能性を見せつけ、多くのVTR250ファンを沸かせています。
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VTR250のイメージを変えることになるのか!?
VTR250とえば、V型2気筒エンジンを搭載し、力強さを主張するサイドのフレームが特徴のスポーツバイクですね。VTR250は1998年から続くホンダの大ヒットモデルです。肩肘張らずに楽しめる気軽なハンドリング。しかし、ひとたびスロットルを開放すれば、一瞬にしてトップスピードに達してしまうポテンシャルを持っています。
そんなVTR250は長年、スポーツバイクらしいスタイルを貫いてきましたが、ここにきてこれまでにはない、クールでロック、エレガンスな装いのスペシャルエディション(SPECIALEDITION)が登場しました。
VTR250はカスタムパーツも豊富で、ドレスアップされることも一般化しており、これまで数多くのビルダーが手がけてきましたが、ホンダは意表を突くように、メーカーの意地を見せつけるように、全く新しいスタイルに仕上げたことにも注目したいところです。
シートカラーの違いでその差をアピールする
VTR250スペシャルエディションで一段と目を引くブラウンカラーのシート。一見するとスタンダードモデルと形状に差を感じるかもしれません。しかし、形状は同じ。VTR250スペシャルエディションでは、カラーリングの違いだけで、同じパーツでも別物に見えるほどの影響力があります。
レトロチックな2連アナログメーター
メーターはVTR250シリーズは2連アナログメーターを採用しています。しかし、このVTR250スペシャルエディションにおいては、このレトロスタイルにジャストフィットし、最新型にして、旧車の雰囲気を楽しめますね。
左右メーターにはデジタルパネルもあり、時間やオドメーター、トリップメーターなどの表示が可能です。シンプルな作りが視認性を確保しています。
マットシルバーとブラックアウトでネオレトロ感を演出
ホンダらしからぬ攻めのカラーリング。まるでカスタム車のようなマットシルバー化し、ホイールフレームやホイールなど、VTR250シリーズにとってもっともアピールするべきポイントをブラックアウトすることで、クールな印象を手に入れました。
これまでのVTR250はスポーツバイク然としていましたが、このVTR250スペシャルエディションでは、ファッション性に重きを置くと言った、真逆の方向性によってVTR250ファンはもちろん、バイク好きに衝撃を与えたムーブメントとなることでしょう。
VTR250の新車価格
VTR250スペシャルエディションの新車価格は61万9,920円。ここまで手を入れ、成熟させたわりにはリーズナブルで手にしやすい価格に抑えています。もちろん走行性能はVTR250のそれと同じなので最高出力30PS/10,500rpm、最大トルク2.2kgf・m/8,500rpmと、スペックデータを見るだけでもワクワクするものがありますね。
コンパクトな250ccなので車両重量163kgと、とても軽量。街乗りでも持て余すことなく、思いのままにハンドリングを楽しめます。
購入は急ぐべし!
2017年モデルのスペシャルエディションということで、限定モデルという扱いであることがわかります。現在の250ccのラインアップを他メーカーも含め見てみると、このようなネオレトロモデルはVTR250スペシャルエディション一択です。
このことから大ヒットは間違いなく、納車待ち、生産待ちなどが予想されます。また、台数も限定されている可能性もあるので、購入は急いで損はありません。ぜひ一度、ディーラーへ足を運び、その目で実車を確認してみてください。
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この記事のライター
自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。