モンブランの万年筆を選ぶなら!購入前にチェックすべき代表作5選
誕生日や記念日など大切な日に買いたい万年筆。万年筆を出しているブランドは数あれど、その中でも頭一つ抜けて有名なのが「モンブラン」です。エレガントで美しいデザインは、持っているだけで自慢してしまいたくなるほどです。今回はそんなモンブランの万年筆の中からおすすめの製品をピックアップしました。
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高級万年筆の代名詞「モンブラン」
万年筆と聞いて、多くの方が一番最初に思い浮かべるであろう「モンブラン」。1906年、ドイツの貿易商・エンジニア・銀行家の3人が「ハイクラスのゴールド万年筆メーカー」をキャッチフレーズに設立されました。モンブランの製品に記された、ロゴマークである六角形の白いマーク「ホワイトスター」はヨーロッパ最高峰の山「モンブラン」がイメージされています。万年筆としての機能はもちろんですが、製品から感じられるエレガントで美しい品質はまるで「芸術品」とも言われています。今回はそんな世界中で愛されるモンブランの製品の中から、特におすすめしたいものをご紹介いたします。
マイスターシュテュック149
数あるモンブランの製品群の中でも、特に有名な「マイスターシュテュック149」。モンブランを知っていれば一度はその名を耳にしたことがあることでしょう。「威圧感がある」と表現されることもあるこの製品は、世界中において「ものを書く」行為を最も優雅に彩ってくれます。他のマイスターシュテックシリーズに比べ、太くて長い書き味が特徴。その書き心地は、紙の上を自在に走り回るようになめらか。デザインも実用性もこれ以上とない万年筆の帝王、それがこの「マイスターシュテュック149」です。
マイスターシュテュック146(ル・グラン)
先の149と同様の人気・知名度を誇る「マイスターシュテュック146(ル・グラン)」。149との違いは、筆圧や書き心地における「重厚感」です。先に紹介した149が「重厚感がありダイナミックな製品」だとすれば、146は「バランス重視タイプ」。適度に柔らかく、力まずに自然な感覚で文字を書くことができます。手の大きさを考慮すると、日本人の方には146の方が適しているかもしれません。
マイスターシュテュック145(クラシック ショパン)
フランスを代表する世界的作曲家・ショパンの名を関する「マイスターシュテュック145(クラシック ショパン)」。購入の際にショパンのCDが付属するパッケージも存在します。146、149のインク供給方法は吸入式ですが、145はコンバーター/カートリッジ式。上記2種類と比較すると小さめのサイズに設計されており、普段使いには145の方が良いという意見もあります。金額も146、149と比べるとリーズナブルなため、若い方は145の方が「気取らずに」使うことができるかもしれません。
マイスターシュテュック114(モーツァルト)
こちらも世界的大作曲家・モーツァルトの名がつけられた名品。約112mmと、マイスターシュテュックシリーズの中でもひときわコンパクトな設計がなされています。しかし、高級感漂うデザインとスラスラとなめらかな書き心地は、他の製品に勝るとも劣りません。ジャケットやシャツに入れて持ち運べるため、手帳やメモに記入する際に万年筆を使いたい場合は114をお選びになると良いかと思います。
スターウォーカー
「未来の精鋭」という意味が込められた「スターウォーカー」は2003年に初期モデルが誕生しました。デザイン自体はシンプルなものの、重厚感のあるマイスターシュテュックシリーズを比べ近代的なデザインになっています。
製品ごとの違いを知って、利用シーンに合った選択を
今回はモンブランの万年筆をご紹介いたしました。一度目に触れ、その質感を体験するとわかりますが、モンブランの製品が持つ「特別感」とそれによる「高揚感」は中々他の製品では味わうことができません。自分へのご褒美や、大切な方へのプレゼントとして選んで困るようなことはないでしょう。それぞれの製品は、一見似ておりながらも特徴を持っているので、利用シーンを考慮した選択をすることが大切になってきます。
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この記事のライター
食べること、旅に出ることが唯一の趣味。なかなかのジョブホッパー。最近は記事を書かせてもらったりしながらウェブデザインを勉強中。