「Volkswagen Passat GTE」は、エリートビジネスパーソンのためにある
フォルクスワーゲンといえばゴルフなどのハッチバックやコンパクトな大衆車がポピュラーな存在です。意外と知られていないセダンのパサート、そしてプラグインハイブリッドの”GTE"。「Volkswagen Passat GTE」を紹介します。
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意外な存在Volkswagen Passat GTE
フォルクスワーゲンといえば第一にゴルフを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そんなフォルクスワーゲンでも意外とシブい存在なのがこのパサート。ちょっとクルマに疎い人からすると、もしかしたら知らないかもしれません。さらにこの「GTE」。ゴルフでも設定がありますが、時代の先端を行くプラグインハイブリッドです。そんなフォルクスワーゲン・パサート・GTEをみてみたいと思います。
フラッグシップにしてベンチマーク
Volkswagen Passat GTE(フォルクスワーゲン・パサート・GTE)は、Dセグメントのプラグインハイブリッドセダンです。フォルクスワーゲンのフラッグシップにして、次世代のベンチマークとなりうるプラグインハイブリッド車で、優れた環境性能と官能的な走りを両立したモデルです。パワートレインは1400cc直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボプラスバッテリーとなっていて、最大出力は218PS。電気だけで走る「Emode」、エンジン+モーターの「GTEmode」、エンジンとモーターをオンデマンドでコントロールする「HV mode」の3つのモードが用意されています。またバッテリーの充電レベルが一定以下になると「Battery Charge-mode」となり、モーターが普通のガソリン車のオルタネーターの役割を果たすモードとなります。
エクステリアはまさにシンプル
エクステリアは欧州車らしく非常にシンプル。ごちゃごちゃといろいろ付いていたり、いろいろなラインを組み合わせていたりといった日本車にありがちなまとまり感のなさがなく、美しいボディライン1本で勝負という潔さが魅力です。そのボディラインを損なうことなく、さりげなくフロントスポイラーに配される「C型LEDランプ」、シンプルかつ先進のデザイン性の「LEDテールランプ」、また「リヤビューカメラ“Rear Assist”」は、リアエンブレムが稼働することにより出現させ、リアカメラの存在をさりげなく隠すという工夫がなされています。
シンプルなエクステリアとギャップのある装備
装備としては、フロントカメラにより対向車や先行車の位置、距離を測り、適切なヘッドライト照射エリアコントロールする「ダイナミックライトアシスト」や、ダッシュパネルより少し前方に配置されたスクリーンに、速度情報や警告情報、ドライバーアシスタンスシステムの情報、ナビゲーションシステムに関する情報を表示投影することにより、運転中に前方から視線を逸らすことなく情報を取得できる「ヘッドアップディスプレイなど先進の装備が用意されています。
さらに意外な先進の安全装備群
安全装備も充実、「アダプティブクルーズコントロール “ACC”(全車速追従機能付)」は、クルーズコントロールにレーダーセンサーを組み合わせたシステムで、自動で加減速し、一定の車間距離を維持します。このシステムは渋滞などでも作動、先行車が完全に停止するまで全車速で機能します。「渋滞時追従支援システム “Traffic Assist”」は渋滞時やストップ&ゴーの多い状況で、システムが自動的にアクセルペダル、ブレーキ、ステアリングを制御。先行車との車間距離、レーンをキープ、停車から再発進まで対応します。さらに「レーンキープアシストシステム“Lane Assist”」は、フロントガラス上部に設置されたカメラで走行中の車線をモニタリングし、車線の逸脱を検知するとステアリング補正を行います。また「レーンチェンジアシストシステム “Side Assist Plus”/“Side Assist”」は、リヤバンパー左右のレーダーセンサーで車両の斜め後ろの死角エリアの車両を検知、ドライバーに知らせ、さらに進路変更しようとするとステアリングを自動で補正してくれます。その他にも「リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)」、「プリクラッシュブレーキシステム “Front Assist”(シティエマージェンシーブレーキ機能付)」、「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」、「ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”」、「ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)」など、多彩な装備でドライバーやパッセンジャーの安全を守ってくれます。
シンプルと豪華、先進のギャップが魅力
出典:openers.jp
いかかでしたでしょうか。意外と知られていないフォルクスワーゲンのセダン。実はプラグインハイブリッドがあったり、安全装備も最新の技術が使われています。ドライバーのステアリング操作から疲労度を測定する「ドライバー疲労検知システム“Fatigue Detection System”」などのユニークな装備もついています。個人的には国産車にないシンプルなエクステリアが好みです。特にテールデザインはまさに”シンプルイズベスト”。そんなエクステリアと豪華なインテリア、先進の装備とのギャップがまた魅力です。
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この記事のライター
クルマとともに育ってきました。趣味はクルマ。出かけるのもクルマです。ドライブ、特に温泉が趣味で、おいしいそばを求めて旅に出ることもあります。