グレースラックスコーディネート【おしゃれでカジュアルな着こなし】

カジュアルシーンのボトムス、いつも同じ？

休日のカジュアルコーディネートと言ったら、デニム？スキニー？ハーフパンツ？なんだか毎回似たようなコーディネートになってしまいがち。いつもとは少し違ったコーディネートをしてみたいあなた、スラックスで作るカジュアルコーディネートに挑戦してみませんか？スラックスはフォーマルシーンのボトムスというイメージが強いですが、着こなし次第でカジュアルなコーディネートを作ることができるのです！今回はそんなスラックスで作る、いつもと一味違うカジュアルコーディネートをご紹介致します。

そもそも、スラックスとは？

そもそもスラックスとは何でしょう？スラックスとは英語で「ゆるい」という意味で、もともとは脚の筒にゆとりのあるパンツを指す言葉でした。現在では意味が拡大し、主にスーツの下に履くような,センタープリーツが入ったパンツを指して使われています。フォーマルな印象の強いスラックスですが、あえてカジュアルなコーディネートに合わせることで清潔感を演出してくれる、万能アイテムなのです。

失敗しない！スラックスの選び方

大人のメンズならテーパードスラックス

近年はワイドパンツがトレンドですが、こなれ感を演出してくれる一方で、やんちゃな印象を与えてしまう可能性があります。大人のカジュアルコーディネートに取り入れると少しだらしなく見えたり、野暮ったい印象を与えてしまったりする危険性があり、難易度は高め。まずは細身テーパードのスラックスで清潔感のある大人の着こなしを目指しましょう。アンクル丈をチョイスすると一気に今年っぽくなります。

中でもグレーがおすすめ

人は目から得る情報が多いので、スラックス選ぶ際には形だけでなく色にもこだわりたいですよね。ボトムスが与える印象はその色によって以下のように大きく変わります。

◆白
白は見る人に清潔感を感じさせる色でもあり、爽やかな印象を与えます。しかし膨張色なので少し太って見えたり脚が短く見えたりする場合もあり、初心者には挑戦しにくい色かもしれません。

◆黒
黒は白とは逆で引き締まって見えるので、脚長効果を期待できます。最も無難な色で、どのようなトップスにも合うので、最も挑戦しやすい色であると言えます。

◆グレー
グレーは白や黒のようにはっきりとした色ではないので、コーディネートによく馴染みます。白と黒の間の色ということもあり、両方の色の良いところが合わさっています。見る人にやわらかい印象を与え、若干の脚長効果も期待できるお得な色なのです。「挑戦しやすく、かつおしゃれに着こなせる」となるとグレーが一番おすすめです。

素材は季節に合わせて

一口にスラックスといっても、素材も様々です。基本的にはウールのものが多いですが、あまり光沢の強いものを選ぶとエレガントな印象になりすぎてしまうため、注意が必要。春夏は清涼感のあるサラリとした生地感のものをチョイスし、秋冬は起毛感のある温かみの感じられる素材を選ぶのがおすすめです。季節によって素材を使い分けると、よりおしゃれに映ります。

グレースラックスのおすすめカジュアルコーディネート

黒ジャケット × スラックス

スラックスでつくるカジュアルコーディネートに初めて挑戦する場合は、スラックスと相性のいいジャケットを合わせるのが吉。ジャケットに合わせたらフォーマルな着こなしになってしまいそうですが、インナーをTシャツにして、裾をロールアップすることで一気にカジュアルに着こなすことが出来ます。初めての方には挑戦しやすい着こなしなのでおすすめです。

黒ジャケット × スラックス

同じコーディネートでもトップスをスラックスにインするだけで一気にスタイリッシュな雰囲気に変わります。トップスをインすることで自然と脚長効果を期待できます。ベルトが見えるようになるので、ちょっとした小物にも気を使って周りと差をつけたいですね。

ネイビージャケット × スラックス × スニーカー

ネイビーのジャケットに白いインナーで先程と同じコーディネートでも、鞄をリュックに、靴をスニーカーに変えるだけでさらにカジュアルな雰囲気を演出できます。小物の使い方次第で印象が大きく変わります。先程は白いTシャツでしたが、少し肌寒い季節になったらタートルネックを合わせるのも良いですね。

グレージャケット × スラックス × スニーカー

グレーのテラードジャケットに合わせて、全体的に統一された印象のセットアップで仕上げた、こちらのコーディネートもおすすめです。裾をロールアップして足首を見せる着こなしが流行っていますが、出した足首をあえて靴下で隠してしまうのも一枚上手なおしゃれテクニック。是非挑戦してみてください。

黒MA-1 × スラックス

流行りのMA-1と合わせるだけで簡単にカジュアルコーディネートをつくることが出来ます。かばんは大きいものにするとカジュアルになりすぎてしまうので、クラッチバッグにしてスタイリッシュに決めましょう。足首を見せることで一気に今年っぽい着こなしになります。全体的にバランスも良いので女性とのおでかけにもおすすめのコーディネートです。

カーキMA-1 × スラックス × スニーカー

カジュアルなコーディネートとはいえ、カジュアルすぎる着こなしで若者のように見えてしまうのはなるべく避けたいですよね。スニーカーと合わせたり、スウェットのように腰で履いたりしても、何故かだらしなく見えないのがスラックスのいいところ。ここまではモノトーンのコーディネートが多かったですが、グレーはモノトーン以外の色とも相性がいいので、このように様々なアウターで着まわすことができます。

黒ロングTシャツ × スラックス

グレーのスラックスは、ロングTシャツに合わせるだけでもおしゃれに着こなせます。ロングTシャツの裾から見える白がアクセントになってこなれ感を演出してくれます。カジュアルなコーディネートには、フォーマルっぽさを感じさせる靴を合わせるのがおすすめです。

黒カットソー × スラックス × 白スニーカー

ただの黒いカットソーに合わせても、シンプルかつカジュアルに着こなせます。このコーディネートはネックレスやサングラスなどの小物をあまり使わない方がシンプルでかっこよく決まるので、小物づかいが苦手な方には特におすすめの着こなしです。全体的に濃い色が多く印象になってしまいがちなので、靴は白などの明るい色を選びましょう。

黒カットソー × スラックス × 黒スリッポン

黒いカットソーにスラックスを合わせる場合は、全体的に暗い印象になってしまわないように、靴は明るい色を選びましょうと言いましたが、アンクル丈のスラックスなら黒い靴に合わせても良いのです。足首を見せることで、白を取り入れなくてもメリハリのあるコーディネートを実現できます。

黒オープンカラーシャツ × スラックス

今年の流行といったら何といってもオープンカラーシャツ！柄ものを選ぶとやんちゃな印象になってしまうので、大人なコーディネートにしたい場合はシンプルな無地のものを選びましょう。袖も長めのデザインのものが多いので、秋のはじめの少し肌寒い時期まで着ることができるコーディネートです。

黒ハイネックセーター×スラックス×ブーツ

スラックスと黒のハイネックセーターを合わせると、簡単にスタイリッシュな大人のカジュアルスタイルに。スリムなシルエットのスラックスをチョイスすれば、見た目もスマートになりますよ。足元は、サイドゴアブーツを合わせることで、上品さと季節感の両方をアピールできる着こなしに仕上がっています。シンプルですが、大人の色気が漂うコーディネートです。

ネイビーオープンカラーシャツ × スラックス

同じオープンカラーシャツでも、前を開けるだけでこんなにも爽やかな印象になります。白の面積が広いと清潔感を感じさせるので好印象です。使っているのは同じアイテムでも、着こなし次第で違った雰囲気を楽しめるなんて嬉しいですね。足元は、オープンカラーシャツとスラックスの組み合わせに最も似合う革靴を合わせましょう。

ベージュフリース×スラックス×スニーカー

トレンドでもある、フリースを大人の男性らしく着こなすポイントは、スラックスと合わせてドレスライクに仕上げることです。アウトドア感が強くなるアイテムなので、タウンユースの着こなしの場合は、スマートにまとめたほうがおしゃれに映ります。淡い色のコーディネートなので、黒スニーカーでメリハリをつけるのも忘れずに。

上級者向けカジュアルコーディネート

黒ライダース × 黒シャツ × スラックス

黒×グレーで統一した上級者向けコーディネート。暗い色のアイテムのみを使用しているので全体的に暗い印象になってしまいがちです。ニット帽や伊達メガネ、個性的なシャツで遊びを演出し、暗い印象にならないように注意が必要です。

黒ジャケット × 赤ニット × スラックス

赤ニットはなかなか勇気のいるアイテムですが、ジャケットとYシャツ、スラックスと合わせることでシックに大人っぽく着こなすことが出来ます。赤ニットを選ぶ際のポイントは鮮やかな赤ではなく、落ち着いた暗めの赤をチョイスすることです。色を取り入れることで華やかな印象を与えるので、女性とのお出かけにもおすすめのコーディネートです。

カラージャケット × カラーセーター × スラックス

派手な色は使わずに、落ち着いた色で明るい印象を与えるカラーコーディネートです。カラフルなコーディネートで大人の雰囲気を出すポイントは、落ち着いた色を取り入れることと、かっちりした雰囲気のアイテムを使用することです。モノトーンのコーディネートに飽きてしまったら挑戦したいコーディネートですね。

黒カットソー × ワイドスラックス

シンプルなカットソーには細身のスラックスだけでなくワイドなスラックスも相性抜群です。スラックスがワイドになっただけで一気にこなれ感が演出できます。トップスもボトムスも靴も暗い色で全体的に暗い印象を与えてしまう可能性があるので、さし色に白を取り入れましょう。あえて靴下をみせるのが上級テクニック。スラックスがワイドになるだけで一気にカジュアルな雰囲気になるので、足元は革靴で引き締めましょう。

白Tシャツ × ワイドスラックス

同じ白Tシャツと黒いアウターに合わせているのに、スラックスがテーパードからワイドになっただけでこんなにも印象が変わります。ワイドなシルエットでもだらしなく見えないのがスラックスのいいところ。つば広のハットをかぶるのは少し勇気が必要ですが、ハットなしでも十分かっこよく決まるので意外と挑戦しやすいコーディネートかもしれません。

ベージュトレンチコート×スラックス×ローファー

グレーのハイネックセーターとスラックスをベースにしたワントーンコーディネートに、ベージュのトレンチコートを取り入れた上級者スタイル。どちらもレザー素材を採用した、小物のバッグとローファーでメリハリのある着こなしに仕上がっています。個性的な着こなしに見えますが、全身の着こなしはしっかり3色以内でまとまっているので、スタイリッシュに仕上がるのです。

ブラウンチェスターコート×デニムジャケット×スラックス

メンズの定番アイテム、デニムジャケットもスラックスと合わせてコーディネートすることで、ラフになりすぎない着こなしに。トレンドのクラシックスタイルを表現するために、グレンチェックのコートが主役になっています。中間色のグレーは、他のアイテムを邪魔することが無いので、柄物アウターとの相性も抜群です。

スラックスを使いこなして、ワンランク上のカジュアルコーデに

いかがだったでしょうか？今回は、フォーマルシーンで履くイメージの強いスラックスを使った、普段とは少し違うカジュアルコーディネートをご紹介致しました。ここではグレーのスラックスのコーディネートをご紹介致しましたが、スラックスを黒やネイビーに変えるだけでまた一味違った着こなしも楽しむことが出来ます。是非挑戦してみてくださいね。