エリートビジネスパーソンはステイタスでなく本物に乗る ”LEXUS LS”
LEXUSと言えば日本の最高級ブランド。そして「LS」はそのフラッグシップにして、最高級セダン。もちろん先進のハイブリッドシステムはもちろんですが、細かなところに「匠の技」や「こだわり」が・・・。
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成功者の証 「LEXUS LS」
出典:lexus.jp
今や、ベンツ、BMW、アウディといったドイツ御三家と肩を並べるまでにいたった日本の最高級ブランドレクサスのフラッグシップにして最高級セダンである「LS」。まさに成功者の証です。ちなみに2008年より「LS600hL」が内閣総理大臣専用車となっています。そんなレクサスLSをみていきたいと思います。
先進のパワートレーン「Luxury Sedan」
出典:lexus.jp
LEXUS LSはFセグメントの4ドアセダンです。デビューは1989年。ほぼ同時であるもののあのトヨタセルシオより先にデビューしています。もちろん同一車種ですが、セルシオのLEXUS版がISではなく、ISのトヨタ版がセルシオということになります(ちなみにセルシオは、2005年にトヨタが国内でもレクサスを展開させることになり、2006年に販売終了)。車名の由来は「Luxury Sedan」の頭文字。言われてみればそのとおりですが、意外と盲点ではないでしょうか。現行は4代目で、パワートレーンはガソリンエンジンとハイブリッド、ガソリン車はFRとAWD、ハイブリッド車はAWDがラインナップされています。ガソリンエンジンが4600ccV型8気筒DOHCエンジン、ハイブリッドは5000cc V型8気筒DOHCエンジン+モーター、ガソリンエンジンがFRは392PS、AWDは370PS、ハイブリッドは445PSを誇ります。ボディはノーマルボディとロングボディからチョイス可能です。
美麗なライン、そして匠の手作業
出典:lexus.jp
LSは日本の最高峰ブランドレクサスの中でもフラッグシップとして位置づけられていて、エクステリアはレクサスのデザインフィロソフィー「L-finesse (エル・フィネス)」。レクサスの象徴スピンドルグリル、力強く張り出したフェンダーを際立たせた美麗なライン、フラッグシップの名に恥じないエクステリアデザインとなっています。そしてターンランプ、クリアランスランプ、フォグランプはすべてLEDとなっていますが、いまでは当たり前の装備になっているLEDヘッドライトはレクサスが世界に先駆けて実用化したものです。塗装にもこだわりがあり、幾重にも塗り重ねる中、水をかけながら下地塗装を磨き上げる水研磨は、匠の手作業であり、艶を極限まで高めています。最後には映り込みまでチェックするというこだわりの深さ。また洗車などによる小さなすり傷を自己修復するセルフリストアリングコートを採用しています。
こだわりの「縞杢 (しまもく) ステアリング」
出典:lexus.jp
インテリアは、セミアニリン本革シートにメモリー&オートリターン機能付後席パワーシート、リヤシートリラクゼーションシステム、電動オットマン、メモリー機能付上下電動調整式大型ヘッドレスト、各種コントロールスイッチ・カップホルダー付後席センターアームレストと贅の限りを尽くしています。特に注目は「縞杢 (しまもく) ステアリング」。原木を桂剥きにし、黒染めや漂白で染め上げ、それを重ね合わせて圧縮、スライスすることから生まれます。ステアリングひとつにしてこのこだわり。
驚きの最新安全装備
出典:lexus.jp
安全性能については、JNCAP(NASVA 独立行政法人 自動車事故対策機構)の予防安全性能アセスメントで、最高ランクの「ASV+」を獲得したという折り紙付き。「衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム (ドライバーモニター付ミリ波レーダー・ステレオカメラフュージョン方式)」は、衝突事故を回避するシステムで世界トップレベルのシステム。「ドライバーモニター」はドライバーモニターカメラでドライバーのまぶたを検知してドライバーの視線をチェックするという先進技術。「プリクラッシュセーフティシステム」はミリ波レーダー方式はもちろんのこと「後方プリクラッシュセーフティシステム」まで装備していて至れり尽くせりです。レーンキーピングアシスト(LKA)は車線の白線を検知、電動パワーステアリングを制御しステアリング操作を支援。「VDIM」は、「アクティブステアリング統合制御」、「ABS」、「VSC」、「TRC」、「電子制御エアサスペンション」、「電動パワーステアリング」、「電子制御ブレーキ」を総合制御し、理想的な運動性能がもたらすとともに、濡れた路面のコーナーや雪道での横滑り制御、安定したドライビングを確保します。
まさに最高級ブランドの最高級セダン
出典:lexus.jp
いかがでしたでしょうか。知れば知るぼど「ここまでか!」という最高級ブランドの最高級セダン。先進のハイブリッドシステムから、匠の塗装、こだわりのステアリング、ドライバーの視線までチェックする最新先端安全技術。やはりステイタスだけでなく、お金を出せばいいものを手に入れられるということです。こういったウンチクを知らずに乗っているオーナーがいたら笑ってやりたいものです。
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この記事のライター
クルマとともに育ってきました。趣味はクルマ。出かけるのもクルマです。ドライブ、特に温泉が趣味で、おいしいそばを求めて旅に出ることもあります。