映画好きならボリウッドも観るべし!ボリウッドの名作5選
映画好きと語るなら、ボリウッドも観るべき!一度は観るべきインド映画の名作を5つ紹介します。
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アイキャッチ画像出典:tokuhain.arukikata.co.jp
映画が好きならボリウッドも
映画が好きならハリウッドだけではなくボリウッドもぜひ観ましょう。ボリウッドを観ずに、映画好きとは言えません。
今回はボリウッドの名作5作品を紹介していきます。
ボリウッドとは「インド映画」のこと
そもそもボリウッドとはなんでしょうか。一言で表すとインド映画のこと。
ボリウッド(Bollywood)は、インド映画の制作がメインで行われている、ムンバイの旧称であるボンベイとアメリカ映画の中心地であるハリウッドをミックスさえて作られた造語です。
実はインド、特にムンバイ(ボリウッド)は、制作本数や観客動員数が世界トップクラス。 映画好きならば、ボリウッドはチェックしておくべきなのです。
ボリウッド映画の魅力
ボリウッド映画の魅力は、壮大なスケールに描かれる、ストーリー性。恋愛や勇気、家族愛など様々なことが混ざり合い、それがいい具合(映画的に。ハッピーとかではなく)になっているところ。
そしてわたしが一押ししたい、もはや最大の魅力のひとつと言っても過言ではない、「ヒロイン女優の美しさ」。美人ばっかりで幸せになれます。最初はうーん好みではない、と思う女優でも、ストーリーが進んでいくうちにいつの間にか美人になってるんですよね。それが驚きであり、面白くもあります。
ボリウッド名作5選
ラ・ワン
え、インド映画って歌って踊るんじゃないの!?もちろんありますよ、安心してください。ですが、ラ・ワンはSF映画であり、近年のボリウッドに見る、ストーリー重視の映画です。
あらすじは、悪のヒーローに憧れる息子のために、最新作ゲーム「Ra-One」(ラ・ワン)を制作し、完成披露パーティで息子にプレイさせますが、悪のヒーローが現実世界で実体化。ゲームを途中で放棄した息子に復讐するために現実世界で暴れまわるという内容です。
近年のボリウッドでは突然歌と踊りが入ることが少なく、その時々の心情などを表すような構成になっていることが多くなりました。そのため、違和感なく観られるのもラ・ワンの特徴です。歌と踊りを楽しむのはもちろんですが、ストーリーやCGが素晴らしいという部分をお忘れなく。ハリウッドにも引けを取らない精度です。
きっと、うまくいく
映画が好きなら知らない人はあまりいないかもしれない、「きっと、うまくいく」。2009年にインドで大ヒットした映画で、インドアカデミー賞で16部門を受賞しています。
あらすじは、難関大学ICEに入学したルームメイトたちのお話。ランチョー、ファラン、ラージューの3人組はいつも問題を起こしていました。ランチョーは主席ですが、2人はいつもギリギリで下から1位と2位を争う始末。それでも、ランチョーから様々なアドバイスをもらいながら卒業します。しかし、ランチョーは彼らの前から姿を消しました。10年後の約束の日に、消息をつきとめ、ランチョーに会いに行きます。
話題作品であり、ストーリーも感動的。明日からまた頑張ろう、きっとうまくいくと思える作品です。日本アカデミー賞でも優秀外国作品賞を受賞しました。人生本当にきっと、うまくいきます。
チェイス
アクションが好きならぜひ観て欲しい「チェイス」。バイクアクション映画とでも言うのでしょうか。それがまた音楽や踊りにマッチしていて観ているだけで引き込まれていきます。
あらすじですが、舞台はシカゴ。サーカスのパフォーマーであるサーヒルは、銀行強盗。しかも腕利き。銀行破りはお金のためではありません。幼き頃に父親を破滅させた恨みから行っています。インドNo.1と言われる凄腕刑事が呼ばれて話が進んでいきます。
シリーズものですが、この映画だけでも十分楽しめます。アクションのレベルの高さやストーリー、ダンスに音楽。様々なものがマッチして、壮大なスケール、圧倒する力強さを感じることができます。
ムトゥ踊るマハラジャ
インド映画=ムトゥ踊るマハラジャと思っているほど、インド映画を代表する作品であり、これを観ずにはインド映画が始まらないと言っても過言ではありません。1995年の映画で古めの映画なのですが、この映画と現在のボリウッドを比べると、20年のうちにインド映画がいかに飛躍したかがわかります。
あらすじは、地主に仕えている人気者のムトゥは、ある日女優と出会ったことで一目惚れをしていまいます。舞台好きの主人もまた同様に。しかしこの女優は、一座の借金のために売られることが決まっていました。ムトゥは彼女を助け、主人の命で二人で逃げる。という内容です。
内容はともかく、歌と踊り、ロマンスとインド映画らしさが前面に出ている映画です。
マイネーム・イズ・ハーン
ボリウッドの共感できるヒューマンドラマ。「マイネーム・イズ・ハーン」。なんとダンスがありません。インド映画なのに!それは、ストーリーに徹しているから。歌はありますよ。
あらすじは、アスペルガー症候群の主人公リズワン・ハーンは、弟を頼りにサンフランシスコへ。美容室で運命的な出会いをしたヒロインはヒンドゥー教、主人公はイスラム教でしたが宗教の違いを乗り越え結婚します。しかし、アメリカ同時多発テロが起きてしまったことで、イスラム教徒へ差別と偏見が。白人の少年たちにヒロインの息子が暴行され命を落としてしまうのです。ショックを受けたヒロインは、息子が死んだのは主人公のせいだと言い、大統領にテロリストではないこと、息子はテロリストの子ではないと伝えてこない限り戻ってくるなと言われてしまいます。彼女の愛を取り戻すため、アメリカ横断の旅に出たハーンを取り巻く、宗教差別を中心としたヒューマンドラマです。
宗教差別についての話ではあるのですが、後味の良さがあり、ストーリーの良さがわかる作品。共感できるシーンも多いです。
休日にぜひ観てみて
いかがでしたでしょうか。このほかにもオススメのボリウッドがたくさんありますが、まずはこの5作品をぜひ観てみてください。ボリウッドの魅力がたくさん詰まってます。
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この記事のライター
元webデザイナー。ガジェット系が最近ブームです。