大自然の壮大さ・美麗さを巧みに表現したロバート・レッドフォード監督の名作3選
名優ロバート・レッドフォードは、自身が俳優として演技するのも素晴らしい名優ですが、彼が撮影する壮大な大自然の美しさはまさに圧倒的で印象に残るものです。そんなロバート・レッドフォードの名作をご紹介します。
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臨場感を感じさせる
俳優としても素晴しいロバート・レッドフォードですが、さらに彼が映画で撮影する大自然はまさに圧巻です。まるで自分がその場にいて、そよぐ風や温かい日差し、流れる川の音を耳にしているかのような錯覚まで覚えるその映像美は必見です。
リバー・ランズ・スルー・イット
「リバー・ランズ・スルーイット」(1992)はブラッド・ピットの出世作といっても過言ではないことでも有名。しかしこの映画の魅力は、みずみずしく繊細で傷つきやすい青年を演じたブラッド・ピットの輝きだけではありません。フライフィッシングを通してモンタナの山や川、そして澄んだ空気まで伝わってくるような映像を撮れるのは、監督ロバート・レッドフォードならでは。人の営みのそばで変わらずに流れ続ける川などの自然との対比がとても美しいものです。
モンタナの風に抱かれて
「モンタナの風に抱かれて」(1998)は、心に傷を負った少女とその母親が、馬と交流できる伝説の男と触れ合うことで、こころの癒しと新しいスタートを得るきっかけをつかみ立ち上がる映画です。この映画では馬の美しさやモンタナの大自然、そしてその中を走る馬の姿の気高さなど、大自然を愛し尊重しているロバート・レッドフォードだからこそ表現できる映像は素晴しいものです。
バガー・ヴァンスの伝説
「バガー・ヴァンスの伝説」(2000)は、ありのままの大自然が舞台ではありませんが、挫折した天才ゴルファーが再生していくストーリーで、美しいグリーンなど草の息遣いまでもが伝わってくるような美しい映像が楽しめます。
気品あふれる監督のセンス
ロバート・レッドフォードは、若い頃は気品のあるイケメンとして名作にいくつも出演した名優ですが、監督としてのセンスも素晴らしく、ロバート・レッドフォード以上に大自然の美しさ取ることができる監督はあまりいないのではないでしょうか。
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