『バック・トゥ・ザ・フューチャー』から『フォレスト・ガンプ』まで。様々な感動を与える映画監督ロバート・ゼメキス
ロバート・ゼメキスは、アメリカの映画監督の中でも、特に日本人にとって親しみのある監督です。代表作のバック・トゥ・ザ・フューチャーは誰もが一度は見た作品で、リビングを笑いに包ませるに相応しいものでした。しかし、彼の手は笑いやコメディーだけではなく、悲しみも勇ましさも表現してありあまる作品を生み出すのです。
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ロバート・ゼメキスの実力とその魅力
ロバート・ゼメキスはアカデミー賞で監督賞を受賞したこともある、世界を代表する映画監督です。数々の大ヒット作品を生み出し、最新の技術を常に取り入れ、古いものに捉われないその姿勢は人々に希望と全身への勇気を与えて止みません。
タイムスリップの不屈の名作 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
最早語る必要もないほどの超有名作品「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」。主人公のマーティ・マクフライが、ドク博士の作ったタイムマシンに乗り込んで、過去へ未来へと旅をするというあらすじです。
今でこそタイムスリップストーリーは溢れていますが、この作品のように時代の流れを的確に感じることができる作品はないでしょう。自分の両親や子孫との対話は、全編を通してコメディ色とシリアスさを見事に表しています。
1985年に公開されたこの映画、パート2での未来の設定が、今年2015年なのです。
当時描かれた2015年の世界と、現実の2015年。比べてみるのも面白いですね。
デキるビジネスマンが突如無人島に漂着 『キャスト・アウェイ 』
自分がもし無人島に漂着してしまったら。誰しもそのようなことを考えたことはあるものですが、本作品は正にその状況を描いたドキュメンタリー色の強い作品です。余計な登場人物は一切登場せず、ほぼ1人でストーリーは進みます。恋人も仕事もあるビジネスマンが無人島での生活に苦しみ、悩みながらも生きていく姿は、感動と力強さに満ちています。ラストの生還後の展開は、男の人生とは何かを味あわせるに十分な魅力を秘めているでしょう。
知能が低いという欠点を絆と意思で乗り越えていく 『フォレスト・ガンプ』
人として重要な能力のひとつである知能の欠陥、このような状況に置かれた一人のアメリカ人であるフォレスト・ガンプの成長を描いたストーリーです。幼少の頃の過酷ないじめや冷遇から、ベトナム戦争での生活、卓球を転機とした重厚なストーリーは、一度見た者を離さないでしょう。彼の人生におけるリテラシーは一貫しており、常に人を大切にし、人も彼を大切にします。現代人の忘れかけている大切な絆をリアルに描いた作品だと言えます。
革新を生み出し、新たな感動を与え続ける
ロバート・ゼメキスは常に新しい技術やストーリーを追求した映画監督です。作品ごとに全く毛色の違う、不可思議な魅力を体感させてくれますが、全ての作品において、常に暖かい気持ちにさせてくれる技術力や表現力は正に最高クラスであると言えるでしょう。
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