2015年 バック・トゥ・ザ・フューチャーの未来がやってくる!
名作映画であるバック・トゥ・ザ・フューチャー。本作品を幼少期に観て感銘を受けた方も多いと思います。そのバック・トゥ・ザ・フューチャー PART2で主人公(マーティ・マクフライ)はエメット・ブラウン博士(通称ドク)と30年後の未来に行き冒険をします。その30年後の未来が今年2015年なのです!
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30年前に想像された2015年
バック・トゥ・ザ・フューチャーの2作目として発表された2015年に旅するストーリー。幼いながらも映画の中での未来像にとてもワクワクしたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。
幼い頃にワクワクした未来と実際の2015年、映画に追いついた部分もあれば、当然いまだに追いついていない部分もあります。今回は映画の中に出て来て我々を驚かせてくれたアイテムで今年実現できそうなものを紹介したいと思います。
空飛ぶスケートボード 「ホバーボード」
劇中においてもっとも男性が心を掴まれたアイテムのひとつが空飛ぶスケートボードの「ホバーボード」でしょう。主人公のマーティが追われながら逃げるシーンで初めて登場しました。
空飛ぶ車ももちろんとても魅力的でしたが、スケートボードという子ども向けのアイテムが近未来には空を飛べるようになるというのは、とても夢がありました。
2015年、未だホバーボードは一般化されてはいませんが、実用化に向けて動いてるプロジェクトもあるのでご紹介します。映画のように華麗にとは行かないかもしれませんが、十分にワクワクさせてくれますね。
HEND社 ホバーボード
HEND社が作るホバーボードは実際に空に浮いています。映像を見る限り、扱いもまだまだ難しそうで実用化にはまだ時間がかかりそうではありますが、実際に昔映画の中で語られていた未来がこのように形になるのは、とても嬉しいものです。
今後とも目が離せない会社の一つになるのではないでしょうか。
The Hendo hoverboard is here and real and amazingly cool. It is the first product to showcase the Arx Pax Magnetic Field Architecture (MFAâ¢) technology.
自動でヒモが締まるスニーカー
スニーカーファンならずとも多くの方が目を釘付けにしたであろう自動でヒモが締まるスニーカー。劇中ではマーティが足をナイキ製のスニーカーに入れるとそのまま靴ヒモが自動しまり、足にフィットするという演出がされています。スニーカーに興味のない方にとっては、もっと凄いシーンがあるだろうとも言えるこのワンシーンですが、実はスニーカーファンにとってはとてもとても大きな1シーンになったのです。
ファンの期待を大きくさせる一番の要因はナイキ社の遊び心です。ナイキは元々社風として変わったものや、ファンが求められているものを作っていく社風があります。ナイキがマーティが履いたスニーカーを劇中で提供したことでファンの間には、「いつか本当に作ってくれるのではないか」という期待があります。
そしてナイキはその期待を裏切らない特許を2009年に取得しています。それが自動で靴ひもを調整するという特許です。特許を取得してまでやる気のあるナイキのことですから、きっと2015年に我々を驚かすスニーカーを発表してくれることでしょう。
ここではこれまでにナイキから発表されたバック・トゥ・ザ・フューチャーに触発されたスニーカーを併せて紹介します。
NIKE HyperDunk McFly
2008年に発売されたこちらのスニーカー。元々はNIKE Hyperdunkというモデルが元となっていて、バック・トゥ・ザ・フューチャーのスニーカーと形が似ていることから、バック・トゥ・ザ・フューチャー用のスペシャルカスタマイズを施し、世界750足限定で発売されたものです。
発売当時のイベントではNBAのスーパースター コービー・ブライアント選手がデロリアンに乗って発売会場にやってくる演出も話題となりました。こちらは自動でヒモを調整してくれるものではありませんが、それでも当時はこのスニーカーを求め多くの人がショップに列をなしました。
NIKE MAG
2011年にはNIKEから見た目がバック・トゥ・ザ・フューチャーでのモデルに限りなく近いモデル NIKE MAGが発表されました。このモデルはebayにおいて1500足限定チャリティオークションに掛けられました。オークションの収益は全てマイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団に寄付されたことでも話題となりました。
こちらのモデルも自動でヒモを調整することはできませんが、ヒールがLEDによって輝いたりと限りなく劇中のモデルに近く作られていたので、マニアにはたまらない一品となりました。
また当時のCMも映画の続編かのように作り込まれていて、2015年を期待せざるを得ない内容となっています。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの未来は本当に実現する!?
今年2015年、バック・トゥ・ザ・フューチャーの世界が本当に実現するのか、だんだんと楽しみになってきたのではないでしょうか。
もし、ホバーボードが実現したら…
もし、自動靴ひも調整スニーカーが発売されたら…
次はいよいよ、タイムマシンが実現するのかもしれません!
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この記事のライター
大学院在学中にITベンチャーを起業。アラサーを迎え身体のケアや筋トレに目覚める。些細なことにもこだわりがありすぎて妥協できない性格。