『フォレスト・ガンプ/一期一会』に見る「うまくいく」人生
1994年公開のアメリカ映画、『フォレスト・ガンプ/一期一会』
アラバマ州の方言で「間抜け」を意味するフォレストガンプから学ぶ生き方とは。
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人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない
タイトルは主人公のフォレスト・ガンプの母親がよく言っていた台詞です。
そしてフォレストもその言葉をいつも胸に留めながら人生を過ごしていきます。
この映画は決して派手な展開などはなく、淡々と一人の人生が語られていくのですが、人生にうまくいっていると思っている人、うまくいっていないと思っている人両方に気付きを与えてくれます。
個人的には、人生の節目節目で観ることで「人生で本当に大切な事」を忘れずに居られるのではないかと感じている映画です。
運命と偶然は同時に起こっている
日々生きて行く中で、
「これは運命なんじゃないか」
「自分の人生は運命に見放されている」
「偶然の出来事でたまたまうまくいった」
など、運命と偶然を意識することは度々あるかと思います。
そしてそんな出来事を繰り返していくうちに、人はより良い「運命」を手に入れる為に努力をしたり我慢をしたりしていきます。
しかしフォレストは、そのような生き方をしません。
生きていく中でたまたま出会った物、人、場所全てに対して全力で向かい、全力で愛を注ぎます。
この映画を観ていく中で、今の人生で大事なものや人は全て「運命」と「偶然」が同時に起こって出会ったものであったと気付くことができるでしょう。
そしてその気付きこそ、明日から起こる新しい出来事に対して諦めや偏見を持つことなく楽しむことができる原動力になるはずです。
全ての出会いを楽しむ、という生き方
明日を決めつけることなく新鮮な気持ちで迎えること。
目の前にあるものに精一杯全力を尽くすこと。
できているようで全然できていないな、と私はこの映画で気付くことができました。
「うまく」生きようという意識に捕われている現代人にとって、薬のような映画だと思います。
是非、フォレスト・ガンプの人生から自分なりの気付きを得てみて下さい。
一人でも、友達とでも、静かながら楽しめる映画です。
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この記事のライター
1987年生まれ。