最高のマリアージュを楽しむ。お肉料理に合う珠玉の赤ワイン8選
肉料理には赤ワインがよく合います。しっかりペアリングするなら、ワインの特徴を押さえておきましょう。最高のマリアージュを楽しむにはワインの理解が欠かせません。今回は、お肉に合う赤ワインを厳選してご紹介します。
- 13,261views
- B!
アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
お肉料理には、赤ワインがよく合う。
よく昔から、「お肉料理には赤ワインが合う」ということが言われています。マリアージュという表現がよく用いられ、組み合わせの良さはお墨付きです。
マリアージュとは、フランス語で「結婚」を意味する言葉。ワイン用語では、料理とワインとの組み合わせのことを意味していて、相互に香りや味を高め合うことを「最高のマリアージュ」なんていうこともしばしば。
お肉料理と相性の良いワインって?
お肉料理にはどのようなワインが合うのでしょうか?
お肉料理とワインのマリアージュを楽しむためには、お互いの相性をよく吟味する必要があります。ワインに求めるものは程よい酸味で、赤身肉の脂質との組み合わせをチェックしましょう。今回は、普段食べているお肉料理がいつもより美味しくなる「お肉料理と相性のいい赤ワイン」をご紹介します。
シャトー・オー・ブリオン・ルージュ
フランスのグラーヴ地区の「メドック格付け1級」を獲得しているワインです。フランスには様々なブドウ畑が存在していますが、その中でも、シャトー・オー・ブリオンの所有しているブドウ畑は最も古いもの。そのブドウから造られるワインは、非常に奥が深い味わいが特徴に挙げられています。複雑なアロマな味わいは、ローストビーフなどの肉料理に非常によくあうそう。ご自身お口で最高のマリアージュを感じてみて。
CHムートン ロートシルト
1973年に2級から1級へと格上げされたシャトーです。驚くことに1855年の公式格付け以降、唯一昇格を果たしています。長い歴史を持つ格付けの中での昇格はまさに奇跡。芳醇な香りと味わいが魅力で、お肉料理にぴったり。特にフィレ肉との相性は抜群です。
CHラフィット ロートシルト
エレガントな味わいが「王のワイン」とも称されるCHラフィット ロートシルト。5大シャトーの筆頭に挙げられる確かな美味しさが人気です。ルイ15世が愛飲していたことでも知られています。何度も行われてきた格付けですが、シャトー・ラフィットは未だにトップに君臨し続けています。ブッフ・ブルギニョなどに合うワインです。
レ フォール ド ラトゥール
安定して良作を作り続けるシャトー・ラトゥール。5大シャトーの中でも、最も男性的で力強いと言われています。驚くほどの果実の凝縮感が特徴です。繊細でリッチな舌触りは世界最高級のワインとしての名に恥じない出来栄え。お肉料理全般に合います。
CHマルゴー
出典:corka.jp
先ほどの「レ フォール ド ラトゥール」とは対照的に、女性的な味わいと評価されています。支配人のポール・ポンタリエ氏は、その素晴らしさから「ベルベットの手袋の中鋼鉄の拳」と例えるほどの出来栄えです。近年ではマルゴーの持つエレガントさを高める動きが見られます。そのため、カベルネ・ソーヴィニヨンにシフトしているそうです。
CHペトリュス
他の畑の土とは違った粘土質の土壌から造られる「CHペトリュス」は、力強いタンニンと酸味を兼ね備えています。カベルネ・ソーヴィニヨンに近い味わいです。香りは甘く、豊かな果実を想像させます。熟成させると、ほのかに苔や、トリュフや湿った土を想像させる味わい深い香りになります。
オーパスワン
アメリカカリフォルニアで作られています。ブドウはカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しており、味の濃い仕上がりです。カリフォルニアに高級ワインがあるのは少し意外ですね。酸味のバランスと果実味満載のフルボディは、とても飲みやすいです。
ロマネコンティ
言わずとしれた高級ワイン・ロマネコンティ。特に1995年は当たり年で名作ぞろい。果実味、タンニン、酸味、甘味。どれをとっても非の打ち所がないです。ここまで完璧な調和ができているワインはなかなかありません。深みのあるテイストでワインソムリエたちをうならせ続けています。まさに、最高級の赤ワインです。
最高のマリアージュを楽しむ
出典:iewine.jp
確かに、お肉料理に赤ワインは合います。それは間違いないことなのですが、ワインの特徴もしっかり踏まえた上で選びたいですよね。自分の好みもしっかり知って、ペアリングを楽しめるようにしましょう。
この記事のキーワード
この記事のライター
食べること、旅に出ることが唯一の趣味。なかなかのジョブホッパー。最近は記事を書かせてもらったりしながらウェブデザインを勉強中。