その運転大丈夫?オトナのドライビングテクニックを身に着けよう!
車の運転について、みなさん意識しているでしょうか? 最近はドライブレコーダーの映像を知ることで、事故はもちろん、対人トラブルにおいても警戒している方も多いハズです。そこで今回は自動車の運転についておさらいしましょう。
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その運転大丈夫?オトナのドライビングテクニックを身に着けよう!
出典:pictkan.com
車の運転について、みなさん意識しているでしょうか? 最近はドライブレコーダーの映像を知ることで、事故はもちろん、対人トラブルにおいても警戒している方も多いハズです。そこで今回は自動車の運転についておさらいしましょう。
自分に限って下手ではないと思っているそこのあなた
例えばこんなことはないですか? 友だち、会社の人など、他人の車に乗ったとき、運転が荒かったり、下手くそだと感じたり・・・。運転手が自覚していれば良いのですが、そうではないパターンも多いですよね。あなたはどうですか? 自分に限って下手だとは思っていませんか?
車線変更、右左折、車庫入れなど、毎日運転しているから下手ではないと思う、という方も一度見直した方がいいかもしれません。よくあるパターンが「ブレーキ操作が強すぎる」ことです。本人はブレーキを踏むタイミングを知っているので、自然と身構えます。しかし、同乗者は当然、突然ブレーキを踏まれる状況なので、運転手よりも強いと感じるのです。
他人の車に乗ったとき「この人ブレーキ強いな」と思ったことはありませんか? 特にブレーキの効きの良いドイツ車ではこの傾向があります。メルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲンにお乗りの方は注意が必要ですよ。
ブレーキはゆっくり踏む そのためには車間距離を十分に取る
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車間距離ってなにかご存知でしょうか? 「前の車との距離」ではなく「前の車が急に止まっても、ぶつからない距離」が車間距離というものです。これをあまり意識せず乗っている方が多く、実際に玉突き事故はこれが原因となっています。
安全のためにはもちろん確保しておきたい車間距離ですが、同乗者にとっても前車との距離は安心へと繋がりますよね。乗り心地確保のために必要な条件は「車間距離」と「踏力(とうりょく)」が鍵を握っています。特に最近の車、特にプリウスなどのハイブリッドカーは、踏み始めが効く傾向にありますよね? ですので慎重に踏みはじめ、なるべく一定の踏力を保ったままブレーキキングしましょう。
減速と共にブレーキを強く踏んでしまうと、同乗者に乗り心地が悪いと感じさせてしまいます。運転手なら無意識にやってしまうあるあるパターンなので、一度意識して運転してみてください。
あおらないのは当たり前!上手い人なら気を使う
最近は高齢化によってご老人がノロノロと、法定速度を大きく下回った速度で入っている光景が日常化しています。なかにはそういった車に対して、あおり運転行為をおこなっている人も見かけることがあります。また、運転がイマイチなドライバーに対してもひどい仕打ちをおこなうドライバーを見かけますが、これはいわずもがな全くナンセンスな行為ですよね。
上手いドライバーさんは、不慣れなドライバーさんや高齢者さんをフォローしてあげましょうどんなに急いでいる状況でもイライラせず落ち着いて運転することが「大人」のマナー。自動車は凶器に変わる、ということを忘れずに、思いやりのある運転をしましょう。そうすれば同乗者への高感度もアップするかもしれません。
交通量が多いときに落ち着いて運転するコツ
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サンデードライバーだと交通量の多い道を走るとなんだか不安ですよね。特に3車線など、左右に車がたくさん走っている状況では気を奪われて仕方ありません。そんなとき、冷静に運転するためのコツですが、基本的に2車線以上のシーンでは「並走」は禁止です。どういうことかというと、隣の車となるべく並ばないように運転しましょう。
そうしてけば、異常事態があっても横に避けるゆとりがあります。また、左右の車が突然割り込んで来ないかと心配することもあると思いまが、十分に車間距離を取っていれば急に割り込まれる可能性も減少するでしょう。そしてももう一つ。左右の車の動きを見るコツとして「フロントタイヤを見ておく」これはとても重要です。
車はハンドルを切る→タイヤが動く→車体がロール(傾いて)→車が左右どちらかに動く、というプロセスを踏まえます。言い換えればフロントタイヤが動いてから、ワンテンポ間をおいて車線変更するので、フロントタイヤの動きを見ていればもしも隣の車が自車の存在に気が付かず車線変更してきても、ブレーキ操作などで十分回避できる時間があるということです。
落ち着いた運転 これが一番!
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ゆとりを持って運転することで同乗者へ安心感をもたらすでしょう。運転に自信がない方もおられると思いますが、今回ご紹介した車間距離、そして並走しないこと、左右の車のフロントタイヤを見ておくこと、これらに注意するだけで安全指数はグッとアップします。まずこれらをマスターしてから、上手いと思わせるブレーキキングをマスターしてみてくださいね。
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この記事のライター
自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。