かわいいだけじゃない！魅力満載「ムーヴキャンバス」

女性のかわいいを理解しないと！ムーブキャンバスってどんなクルマでしょう。

2016年9月7日にダイハツ「ムーヴキャンバス」が発売されました。女性のかわいいを理解しないと会話もはずみません。またこれを「Volkswagen Type 2（フォルクスワーゲン・タイプ2）」の再来と考えるとマニアな男性でも興味がわくクルマです。スタイリングから機能性、安全装備まで、いろいろと話題になっていますが、どんなクルマなのかみてみたいと思います。

名前は「CANBUS」

「CANBUS」は「CANVUS」が元のようですが、できるの「CAN」とバスの「BUS」を組み合わせたんだそうです。後述しますが、このあたりからも「Volkswagen Type 2（フォルクスワーゲン・タイプ2）」を意識している感じがします。

まずはスタイリング

スタイリングはもう女性を意識した”かわいい”をテーマにしたスタイリングです。ただこういう形ってマニアな男性にもたまらなかったりします。グリルが笑ったときの口になっていてい、まんまるおめめ、テールも笑顔に見えます。スライドドアもレトロな雰囲気。カラーリングはツートンでパールホワイトにミント、グレーにプラムと見るからにかわいらしさが際立っています。もちろんモノトーンカラーもあります。最近のダイハツ車はエンブレムが「D」ではないですね。たしかに国産メーカーで最もいただけないエンブレムだと思いますが、エンブレム変えたらいいのではないでしょうか。

一番のウリ。「置きラクボックス」

「置きラクボックス」は「お気楽ボックス」でしょうか。結構このスペースってこういう使い方しますよね。なかなか目のつけどころがいいと思います。

こういう形になってるんですね。助手席では靴用によくありますが、後部座席でははじめてではないでしょうか。ナイスアイデアです。

曲がった先が見える。「AFS」（Adaptive Front-lighting System）

普通に考えればこうあるべきです。「AFS」（Adaptive Front-lighting System）は車の特性上カーブや交差点で、例えば車は右に向かっているのにライトは正面を照らすのが普通です。それを曲がる先を照らしてくれるというシステムになっているのです。一部ではトヨタの「クラウン」やレクサスの「LS」など、高級車に装備されているなどと書いてありますが、結構昔からあるシステムです。なんとかつての86（AE86：カローラレビン、スプリンタートレノ）などにもグレードによっては装備されていました。最近ではちょっと前の日産ティーダにも装備されていました。高級車でなくても装備されてきています。なかなか普及しないのでしょうか。

さらに安全装備が充実

これはオリジナリティがありますが、クルマの脇が見える機能です。よく「リバース連動ドアミラー」がありますが、これがあれば左右どちらもリバースに入れなくてもナビ画面で確認できます。

最近日産がやたらと宣伝している「アラウンドビューモニター」と同じです。いい機能ですよね。

結局のところこのかわいらしさを求めているはず

目指したのはこれだと思います。「Volkswagen Type 2（フォルクスワーゲン・タイプ2）」。T1は1950年から1967年。T2は1967年から1979年。いまだにマニアに人気の車種です。

他にもあるダイハツの「かわいいクルマ」

ダイハツのかわいいクルマでしたらこんなのもあります。「mira cocoa（ミラ　ココア）。ちょっとこれはカスタマイズとか以前に完全に女性しか乗れないですよね。しかも辛口で言うとスズキのラパンの方がセンスはいい。ただ不思議と街中でよく見かけるので、女性にしかわからない魅力があるのでしょうか。

エクステリアはレトロ、中身は最新。理想的な1台。

いかかでしたでしょうか。「Volkswagen Type 2（フォルクスワーゲン・タイプ2）」を再現したようなレトロな外観でありながら、「置きラクボックス」の使いやすさ、「AFS」（Adaptive Front-lighting System）の安全性、もちろん「スマアシⅡ」もついてます。ダイハツらしい上手なパッケージです（CMも）。「あれってかわいいよね」っていう彼女に、「実はこういうクルマなんだぜ」みたいなウンチクを言えればあなたを見る彼女の目もまた変わるかも。もちろん自分でカスタマイズして乗るのもアリな1台です。