色づく紅葉と味わう!京都の料亭・名店のお弁当5選
無形文化遺産に認定された「和食」。京都には言わずと知れた老舗の料亭や名店がたくさんあります。お店に伺ってその味を堪能するのも良いですが、行楽日和には老舗の味が凝縮されたお弁当も楽しんでみましょう。
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京都の老舗料亭・名店のお弁当を味わう
観光客数、日本一を誇る京都。寺社仏閣の歴史と和の伝統が息づくこの街には、日本はもちろん世界的にも有名な老舗の料亭があります。誰もが一度は味わってみたいと思うその繊細で彩り豊かな料理の数々がお弁当の中でも表現されています。京都に訪れた際にぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
ご紹介するお弁当は、京都の玄関口・JR京都駅すぐの「ジェイアール京都伊勢丹」で購入可能です(2016年9月現在)。
京の老舗のコラボレーション「中村楼&いづう」
老舗京寿司「いづう」のお弁当。鯖姿寿司が有名な「いづう」は、京都の町衆がハレの日や祭りの日に食べた家庭の味を料理人が初めて世に出したことで知られています。歴史のある名店の鯖寿司が楽しめるお弁当は、ジェイアール京都伊勢丹限定です。京都に来たらぜひ味わいたいお弁当です。
写真:<いづう> 鯖雀盛合せ 2,673円(税込)
お問い合わせ:075-342-5630(ジェイアール京都伊勢丹 老舗・名店弁当直通)
憧れの老舗料亭「瓢亭」
朝がゆだけを食べに行くという人もいる老舗料亭「瓢亭」。紅葉スポットとして人気が高い南禅寺の表参道に店を構え、日本でその名を知らない人はいないであろう高級料亭として有名なお店です。予約が取りづらいといわれる名店の味をお弁当で味わうことができます。旬の食材を生かして作られた贅沢なお弁当は、味はもちもろん、目で季節を感じることができます。
写真:「瓢亭」季節の折詰 ¥5,400(税込み)
お問い合わせ:075-342-5630(ジェイアール京都伊勢丹 老舗・名店弁当直通)
料亭和久傳の味をおもたせで「紫野和久傳」
「和久傳」は京丹後で旅館として創業したのが始まりで、料亭となったのは京都・高台寺に店を構えた後です。料亭で味わう料理と同じ質の日本食を広く味わってもらいたいという想いが詰まった「紫野和久傳」のお弁当。旬の食材を吟味し、持ち味を生かした料亭の料理を味わってみましょう。鯛の薄造りをを敷き詰めた特製ちらしは人気の逸品です。
写真:「紫野和久傳」二段弁当 ¥4,860(税込み)
お問い合わせ:075-342-5630(ジェイアール京都伊勢丹 老舗・名店弁当直通)
有職式包丁の流れを汲む由緒ある老舗料亭「西陣 魚新」
西陣織で有名な西陣の街に、安政2年(1855年)から続く有職式包丁の流れを汲む、由緒ある老舗料亭「西陣 魚新」はあります。有職式包丁とは、平安時代から宮中で節会(日本の宮廷にて行う祝の日などの公式行事)などのおめでたい日に行われてきた食の儀式のことです。
「魚新」は昔から季節の旬の食材を使う料理を心がけ、日本の季節の移り変わりを料理で表現されています。
写真:「西陣 魚新」季節折詰辨当“月めぐり” ¥3,240(税込み)
お問い合わせ:075-342-5630(ジェイアール京都伊勢丹 老舗・名店弁当直通)
仕出し屋の名店「菱岩」
1830年創業の「菱岩」は祇園にある仕出し屋の名店。京都では昔から来客をもてなすためや祝い事、祭り事のときなどに『仕出し(出張料理)』を利用する文化があります。京都の人は来客をもてなす時に素人の家庭料理では失礼になるという感覚があるのです。『仕出し』文化は江戸時代から育まれてきたといわれています。
「菱岩」は祇園という場所柄、お茶屋からの注文も多く、冷めても美味しく食べられる食材がぎっしり詰まっています。名物の出し巻玉子を始め、美味しいものを少しづつ味わえる木箱に入った贅沢なお弁当です。高級料亭に匹敵する料理が供される『仕出し』文化をこだわりの食材を使った折詰で味わうことができます。
写真:「菱岩」折詰弁当 ¥4,860(税込み)
お問い合わせ:075-342-5630(ジェイアール京都伊勢丹 老舗・名店弁当直通)
紅葉のお供に最高のお弁当
京都には和食の老舗料亭・名店がどこよりも多いということは、広く一般に知られていることでしょう。しかし、料亭に訪れることだけが楽しみではありません。また、京の独自文化『仕出し』は食せる機会・場所が限られています。和食の文化や季節の移ろいが老舗料亭・名店のお弁当には詰まっています。蓋を開けた時の感動、食して感じる味の奥深さ、京都に訪れたらぜひ紅葉のお供に。
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この記事のライター
ワインとシャンパーニュが大好きなmihotoinetteです。趣味は旅行、国内も海外もその土地の歴史や文化に触れて、空気を感じて、そして美味しい食べ物も♡