京大人気No. 1教官・瀧本哲史の今すぐ読むべき名著4選
『ワンピース』より売れた、東大生協No. 1売上、などなど数々の伝説を作った瀧本哲史氏の名書籍をまとめました。
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瀧本哲史とは
日本のエンジェル投資家、経営コンサルタント。京都大学産官学連携本部イノベーションマネジメントサイエンス研究部門客員准教授、株式会社オトバンク取締役。
麻布高校から東京大学法学部に進学し、卒業後に大学院をスキップして直ちに助手に採用された経験を持ちます。”自分の人生を自分で決断できるような生き方を追求する”という観点から、マッキンゼーに転職し、
その後3年で独立。企業の再建などを手がけられています。
京都大学では「意思決定論」「起業論」「交渉論」の授業を担当しており、圧倒的な人気を誇ります。著書『僕たちは君に武器を配りたい』は、ジュンク堂池袋本店で漫画『ワンピース』を抑えて年間1位を獲得し、東大生協でいちばん売れる本にもなりました。
瀧本哲史が著した珠玉の名書
『僕は君たちに武器を配りたい』
変わっていく経済の中で、自分の力で道を切り開き、ゲリラとして生き残るための「武器」について、語ってくれます。実際知らなかった厳しい現実についても書かれていますが、「読むか読まないか」が「バカかバカじゃないか」を分けてしまうほどタメになる内容がてんこもりです。
『君に友だちはいらない』
「人間のコモディティ化」について語られた『僕は君たちに武器を配りたい』の続編ともいえる一冊。本当に機能するチームを作り上げるにはどうすべきか書かれており、単なる夢を語り合う馴れ合いの友達は必要ないことが身にしみて感じます。ものすごいスピードで移りゆく現代社会をたくましく生き抜いていくための技術が詰め込まれた一冊です。
武器としての交渉思考
上述した2冊は、どちらかといえば若い人向けの本でしたが、こちらはどんなビジネスマンにとっても即効性のある一冊。交渉のテクニックが体系的に書かれています。古くから考えられていた「パイの奪い合い」という営業スタイルはすでに通用しなく、相手の利を考えて提案をしていくという真実の営業スタイルを身にしみて感じられるでしょう。
武器としての決断思考
自分の考えを客観視することで、主観的に生きて、自分の人生を自分で生きていくための決断思考について書かれています。抽象的な内容ではなく、テクニカルに書かれているので、読みながらどんどん腑に落ちていきます。「ディベート」についても触れられていますが、さすがそのディベートの猛者。内容が非常にわかりやすいです。
学生向けだと侮るなかれ
学生向けなんじゃないの?と思って侮ってはいけません。瀧本氏の書籍には、第一線で活躍するビジネスマンでも「明日から使える」テクニックや考え方が凝縮されています。今回紹介した4つの著書全て本当にオススメです。
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この記事のライター
初めまして岡島です。結構雑食な自称ライターです。普段はアルバイター。ウェブ制作とかデザインも興味あります。運動は苦手。家にこもっていたいインドア派ですがアウトドアな人に憧れています。