定番レザーアイテムは色味をプラスして新鮮おしゃれに!【メンズ冬】
身につけるだけで男らしい印象にしてくれるレザーアイテム。おしゃれアイテムですが、意外と汎用性が狭いという欠点があります。そこで、その問題を解決するべくレザーアイテムに色味を加えてみましょう。着こなしの雰囲気がグッと変わるはずです。
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脱マンネリレザーアイテムコーディネート!
レザーアイテムを使うと着こなしに男らしさが加わったり、高級感の漂う着こなしになったりと、ワードローブの中にレザーアイテムを取り入れているという方は少なくないのではないでしょうか。
しかし、レザーアイテムはどれも似たような雰囲気なので着こなしが同じようなものになってしまうと困っている方だっているはず。
そこで、今回おすすめしたいのが「カラーレザーアイテム」です。
レザーアイテムとはジャケットである必要はありません。グローブなどワンポイントとして取り入れるものでもよいのです。
今までのレザーコーディネートの雰囲気を大きく変えてくれること間違いないのでみなさんぜひチェックしていきましょう。
ロエベのトレンチコートはレッドレザーをポイント使い
ブランド:ロエベ
価格:¥1,100,000
ロエベのデザイナーのジョナサン・アンダーソンは次なるトレンドであるジェンダーレスなタッチのデザインを展開しました。この新しさはロエベという老舗レザー製品メゾンであるブランドの伝統と合わさることで時代に流されないアイテムとなります。
無難カラーであるネイビーベースの生地に鮮やかな赤のラインが印象的なこちらのトレンチコート。
遊び心溢れるアイテムでありながらシックな大人っぽさも漂っており、全体的に上品な雰囲気にまとまっています。
ジョナサンならではのジェンダーレスなデザインが老舗ブランドの魅力を最大限まで引き上げたと言っても過言ではないアイテムです。
BALLYのライダースジャケットはカーキでミリタリー感をプラス
ブランド:BALLY
価格:¥525,000
レザージャケットといえばブラックやブラウンを連想しますが、BALLYからは少し変化球アイテムが登場。なんと、レザージャケットがカーキ色になってでてきました。
さりげないキルティングが肩と肘の部分にあしらわれており、単調になりがちなレザージャケットにアクセントを加えています。
ジャケット全体をカーキ色でそめあげることでミリタリーな雰囲気を出しながらもレザーのツヤ感は残しており、レザージャケットならではの上品さと男らしさは全く失われていません。
ジャケットの内側にはカシミヤが使われており、肌触りも機能性も抜群。
ラグジュアリー極まりない、大人メンズのための雑誌各誌一押しのアイテムです。
カーキ色のレザージャケットはレザーの強さとカーキのミリタリー要素をクラシカルに落とし込むと今年らしいトレンディな着こなしになります。
ジャケットのインパクトが強いので、他のアイテムは無難なものを選びましょう。
インナーにはモードな雰囲気にしてくれる黒のタートルネックニット、パンツはベージュの太めパンツを合わせてレトロ感の漂う上品なスタイルにしています。
太めパンツは9.5部丈のやや短めの丈感にすることで全身のバランスをとりながらコーディネートを組むことができます。
BLUE WORKのシンプルデザインのジャケットは鮮やかな青色をアクセントに
レザージャケットといえば黒やブラウンが定番色です。
そこで、定番レザーを使って普段とは違った着こなしをしたい時にはジャケットの色を変えてみましょう。
今回はBLUE WORKの青色レザージャケットに注目です。
シンプルベーシックなデザインでありながら鮮やかなロイヤルブルーで染め上げることによって個性満点のアイテムへと変わりました。
デニムを合わせてカジュアルなワントーンコーデにするのもよし、グレーのスラックスパンツで上品なスタイルにパンチを効かせるのもよし、カーゴパンツでとことんミリタリーにするのもよしと、色々なテイストの着こなしの中で使うことができます。
どの着こなしの中でもこのジャケットはアクセントになること間違いなし。
大人っぽく着こなす時には色味を加えすぎないように注意しましょう。
こちらの着こなしではベージュのチノパンを合わせることできれいめ要素をプラスしています。
インナーにはハイゲージの黒のタートルネックニットを合わせて上品な印象を強めています。
レザーの青色を押し出すためにジャケットは前を開けずにフルジップアップで着ています。
チノパンはレザージャケットのようにラギット感の漂うアイテムと合わせると簡単にワークウェアのような無骨な雰囲気になってしまいます。そのため、このハイネックニットの使い方はかなり絶妙であるといえます。
鮮やかな青色はどうしてもトライしにくいという方はややグレイがかったアッシュブルーの色味のものを選ぶと派手すぎず大人っぽさをキープした着こなしができるでしょう。
ビームスのボルドーレザーグローブでさりげなく色味を主張
出典:img5.zozo.jp
ブランド:RICCI NAPOLI
価格:¥15,120
こちらのグローブはイタリアの有名ブランドの一つであるリッチナポリのものです。素材には強いこだわりがあり、納得のいくものを厳選して、さらにその素材は高い技術力によってハイクオリティーな製品へと変身しています。
職人のクラフトマンシップにこだわったリッチナポリのグローブは昔も今も変わらない伝統によって支えられ、この伝統こそ世界中のファッショニスタたちが愛する理由となっているのです。
レザー素材でありながらインシームで縫われたこのグローブはシャープな雰囲気が漂うのが特長です。
シープスキンはカウレザーと比べると柔らかい印象にしてくれるので、赤みの強いブラウンというカラーチョイスにしても奇抜になりすぎません。
クラシカルな着こなしの中でも、程よく存在感を出しながらうまく溶け込むことでしょう。
出典:img5.zozo.jp
ブランド:Mario Portolano
価格:¥24,840
1895年にイタリアのナポリで創業したマリオ・ポルトラーノ。当時からナポリは多くの皮革メーカー集まる都市であり、その中でも創業以来4代にわたってグローブ作りを続けるこのブランドの製品は本当に良い高品質なアイテムであるといえるでしょう。
マリオ・ポルトラーノでは革の鞣しからグローブ作りの最終工程まで、すべての工程を一貫して自分たちで行っています。そのため、革一つ一つの特長や癖を考えながらそれぞれ異なったデザインを施すことが可能です。
様々な素材の特長を最大限に生かしたデザインはどの老舗グローブ店のアイテムにも引けを取りません。
カウレザーと比べてはるかに軽くてソフトな質感が特長の鹿の革を使ったこちらのグローブ。内側にはカシミヤが使われており、手触りが良いだけでなく寒い外気から手を温かく守ってくれることでしょう。
グリーンで染められたグローブは確実に存在感を出してきますが、レザー特有のしわや光沢がグリーンのインパクトを和らげています。
ワンポイントで使うアイテムなので、カラーレザーはちょっと…とためらいがちであった方に特におすすめしたいアイテムです。
ユナイテッドアローズのレザークラッチバッグで差し色プラス
出典:img4.zozo.jp
ブランド:MASSIMO
価格:¥12,600
北イタリアのモデナという街で創業されたレザー製品専門店であるマッシモから登場したクラッチバッグに注目です。
レザーの質感を残しながら鮮やかな青色に染め上げられたクラッチバッグは上品さを醸し出しながらも着こなしのアクセントになることでしょう。
やや小さめのコンパクトなサイズ感とジップの口がどこなく気取りすぎないカジュアルな雰囲気を出しています。
フォーマルなシーンからカジュアルな場所まで幅広く使える万能アイテムです。
暗くなりがちな冬のコーディネートの中でさらりと持てば、差し色アクセントとなって着こなしに華が添えられます。
色を加えて広がるレザーの表情
レザーアイテムというと黒やブラウンのアイテムをイメージしがちですが、これらに色味がつくだけでこんなにも印象が変わるのかと驚いた方も少なくないのではないでしょうか。
カラーレザーは主役級アイテムになれば、着こなしのアクセントにもなります。
何れにしてもレザー特有の質感は十分に楽しめるのが嬉しいですね。
ワントーンで無難にまとまりがちな冬のコーディネートだからこそレザーアイテムで色味を取り入れておしゃれ上級者の仲間入りをしましょう!
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この記事のライター
東京生まれ大阪育ちの慶応義塾在学の女子大生です。グルメ、ファッション、あとは旅行が大好き。でも実は、それと同じくらい手の綺麗な人が好き!