夏までにシェービングで男を磨け!〜スキンケア編〜
ヒゲ剃りは男の重要な身だしなみの一つ。ヒゲはクライアントや同僚の女性から目線が集まるポイントでもあります。ビジネスマンたるもの、ファッションやスキンケアに関心がなくともこれだけは怠れません。ただし方法を誤れば綺麗に剃れないどころかカミソリ負けの可能性も。清潔感が大切な夏が来る前に正しいシェービングで男を磨きましょう。
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ヒゲの生えるメカニズムを知れば、洗顔も丁寧になる
一般に毛は肌から外側に生えている部分と、内側に生えている部分で区別されます。肌から外側は毛幹、内側は毛根と毛根を包んでいる毛包で構成されています。ヒゲは毛根の根元にある毛球内部の毛乳頭にコントロールされた毛母細胞が、分裂を繰り返すことによって作り出されています。
毛幹は外側から毛小皮(キューティクルと呼ばれる部分です)、毛皮質、毛髄質という3層から成り立っています。毛の硬さに影響を大きく与えるのは中心の毛皮質の太さであり、ヒゲは同じ太さの銅線と同じ程度の強さ・硬さを持っていると言われています。ヒゲは思う以上に硬いものだと認識を変える必要がありそうです。
その硬度に加え、生える角度や方向が均一ではないのがシェービングでの悩みどころ。
ただ毛には水分を含むと柔らかくなるという構造上の特性があるので、理容室やエステではシェービングの際には蒸しタオルをあててからやる訳です。
ただ、ほとんどの毛は肌の内側にある皮脂腺の油分で覆われており、水分を弾きやすくなっています。
そのため、シェービングの前には洗顔でヒゲの表面を覆っている油分を取り除くことで水分を浸透させ、また蒸しタオルやシェービングフォームなどでヒゲを柔らかくする、といった対策が有効になります。
こうした理由から、シェービングフォームやローションなどを何も付けずにシェービングすることは、ヒゲを硬いまま剃ることになるので、肌にも刃にも負担がかかってしまいカミソリ負けの原因となります。
特にノド付近に生える角度は肌に対して15°と最も狭くなり、横に寝ている状態に近いため、カミソリの刃も入り込みにくく、剃り残しが多い部位となっています。
朝or夜ならやはり朝に剃るのがベスト
出典:ひげ脱毛比較.com
ヒゲがいちばん伸びる時間帯は朝方の午前6時~10時頃と言われています。
朝は時間がないので、ヒゲ剃りは夜に風呂に入った際に、という層も一定数いると思いますが、ヒゲの伸びる速度やサイクルを考えると、剃る時間はやはり朝がベスト。また朝は睡眠により肌の疲れが回復しハリのある状態になっているので、ヒゲを剃りやすくなっているのもポイントです。
ただ、朝に剃ったとしても、あまり深剃りできなかった場合、夕方前にはもう無精ヒゲらしきものが…ということも往々にしてあります。肌の内側に潜んだ部分まで深く剃るテクニック、シェーバーの性能が求められます。
快適なシェービングには毎日のスキンケアが大事
カミソリ負けとは、ヒゲ剃りによりできた傷に菌が侵入し、炎症を起こしたり化膿したりする症状を指します。肌が乾燥していたり、身体が疲れていると皮膚とシェーバーとの摩擦が強くなり、シェーバーがヒゲだけでなく皮膚の表面までも削ってしまい、カミソリ負けのリスクが高くなります。
日頃から洗顔と保湿という基本的なスキンケアで肌の状態を健康に保つことは、ヒゲ剃りのスムーズさに大きく貢献します。
洗顔はシェービングフォームとしても使える「資生堂 メン クレンジングフォーム」で
洗顔料とシェービングフォームを使い分けるのは面倒くさい!という方にもオススメなのが「資生堂 メン クレンジングフォーム」です。洗顔料としても男性の肌にあった洗浄力があり、洗い上がりも保湿力が高い上、シェービングの際にはそのままシェービングフォームとして利用が可能。朝の時間がない時には頼りになる逸品です。
アフターシェイブローションは「4711 ポーチュガル アフターシェーブローション」
保湿については、アフターシェイブローション(化粧水)とアフターシェイブバーム(乳液)を使いましょう。
アフターシェイブローションなら「4711 ポーチュガル アフターシェーブローション」がオススメです。
世界中で長い間愛されている理由は天然原料の使い心地とそのフレーバーにあります。特にさっぱり感とひまし油のしっとり感のバランスは絶妙。
フレーバーはオレンジ、レモンを思わせる柑橘系の香りから、コリアンダーの香りに変わっていき、最後はムスクの大人っぽい深みのある香りへ変化していきます。長い間愛用する人が多いのも頷ける深い魅力があります。
アフターシェイブバームは「ヴェレダ アフターシェイブバーム」
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化学物質は無添加でオーガニックのため、こちらも使い心地は素晴らしいです。
アロエのエキスやホホバオイル、シアバターが肌の乾燥を防ぎ、潤いを保ってくれます。ハーブの爽やかな香りも天然原料ゆえの上品さがあります。よく伸び、すぐ肌に馴染みます。
朝のシェービングは一日の気分を爽快にするイベント
朝のシェービングは面倒だからこそ、道具にこだわり気分をリフレッシュできるイベントにする、という発送の転換を持ちたいところ。さっぱりとした顔で仕事に望む姿は周囲にもいい印象を与えるでしょう。
快適なシェービングのためにも、この夏はスキンケアにもトライしていきましょう。
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この記事のライター
慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を離せばすぐに眠りこもうとする遊び心をジャズとビールで蹴飛ばしながら、今日も都心で生きてます。