東北エリアのおでかけ・観光スポットおすすめ10選
景勝地「青森・十和田湖」に恋のパワースポット「岩手・龍泉洞」、7つの泉質を持つ「秋田・乳頭温泉」、江戸情緒を今に残す「福島・大内宿」など、観光客を魅了する豊かな自然と独特の文化が息づく東北エリア。そんな東北エリアでおすすめのおでかけ・観光スポットを10選紹介いたします。
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アイキャッチ画像出典:www.iwate-ryusendo.jp
温泉に山海の幸、世界遺産や絶景も楽しめる東北エリア
青森県・秋田県・岩手県・宮城県・福島県・山形県の6つの県からなる東北エリア。どの県も海に面しているため新鮮な海の幸が豊富で、豊かで厳しい自然環境がつくる絶景、温泉、さらには歴史、文化と、足を運びたくなるグルメやスポットがたくさんあります。この記事では東北エリアおすすめのお出かけ・観光スポットを10選ご紹介します!
1. 十和田湖(青森県)
都会に暮らし、日々忙しく働くオフィスワーカーさんや在宅ワーカーさん、フォトジェニックな景勝地「十和田湖」でリフレッシュ、エネルギーチャージをしてはいかが?
青森・秋田の両県にまたがる「十和田湖」は、現在も活火山として指定されている十和田山の噴火で形成された二重カルデラ湖。十和田湖東岸から北東に約14kmにわたり延びる「奥入瀬渓流」と共に、特別名勝および天然記念物の指定を受ける景勝地です。パワースポット「十和田神社」や、十和田湖名物ヒメマスやワカサギなどのグルメを求めて湖畔散策をしたり、遊覧船で周遊したり、カヌーやカヤックなどのレイクアクティビティ、奥入瀬渓流ハイキングなど、それぞれの楽しみ方で1日過ごすことができます。初夏から秋にかけては新緑や紅葉を、冬は凍らない“神秘の湖”十和田湖でサウナを楽しんで。
住所 :青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486
電話番号 :0176-75-1531(十和田市役所 十和田湖観光交流センター)
営業日・時間:8:00~17:00(十和田湖総合案内所場)※時期によって変動あり
定休日 :年末年始(十和田湖総合案内所場)
アクセス :(バス)子ノ口からJRバス(十和田湖休屋行)
(車) 子ノ口からから約15分
駐車場 :あり(休屋南駐車場有料、休屋北駐車場有料、子ノ口駐車場無料)
2. 八食センター(青森県)
旅の醍醐味のひとつといえば、その土地の名物やグルメとの出会い。青森・八戸には、八戸の美味しいものが揃う大型市場「八食センター」があります。東京駅から新幹線で約2時間50分、日帰りグルメ旅も可能です。
八戸市の内陸部に位置する「八食センター」は、全長170mに約60店舗が並び、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や地場野菜、精肉、さらには乾物や珍味、お菓子、お酒、日用雑貨まで、幅広く八戸の名物を扱っています。館内は、活気ある2階建ての市場棟、観光客や地元民で賑わう「厨スタジアム」と「味横丁」の2つの飲食街があり、買い物や食事が楽しめます。また、市場で購入した魚介類や食材は市場棟の「七厘村」で焼いて食べたり、自宅や大切な方へ宅配で送ることもできます。
住所 :青森県八戸市河原木神才22-2
電話番号 :0178-28-9311
営業日・時間:市場棟 9:00~18:00、味横丁 9:00~18:00(L.O.17:30)、
厨スタジアム 9:00~21:00
※お盆・年末年始は営業時間が異なる
定休日 :毎週水曜日・元旦 ※繁忙期・祝祭日は臨時営業あり
アクセス :(バス)JR・青い森鉄道・八戸駅から八食100円バスで約10分、終点下車
(車) 盛岡・仙台方面は八戸自動車道・八戸ICまたは八戸北ICから約10分、
青森・三沢方面は八戸北ICから約10分
駐車場 :あり(1,500台無料)
青森県八戸市の市場、八食センターのホームページ。店舗情報・営業日情報・イベント情報など。その他、レシピなども掲載。
3. 龍泉洞(岩手県)
天然クーラーが効いた鍾乳洞は、一瞬にして涼が取れる夏の人気スポット。最近ではスピリチュアルなパワースポットとしても注目。なかでも岩手にある「龍泉洞」は、神秘的な青い地底湖を持つインスタ映えする鍾乳洞として知られ、恋愛運の向上や恋人との絆を深めるパワースポットとしてデートや女子旅に人気です。GWから9月末までの期間は「龍泉洞・清水川渓流釣りまつり」が毎日開催され、お子さんと楽しめる渓流釣りができるので、洞窟見学と一緒にどうそ。
岩手県北東部、小本川中流部にある「龍泉洞」は、龍河洞 (高知県) 、秋芳洞 (山口県) とともに日本三大鍾乳洞のひとつとされ、洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物にも指定されている人気の観光鍾乳洞。洞内総延長は知られている所で4,088m、そのうち700mを見学することができます。洞内を流れる清流は青く輝くことから“ドラゴンブルー”と呼ばれ、神秘的な青の洞窟をつくりあげています。ドラゴンブルーの湧き水は名水百選に選定されており、龍泉洞入り口の水汲み場でのどを潤すこともできます。
住所 :岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1
電話番号 :0194-22-2566
営業日・時間:8:30~17:00(2022年7月16日~2023年3月)
定休日 :年中無休 ※増水等で臨時閉洞をする場合もあり
アクセス :(バス)盛岡駅東口からJRバス東北・岩泉-龍泉洞線で約2時間、終点下車
(車) 東北自動車道・盛岡IC~国道455号線 約2時間
駐車場 :あり(442台無料)
4. 仙台万華鏡美術館(宮城県)
ありそうでなかった、世界初となる万華鏡の美術館「仙台万華鏡美術館」で幻想的な不思議体験をしませんか?天気や季節に左右されることなく楽しめるのも魅力です。
秋保温泉郷の入口に立つ「仙台万華鏡美術館」は、見て触って作れる、世界初の万華鏡博物館。館内の2階と3階には、世界の珍しい万華鏡やアンティークコレクション、大型の機械仕掛け、様々なアーティスト作品などを展示。中には、実際に手に取って楽しめる万華鏡や写真撮影可能な万華鏡、自分の姿が万華鏡の一部になるトリックアートのような万華鏡もあり、お子さんも飽きずに楽しめます。さらに、ミュージアムショップや万華鏡が作れる体験コーナーがあり、かわいい万華鏡やマイ万華鏡をお土産にできます。
住所 :宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2
電話番号 :022-304-8080
営業日・時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
定休日 :年中無休
アクセス :(バス)仙台駅から秋保温泉行きで約50分、「松場」下車すぐ
(車) 仙台南ICから約15分または仙台宮城ICから約20分
駐車場 :あり(46台無料)
仙台万華鏡美術館について
5. 乳頭温泉郷(秋田県)
日本の原風景が広がる温泉郷で日頃の疲れを癒したい。立ち寄りで気軽に湯めぐりをしたい。そんな人は、秋田の秘湯「乳頭温泉郷」の循環バス「湯めぐり号」で源泉異なる7つの温泉をめぐってみてはいかが?
「乳頭温泉郷」は、十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に点在する七湯の総称。七湯は独自に源泉を持ち、泉質や色、効能も多種多様で、7湯をめぐれば万病に効くといわれています。「湯めぐり号」はその7つの温泉宿を循環するシャトルバスで、同温泉郷内の宿に宿泊している人を対象にした「湯めぐり帖」、「湯めぐりマップ」を購入すると乗車することが出来ます。「湯めぐり帖」は湯めぐり号の無料乗車と7湯の入浴が1回できるお得な帳面。有効期限は1年間で、有効期限内であれば「湯めぐり号」の乗車が無料で何回も利用ができ、入浴済みの温泉も直接宿にお金を払えば何度でも入浴ができます。「湯めぐりマップ」は湯めぐり号が1日乗り放題になるスタンプ帳で、各温泉に直接お金を払います。春から夏にかけては鮮やかな緑、秋は紅葉、冬は雪景色と共に名湯に浸かれます。
住所 :秋田県仙北市田沢湖地区
電話番号 :0187-46-2244(乳頭温泉組合)
営業日・時間:各宿に異なる ※冬季休業する宿もあり
定休日 :各宿に異なる
アクセス :(電車)JR田沢湖線・田沢駅からタクシーで約19分
(バス)JR田沢湖線・田沢駅から乳頭線・駒ヶ岳線で約42分、
「鶴の湯温泉入口泉」下車
(車) 東北自動車道・盛岡ICから約1時間
駐車場 :各宿にあり
6. リナワールド(山形県)
遊園地をお探しのみなさん、山形には東北最大級の遊園地「リナワールド」がありますよ。公式サイトでは、家族、友達、カップルにマッチしたコースも紹介されているのでアトラクション攻略の参考にしてみてはいかが?
2019年に開園50周年を迎えた山形県唯一の遊園地「リナワールド」。広大な敷地には約30種の豊富なアトラクションを備え、ハローキティのイラストが描かれた観覧車やサンリオキャラクターのコーヒーカップ、エンジェルキティを先頭車に乗せたジェットコースター、さらにハローキティのアトラクションがあるメルヘンランドなど、小さな子供が楽しめるアトラクションが充実しています。2021年には、2020年8月に94年間の営業に幕を閉じた「としまえん」の超巨大立体迷路の一部を移設した「DOSAIDA?」もオープンし、大人系アトラクションもますます進化。雨日でも楽しめるアトラクションや施設も多く、遠方旅行者も安心。一方、11月下旬~3月上旬の冬期間は営業していないのでご注意を。
住所 :山形県上山市金瓶字水上108-1
電話番号 :023-672-1614
営業日・時間:平日10:00-16:30、土日祝9:30~17:00※季節変動あり
定休日 :火曜日(祝の場合は営業)、※季節変動あり(ホームページ確認)
アクセス :(電車)JR奥羽本線・みのやま温泉駅からタクシーで約6分
(バス)JR奥羽本線・山形駅西口から高速バス・仙台-上山 高松葉山温泉行で
約1時間17分、「リナワールド前」下車
(車)山形自動車道・山形ICから約5分
駐車場 :あり(1,000台無料)
7. 蔵王温泉スキー場(山形県)
一冬に降る雪の量が最も多いスキー天国であり、35市町村すべてに温泉が湧く温泉大国でもある、山形。せっかくならスキーと温泉、一緒に楽みたいもの。そんな願いをかなえてくれるのが、温泉と樹氷コースを楽しめる唯一無二のスキー場「蔵王温泉スキー場」です。
「蔵王温泉スキー場」は、東北最大級の面積を誇る、山形市蔵王温泉にある老舗のスキー場。樹氷のあるスキー場として知られ、“アイスモンスター”と呼ばれる樹氷を見ながらゲレンデ最上部から滑る樹氷原コースや樹氷の中を歩くスノートレッキングツアー、樹氷の見頃にあわせて開催される「蔵王樹氷まつり」などで樹氷をみることができます。スキーやライトアップを楽しんだ後は、スキー場のそばにある温泉街でゆっくり湯あみ。開放感のある露天風呂を完備した施設が多く、冬ならではの雪見風呂も堪能できますよ。
住所 :山形市蔵王温泉土合709−1
電話番号 :023-694-9617
営業日・時間:8:30~17:00、ナイター営業17:00~21:00
定休日 :シーズン中無休
アクセス :JR山形新幹線山形駅より山交バス蔵王温泉行きで45分
駐車場 :あり(平日無料*有料日は1,000円
山形蔵王温泉スキー場ガイドのサイトです。ゲレンデ案内、アクセス、料金・運行案内、リンクの情報が載っています。
8. スパリゾートハワイアンズ(福島県)
気軽に海外に行けない今、日本のハワイ「スパリゾートハワイアンズ」でゆっくりしてはいかが?
「スパリゾートハワイアンズ」は、映画「フラガール」で知名度を上げたステージショーやハワイアンフード、ハワイアンズのステージに出演しているダンサーが教えるポリネシアンダンスのレッスンなど、年間を通して常夏のハワイを満喫できる複合リゾート施設。東京ドーム6個分の敷地に温水プールや温泉、ゴルフ場、施設やサービスが異なる4棟のホテルを併設しているのでカップル、仲間、子連れ夫婦、三世帯家族と、誰と来てもリゾート気分でゆっくり過ごせます。1日券や入園時間指定券もあり、日帰りも可能です。
住所 :福島県いわき市常磐藤原町蕨平50
電話番号 :0570-550-550(ナビダイヤル)
営業日・時間:10:00-21:30(最終入館時間は閉館1時間前)※時期や施設により変動あり
定休日 :2022年12月19日(月)~22日(木)、2023年1月23日(月)~26日(木)
アクセス :(電車)JR常磐線・湯本駅から無料送迎バスで約15分またはタクシーで約10分
(車) 常磐自動車道いわき湯本ICから約3分
駐車場 :あり
広々としたプールや温泉、フラガールショーなどがそろう6つのテーマパークは、子供から大人まで楽しめます。宿泊予約は公式サイトが一番お得!いつでも楽しい常夏の楽園へようこそ。
9. 大内宿(福島県)
夫婦や恋人、気の置けない友と連れ立ってしっぽりと。都会の喧騒を忘れ、古の宿場町「大内宿」で温故知新の旅を楽しんではいかが?
江戸時代、会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えた「大内宿」。当時の面影そのままに30軒ほどの茅葺き屋根の民家が立ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚を味わえます。昭和56年には国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されたことで保存活動が活発となり、現在では茅葺き屋根の古民家を利用した食事処や土産物屋、かつての屋本陣跡を再建した「大内宿町並み展示館」が軒を連ね、年間100万人を超える観光客が訪れる一大観光スポットになっています。ランチを食べるなら大内宿名物「ねぎそば」、買い食いやおやつには半つきにしたごはんを握り潰し、じゅうねん(エゴマ)味噌を塗って焼いた「しんごろう」や「とち餅」などの郷土料理をどうぞ。
住所 :福島県南会津郡下郷町大内山本
電話番号 :0241-68-3611(大内宿観光協会)
営業日・時間:9:00頃~16:00頃 ※各店舗により異なります
定休日 :-
アクセス :(電車)会津鉄道・湯野上温泉駅から車で約10分
(車) 東北自動車道・白川ICから国道289号線経由で約1時間10分
磐越自動車道・会津若松ICから国道118号線経由で約45分。
駐車場 :あり(約400台有料)
10. リカちゃんキャッスル(福島県)
女の子がいる家庭や、かつて人形遊びをした大人女子、男性のコレクターさんにおすすめなのが、福島にある「リカちゃんキャッスル」。じっくり館内を見てまわりたい、いろいろ吟味して買いたい人は、一人旅をおすすめします。
リカちゃん誕生25周年にあたる1993年、リカちゃんの誕生日である5月3日にオープンした「リカちゃんキャッスル」。日本で唯一のリカちゃんのオープンファクトリー&テーマパークです。女性は無料レンタルのリカちゃんドレスを着て、リカちゃんのお部屋をお邪魔したり、リカちゃんと電話で話したり、リカちゃんと世界旅行をしたりと、おままごと感覚でリカちゃん体験ができます。さらに、歴代リカちゃんの展示や、施設内の工場で1体1体手作りされた国産のリカちゃんや自分好みにコーデしたオリジナルリカちゃんを購入したりと、大人女子も楽しめるコーナーも充実。
住所 :福島県田村郡小野町小野新町中通51-3
電話番号 :0247-72-6364
営業日・時間:10:00~16:00(最終入館15:30)
定休日 :月曜日
アクセス :(電車)磐越東線・小野新町駅から徒歩10分
(車) 磐越自動車道・小野ICから5分
駐車場 :あり(約100台無料)
福島県小野新町にある日本唯一のリカちゃん人形一貫生産オープンファクトリーです。「リカちゃん」にまつわる展示やオリジナルドールの販売も行っています。みんなでリカちゃんやジェニーたちに会いにきてくださいね!
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すべての県が海に面し、日本海側と太平洋側では大きく異なる気候を持つ、東北エリア。変化に飛んだ四季折々の風景、海の幸に大地の恵み、温かみのある方言、独自の文化など、東北ならではの魅力的な観光スポットやグルメが豊富に揃っています。日帰りや週末にふらっと、大型連休や長期休暇を利用してゆっくりと、今回紹介した東北おすすめスポットへお出かけしてみてくださいね。
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