日帰りでも行ける！夏でも涼しい福岡の避暑地おすすめ15選

短くも暑い福岡の夏

福岡は九州地方に位置することから暑いイメージがありますが、1年を通して温暖で過ごしやすく、東京よりも暑くはありません。とはいえ、温暖化により年々、熱帯日も増えていることから、週末や長期休暇には、涼を求めて県内外の人々が福岡の避暑地を訪れます。今回は、「北九州」「福岡」「筑後」「筑豊」の4地域からまんべんなく、福岡の人気避暑地を紹介していきます。

平尾台自然の郷（北九州市）

小倉南区の平尾台にある「平尾台自然の郷」は、アウトドアが楽しめる公園です。広大な敷地にはBBQ広場や体験工房、地場の新鮮な食材を使った料理を提供するレストランや地元の物産品・工芸品を販売するショップ、自然観察を楽しめる展望台やドリーネデッキ、野草園などが揃ったビレッジゾーン、すべり台やトンネルなどの遊具でのびのび遊べる広場ゾーン、草ソリも楽しめるキャンプ場が備わっています。また、平尾台を活かしたカルストガイドやケイビングガイド、夏季限定の沢登体験など、自然体験ツアーにも参加できます。カップルや仲間、家族の夏の思い出、夏レジャーが楽しめる場所です。

住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台1-1-1
電話番号:093-452-2715
営業時間: 9：00-17：00(3～11月)、10：00-16：00(12～2月)、10：00-20：00(5/1-5/9)、10：00-20：00
(5/10-10/31金土日祝)、5：00- 9：00(1/1初日の出会)
定休日：火曜、年末年始(祝日振替休日の場合翌日）
アクセス:（電車）JR石原町駅より約15分（車）九州自動車道 小倉南ICより約20分

管生の滝（北九州市）

小倉南区にある「管生の滝」は、紫川の上流にあり、一ノ滝から三ノ滝まで三段に分かれています。中でも一ノ滝は、最も大きく落差約30m、北九州市最大の滝の名所です。滝からのマイナスイオンや森林浴で涼がとれるため、夏場はたくさんの人で賑わいます。無料の広い駐車場やトイレを完備し、近くには須川神社もあります。滝を眺めたり、清流沿いの野あふれる岩道をトレッキングしたり、大人が楽しむ避暑地です。

住所:福岡県北九州市小倉南区大字道原
電話番号:093-541-4189
アクセス:（車）中谷営業所から約10分、もしくは徳光橋から約15分

畑貯水池（北九州市）

八幡西区にある「畑貯水池」は、池の周りに整備された約6kmの自転車遊歩道を利用したジョギングやウォーキングが楽しめる場所です。そして、近頃は、川遊びができる穴場スポットとしても注目されています。川へは駐車場内トイレの対角線、小さな階段を降りていきます。わかりづらい場所にあるが故、利用者が少ないのも魅力です。樹々が生い茂り、手つかずの自然が残っている清流で、ちびっ子たちは天然の滑り台で遊んだり、足首までの浅瀬ゾーンで川遊びを楽しむことができます。もう少し大きいお兄ちゃんたちなら浮き輪やライフジャケットを身に着けて、深さのある沢の奥で川遊びや魚釣りを楽しんでもいいでしょう。大人たちはバス釣りを楽しみ、川岸に椅子やシートを敷いて木陰の下で子供を見守ることができます。近くには、やまめ·鮎·うなぎ·鯉などの川魚が堪能できる食堂もあります。ただし、トイレや駐車場はありますが、更衣室はありませんので着替えの工夫が必要です。

住所:福岡県北九州市八幡西区大字畑
電話番号:093-541-4189
アクセス:（車）中谷営業所から約10分、もしくは徳光橋から約15分

千仏鍾乳洞（小倉南区）

「千仏鍾乳洞」は、国の天然記念物にも指定されている、平尾台の東端に開口する全長900ｍの鍾乳洞です。1年を通して気温16℃、水温14℃と夏に訪れるには極めて涼しく、入り口から480mまでは靴のまま入れるので、デートや家族連れでも探勝と夏の涼が気軽に取れる場所です。さらに奥の細道と命名されている、一枚石灰岩の上を滔々として流れる清水の中を進めば、冷涼な神秘の世界を目にすることができます。奥の細道に向かう場合は、無料で貸し出されている草履を履くか、トレッキングシューズを用意する必要があります。

住所:北九州市小倉南区平尾台3-2-1
電話番号:093－451－0368
営業時間:9：00～17：00（平日）、9:00～18：00（土·日·祝日）
アクセス:（電車）JR石原町駅からタクシーで約18分(車)小倉南ICより約20分

千仏鍾乳洞　公式ホームページ

ほたるの里公園（みやこ町）

「ほたるの里」は、祓川沿岸にある川遊びが楽しめる公園です。祓川の豊かな水を利用した高さ2m、長さ3.5mのウォータースライダーや、自然石を使った緩傾斜護岸、飛び石など、自然の雰囲気を残しながら利用しやすい空間となっているので、子どもから大人まで水遊びや景色を楽しみながら涼が取れます。ちなみに、公園ではBBQや花火は禁止です。

住所:福岡県京都郡みやこ町犀川横瀬
電話番号:093－032－6007（みやこ町役場 都市整備課）
アクセス:（電車）平成筑豊鉄道犀川駅からタクシーで約10分、または徒歩約80分（バス）JR行橋駅から太陽交通バス·豊津・木井馬場方面行きで約30分、木井馬場バス停下車徒歩約30分分(車)東九州自動車道·みやこ豊津ICから約15分

白糸の滝（糸島市）

名勝「白糸の滝」は、福岡屈指の避暑地です。標高900ｍの羽金山の中腹に位置し、落差約24ｍの滝は、真っ白なしぶきをあげて絹糸のように落ちる水流は繊細かつ圧巻です。また、滝周辺には、「ふれあいの里」があり、ヤマメ釣り体験やヤマメを贅沢に使った定食、そば打ち、名物のそうめん流しも楽しめます。涼と自然を求める観光客や釣りや川遊びなどの夏レジャーを楽しむファミリーで賑わいをみせます。

白糸の滝ふれあいの里
住所:糸島市白糸460-6
電話番号:045-231-1600
営業時間：9:00～17：00　9：00～18：00（7月～8月）、10：00～16：00（12月～3月）
定休日:12月～3月の毎週水曜日、年末年始
アクセス:（バス）JR筑前前原駅から糸島市コミュニティバス・白糸線で約28分、白糸バス停下車徒歩約25分

大野城いこいの森 （大野城市）

「大野城いこいの森」は、治水と水質改善の目的で作られた牛頸ダム周辺に整備された公園およびキャンプ場です。ダムを囲むように「水辺公園」「スポーツ公園」「中央公園」「ダム記念公園」「井出公園」が点在し、キャンプ場は「水辺公園」の上方にあります。1年を通してピクニックやBBQ、ウォーキング、自然観察、遊具遊び、サッカーや野球などが有料·無料で楽しめます。涼がとれる夏の人気スポットは、牛頸ダムに注ぎ込むせせらぎを利用した水遊びやバスフィッシングが楽しめる「水辺公園」と、小さな子供も安心して遊べる噴水広場がある「中央公園」、自然観察やアスレチック、グラススキーなども楽しめるキャンプ場です。いこいの森周辺にはスーパーやパン屋さんもあるので、家族でBBQやキャンプ、夏レジャーが気軽に楽しめます。

大野城いこいの森 キャンプ場
住所:福岡県大野城市牛頸667−58
電話番号: 092-595-2110
営業時間：9:00～17：00（受付）
定休日:毎週月曜日
アクセス:（バス）西鉄下大利駅から月の浦営業所行き西鉄バスで約24分、終点·南山手団地下車徒歩約30分（車）福岡市内から県道31号線を鳥栖方面へ約40分

千石峡（宮若市）

古くから山紫水明の地として知られる景勝地「千石峡」は、近年では夏のBBQ·川遊びスポットとして人気がある渓谷です。木山川の上流約2kmの間には公園をはじめ、キャンプ場、吊橋、青少年野営訓練所などの施設が点在しています。昼間は、川の流れを人工的に作った遊び場でライフジャケットを着てタイヤチューブの川下り、夜は蛍鑑賞が楽しめるので、夏レジャーが存分に楽しめます。

いこいの里 千石
住所:宮若市宮田2058番地
電話番号:0949-32-0519(宮若市役所 産業観光課)
営業時間：7月11日～10月10日、チェックイン15:00、チェックアウト14:00（キャンプ場）
アクセス:（バス）JR宮田バス停から約8分、千石峡入口バス停下車徒歩約20分（車）九州自動車道若宮ICから約10分

野河内渓谷（福岡市）

早良区の井原山山麓にある「野河内渓谷」は、滝や渕、奇岩·巨岩が多彩な景観を織りなす福岡市内唯一の渓谷で、人気の避暑地です。駐車場から直接入ることができる約700mの遊歩道では、深い緑と清流を見ることができます。渓谷の入り口には、トイレと見取図、途中にベンチがあります。カップルや家族、仲間で、全長約3.2㎞の気軽な渓谷ハイキングが楽しめます。

住所:福岡県福岡市早良区
電話番号:092-833-44121(福岡市役所·早良区役所 企画課 事業推進係)
アクセス:（バス）JR古河駅から西鉄バス脇山3番支線で約7分、バス停曲淵下車徒歩約15分

福岡市早良区の魅力紹介ホームページ

くらやみ遊園地（福岡市）

「くらやみ遊園地」は、アミューズメントパーク·タイトーステーション福岡天神店に2021年春に新設された、ホラーVRアトラクションです。3種類のホラーなリアル脱出ゲームとバイオハザードの世界をリアルに体感することで、夏の暑さを忘れさせてくれます。そんなホラー遊園地は、謎解きやリアル脱出ゲーム、ホラー好きのインドア派カップルにおすすめです。

タイトーステーション福岡天神店B1
住所:福岡県福岡市中央区天神2ｰ6ｰ35 サザンクロスビル
電話番号:092-737-5500
営業時間：13:00～21:00（平日）11:00～21:00(土日祝)※最終受付20:30
アクセス:（電車）福岡市地下鉄空港線天神駅から徒歩約3分

強刺激♡エンタメスポット「くらやみ遊園地」　タイトーステーション 福岡天神店に3月20日（土）開園！

五塔の滝（篠栗町）

福岡の水がめ·鳴淵ダムの上流にある「五塔の滝」は、五重の塔から水を落としたように、流れが五つの段になって流れ落ちる珍しい滝です。篠栗町の中で最も雄大で豊富な水量を誇るこの滝からのマイナスイオンを浴びようと、観光客や地元のが涼を求めるて賑わいます。町内に点在する篠栗四国霊場88ヶ所の70番札所に当たる「五塔ノ滝観音堂」の参拝や、くっきりと澄んだ滝つぼに新緑は移り込む篠栗耶馬渓とも称される美しい景観を楽しむことができる渓谷です。

住所:糟屋郡篠栗町金出3244-9
電話番号:092-947-1111（篠栗町役場 産業観光課）
アクセス:（電車）JR筑前山手駅から徒歩約40分（車）鳴淵ダムから上流へ約5分

雄大で水量豊富な

猪野公園（久山町）

伊野天照皇大神宮のすぐ近くに整備された「猪野公園」は、福岡県の中でも屈指の透明度を誇る猪野川が流れる水辺公園です。川は浅いところと深いところがありますが、深いところでも大人の腰くらいなので、子どもの水遊場に適し、夏場は多くの家族で賑わいます。公園は、駐車場（※夏は有料）とトイレ、自動販売機はありますが、売店やベンチなどはないのでお弁当やおやつ、レジャーシートや椅子などを持ち込むといいでしょう。

住所:糟屋郡久山町猪野
電話番号:092-976-1111(久山町役場)
アクセス:（バス）イコバスで猪野停下車徒歩5分、または皇大神宮下下車すぐ

棚田親水公園（東峰村）

日本の棚田100選にも認定された竹地区の棚田の近くにある「棚田親水公園」は、宝珠山川を利用した夏限定の有料公園です。敷地には、幼児用や小学生用などに分かれた河川プールや、棚田の高低差を利用してプールとプールを滑り台でつないだ「こいのぼりプール」があり、シャワー室や更衣室、トイレも完備しているので、安全で快適な川遊びが楽しめます。また、毎年5月下旬～6月中旬は幻想的なホタルの乱舞を見られ、6月の第1土曜日にはほたる祭も開催されます。

住所:福岡県朝倉郡東峰村大字宝珠山3100
電話番号:0946-72-2232（宝珠山ふるさと村）または080-2750-7641（公園管理人）、0946-72-2313(東峰村農林観光課)
営業時間：10：00～17：00（7月～8月のみ）
定休日：木曜日
アクセス:（電車）JR日田彦山線筑前岩屋駅から徒歩約20分(車)大分道杷木ICから約20分

スポガ久留米店（久留米市）

国道322号線沿い、中央公園交差点のすぐそばにある「スポガ」は、ボウリング·スケート·バッティングが楽しめる複合施設です。アイススケートは、天候を気にせず楽しめ、暑さを忘れさせてくれるので夏のレクリエーションに適しています。ここのアイススケートリンクは県内でも数少ないオールシーズン遊べる施設で、体験コースやプロによる本格レッスンを受けることもできます。他の施設も冷房が効いた快適な空間で1日、体を動かせます。1人でも、小さいお子さんがいても楽しめるのも魅力です。レストランは併設されていないので、食事をすませてからの利用をおすすめします。

住所:久留米市合川町2125
電話番号:0942-34-7008
営業時間：各施設により異なる
アクセス:（電車）西鉄久留米駅から徒歩約15分

福岡のボウリング場といえばスポガ！久留米店ではボウリング、バッティング、アイススケート、アミューズメントをお楽しみいただけます。どこで遊ぶか迷ったらスポガ久留米店へ！

調音の滝公園（うきは市）

「調音の滝公園」は、調音の滝を中心に整備された公園です。公園のまわりには「調音の滝」をはじめ、「魚返りの滝」「斧渕の滝」が点在し、毎年夏になると滝びらきが行われます。また、その滝開きと共に、そうめん流しや川の流れを引いた無料のプールもオープンし、滝めぐりや川遊び、夏レジャーを楽しみに多くの人が訪れます。そうめん流しは地元の人にも観光客にも人気があるので、時間を有効的に使うなら、そうめんを先に食べてから、子連れファミリーはプール、カップルや観光客はマイナスイオンをたっぷりの滝を楽しむことをおすすめします。

住所:浮羽町妹川3184
電話番号:0943-75-4983（うきは市住環境建設課）
アクセス:（電車）JR浮羽駅からタクシーで約15分（バス）両筑バス笹尾行で元有下車徒歩約5分（車）
大分自動車道·杷木ICから約25分

公園紹介主な施設福岡県 うきは市ホームページ

福岡の自然が生み出す避暑地で余暇を過ごそう

福岡には海、山、川が生み出す自然景観とマイナスイオンたっぷりの冷涼な空間を楽しむことができる避暑地がたくさんあります。今回紹介した避暑地を参考に、涼を取りつつ、観光や夏レジャーを楽しんでみてくださいね。