ムートンブーツコーデ【2020年最新】レディース定番冬おしゃれ

ムートンブーツとは

ムートンブーツとは、羊の毛皮で作られたブーツのことを言います。羊毛を意味するムートンはフランス語であり、英語ではシープスキンブーツと呼ぶようです。
羊毛は保温性と通気性に優れているので、履いていて温かいものの蒸れないのが特徴です。ふかふかしていて履き心地もいいので、冬本番にはどんどん活用していきたいアイテムです。

ムートンブーツの種類

ロングムートンブーツ

ムートンブーツの中でも膝下まで長さがあるものはロングムートンブーツの分類に入ります。
大人っぽいロングブーツですが、存在感が強いので重たい印象にならないように履きこなすのが重要です。大きめのボリューム感を上手に逃すために、ボトムスにはスカートよりもスキニーパンツを合わせてスッキリ着こなすのがポイントです。

ミディアムムートンブーツ

おそらくムートンブーツの中でも一番一般的なのがこちらのミディアムムートンブーツです。
パンツにもスカートにも合わせやすいので幅広いコーデに取り入れやすいのが魅力の一つと言えます。冬アイテムの中でも定番でカジュアル味の強いアイテムなので、履きこなし方さえマスターすればヘビロテ間違いなしです。

ショートムートンブーツ

あまり多くは見かけないかもしれませんが、くるぶし丈くらいのショートムートンブーツも存在します。
ムートン素材という温かさを活かしつつも、コーデを邪魔しない控えめな存在感がデイリーユースしやすいポイントです。脱ぎ履きも楽なので気軽に履いていきたいアイテムです。

ムートンブーツを履きこなすポイント

重くなりすぎないスタイリング

見た目も温かいムートンブーツですが、ボリューミーなビジュアルゆえにコーデが重たく見えてしまいがちです。秋から初冬まではシンプルで身軽な着こなしを意識し、冬本番には着込みつつもシルエットの緩急を意識してスキニーパンツを履いたりウエストマークをしたりする工夫が大切です。
存在感のあるアイテムやアウターで視線を上に持ち上げるのも、コーデの印象を軽くするのに効果的なテクニックですので、意識してみるといいでしょう。

縦ラインを意識した着こなし

ムートンブーツはヒールブーツのようにスリムなアイテムではないので、コーデを間違えると太見えしてしまうこともあります。したがって、縦ラインを意識した着こなしでシルエットが横に広がらないように注意しましょう。といっても特に難しいテクニックは必要なく、自然にすらっと見せられるようなロング丈のアウターやワンピースなどの縦長なアイテムを取り入れるだけでも印象は全然違うので、既に持っているアイテムからムートンブーツに合わせられるようなアイテムを探してみてください。

ゆったり感が鍵

上記2つのポイントはおもに印象を引き締めることについて書きましたが、リラクシーなムートンブーツを使う際、全体の仕上げにはゆったり感が欠かせません。
ジャストサイズのアイテムで固めたりするよりは少しゆとりのあるアイテムでゆるっと着こなす方がまとめ方としては好ましいでしょう。
ゆったりとした着こなしには自然とこなれ感も出てくるので、おしゃれさんな印象づけもこれでバッチリです。

おすすめのムートンブーツコーデ15選

ムートンブーツ×リラックスパンツ×ロングカーディガン

秋からでもムートンブーツを活用したい方には、リラックスパンツにさりげなく合わせたこちらのコーデをおすすめします。シルエットをカバーしたリラックスパンツはムートンブーツと合わせてもボリューム感を意識させない抜け感が演出され、相性抜群です。
トレンドのベージュベースのコーデは今っぽさ満点なので、定番ブラウンよりも少しハイトーンなベージュのムートンブーツで、旬と統一感を意識した着こなしを目指しましょう。

ムートンブーツ×ミリタリーパンツ×ハイネックニット

存在感強めの黒ムートンブーツですが、バッグなどの黒小物で視線を散らすことで上手に履きこなせるはずです。
クールなテイストの黒ムートンブーツはカーキなどのダークなアースカラーと相性がよく、ミリタリーパンツはぴったりのアイテムです。パンツは無骨な印象ですが、女性らしいゆるっとしたハイネックニットを合わせることで甘さも加えられるので、マニッシュとフェミニンのバランスをうまく調整しましょう。

ムートンブーツ×スキニーパンツ×ボアジャケット

太めのムートンブーツでも、スキニーパンツを合わせれば印象を引き締めることができます。しかし、意外と悩んでしまうのがブーツの履き口で、特にパンツとカラーが異なる場合はブーツとパンツの境界線が目立ち、足が短く見えてしまうこともあります。そこで活用したいのがレッグウォーマーです。ブーツの色味を合わせたレッグウォーマーはブーツとパンツをスッキリとスムーズに繋げてくれるので、脚長効果も期待でき、おすすめです。

ムートンブーツ×ニットワンピース×シャツ

軽い外出でもさらっとムートンブーツを履きこなしたい日があると思います。そんなときにはカジュアルなニットワンピースがおすすめです。編みニットは冬らしさ満載で、ザ・冬アイテムなムートンブーツと相性が良いんです。
大きめのVカットは垢抜けた印象ですが、インナーにリラクシーなシャツを合わせれば手軽にカントリーファッションが楽しめます。

ショートムートンブーツ×リラックスパンツ×チェスターコート

ショートムートンブーツは履き口が低いのでシルエットが広がることもなく、比較的簡単に履きこなすことができますが、ニュアンシーなリラックスパンツはムートンブーツの柔らかい雰囲気と調和するので特に合わせやすいと言えます。全体的に淡いくすみカラーをちりばめることで、色をたくさん使っても冬らしいスタイリングを楽しむことができるでしょう。
キュートなイメージが強いムートンブーツですが、襟付きのコートを合わせるとクールな一面も加えられます。可愛らしさと大人っぽさのちょうど良いさじ加減を調整してみてください。

ムートンブーツ×スキニーパンツ×ボアジャケット

フワフワのムートンブーツは見た目も温かいので、同じようなニットやボア素材のアイテムと非常に相性が良いです。トップスは編みニットやボアジャケットでシルエットが大きくなってしまっても、ボトムスでスキニーパンツを合わせて印象を引き締めれば問題ありません。
ダークブラウンは少女らしい可愛らしさと落ち着いた大人っぽさが混ざっているので、幅広いテイストの着こなしが期待できます。今回はパンツを合わせていますが、ペンシルスカートなどのタイトなスカートであれば、ムートンブーツとも合いますし、より女性らしいファッションを楽しむことができるでしょう。

カーキムートンブーツ×スキニーパンツ×ミリタリージャケット

スタンダードから少しずれたカーキのムートンブーツはそれだけで個性が光ります。これにミリタリージャケットを合わせれば、クールなマニッシュコーデを楽しむことが可能です。
最近ではメンズアイテムを日常的に使う女性も多く、男っぽいアイテムをいかに着こなすかがイマドキ女子の気になるところかもしれません。メンズアイテムは基本的に少しオーバーサイズに着こなすのがコツですので、メンズアイテムを使うときには意識してみてください。

ムートンブーツ×デニムスカート×フリース

普段のファッションがシンプルで、色味も控えめという方は、思い切ってカラームートンブーツを取り入れてみてはいかがですか。いつものコーデにマンネリ化したり、新しいテイストになかなかチャレンジできない方は靴などの小物からならトライしやすいはずです。今年は特にパープルが流行しているので、気軽に足元から取り入れて最新の着こなしを手に入れましょう。

ムートンブーツ×バルーンワンピース×ダウンジャケット

こちらのムートンブーツは一応ミディアム丈の分類に入りますが、長めの丈なので着こなしも少々難易度が高くなってきます。そんな時には潔く定番のワンピースを合わせて間違いないコーデを狙うのもありです。バルーンワンピースならシルエットに遊びを加えることができますし、何より可愛いのでムートンブーツの雰囲気とうまくマッチします。寒い季節に欠かせないダウンもコートでなくジャケットであればバランスも良いので合わせるのも簡単です。

ムートンブーツ×ニットパンツ×ボアジャケット

ムートンブーツを大人っぽくカッコよく着こなすにはどうしたら良いの？と思う方もいるかもしれません。単にカッコよくするならマニッシュなアイテムでクールに攻めるのも良いですが、大人っぽさも求めるなら、パンツを使った上品な着こなしがおすすめです。
全体を白で固めつつ、変わり種のニットパンツを合わせてリラクシーでモードな着こなしを実現させています。足元はあえてダークブラウンをチョイスすることで浮きがちな白コーデも落ち着かせることができます。

ムートンブーツ×デニムパンツ×マウンテンパーカー

寒さが本格化すると、マウンテンパーカーのようなアウトドアウェアをデイリーに着こなす人が増えてきます。アウトドアといってもデザイン性の高いアイテムが多いので、日常使いしても全く問題はないですが、カジュアルなムートンブーツとどう合わせるかは考えものでしょう。
存在感の強いマウンテンパーカーのインナーにはベージュのパーカーを合わせてアウターと調和させましょう。そして、ボトムスにはデニムを合わせてカジュアル味を強調していけばムートンブーツを組み込んでも違和感のない着こなしになります。

ムートンブーツ×ワンピース×ミリタリージャケット

ベージュベースのこちらのコーデはシティというよりはカントリーなシーンにぴったりなファッションです。ミリタリージャケットなどの無骨なアイテムもベージュであれば女性も取り入れやすいでしょう。
シルエットが美しいAラインワンピースは、ムートンブーツにも対応できます。全体的な色味を合わせつつ、さりげなく要所にチェックを組み込んで遊びを楽しむのも良いです。

ムートンブーツ×プリーツスカート×マウンテンパーカー

無機質なブラックベースコーデでも、ムートンブーツを取り入れるだけで温かみをプラスすることができます。
トップスで大きくなったシルエットは黒の色味も相まって重い印象になりがちなので、ボトムスは軽い素材感のスカートをチョイスしましょう。印象を明るくすることができますし、コーデに可愛らしいスパイスを加えることができます。軽い素材はそれだけ薄い素材で防寒には弱いことも多いので、スカートの下はレッグウォーマーやタイツを合わせてしっかり防寒するのも良いと思います。

ムートンブーツ×プリーツスカート×MA-1

ムートンブーツを華やかに着こなすならこちらのコーデを。ロング丈のスカートであれば厄介なムートンブーツの履き口やシルエットを気にする必要がないので、キュートなビジュアルや防寒機能のいいとこ取りが可能です。ロング丈でも細かいプリーツスカートであればムートンブーツと対照的に軽やかな印象で、女性らしさもアピールできます。
ブラウンベースのボーダーシャツにファーが特徴的なMA-1で仕上げれば、定番ムートンブーツを使っても今っぽいファッションを楽しめるはずです。

ムートンブーツ×台形スカート×ダウンジャケット

シンプルなカジュアルコーデでも、ファー付きのムートンブーツならちょっぴりゴージャスなテイストを加えられます。台形スカートは美脚効果が期待できるシルエットができているので、ムートンブーツを履いても安心です。スカートの丈は少し短いので、防寒のためにもタイツを合わせるのが良いでしょう。
全体的にブラックのアイテムで固めていますが、スカートにライトベージュを差し込むと印象を明るく柔らかくすることができるので、暗くなりすぎたなと感じる時には試してみましょう。

ムートンブーツで温かい冬ファッションを楽しみましょう

ムートンブーツを使ったコーデを紹介してきましたが、お気に入りのコーデは見つかりましたか。
ムートンブーツのおしゃれな履きこなし術をたくさん盛り込みましたので、ムートンブーツを出す季節になったらこの記事を参考にぜひ復習してみてください。