【レディース】ミリタリージャケットコーディネート【おしゃれな着こなしのコツ】

この記事ではミリタリージャケットのトレンドや着こなし方を押さえつつおすすめのコーデを紹介していきます。カジュアルな着こなしからモードな上級者コーデまで幅広く扱っているのでお気に入りのコーデや参考になるコーデが見つかると思います。ミリタリージャケットコーデのレパートリーを増やしておしゃれの幅を広げましょう。

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ミリタリージャケットの魅力

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ミリタリージャケットとはアメリカやイギリス軍がもともと使用していたジャケットのことで、種類が豊富な上、機能性が抜群で、今ではファッションアイテムとして欠かせない存在です。もともとは軍用だったということで男性らしいデザインのものが多いですが、女性でも着こなしやすい、馴染みのあるものもあります。女性らしさ全開のコーデにミリタリージャケットを合わせるとボーイッシュな要素が加えられ、スパイスの効いたコーデに仕上がるので女性でも上手に使えば色々なコーデが楽しめます。

ミリタリージャケットの種類

M-65

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こちらがど定番のミリタリージャケット。ミリタリージャケットと言われればこちらが思い浮かぶ人も多いのではないかと思います。特徴はフードが収納された襟元や、手首の太さに合わせて調節可能の袖口などの高い機能性です。元々はアメリカ軍の冷寒地用のアウターなので防寒にも優れいています。

MA-1

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こちらは女性でも着こなしやすく馴染み深いアイテムなので街中でも着ている人を多く見かけます。やはり全体的に丸みを帯びたシルエットや襟元のシェイプが可愛らしい特徴ですね。左腕に小さなポケットがついているのもMA-1ならではのポイントで、シンプルかつ機能性抜群のアウターと言えます。

M-51(モッズコート)

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モッズコートとは腰下まであるロング丈のアウターで、こちらの写真にはありませんがフード部分にファーがついているものも多くあります。また、後ろの裾に調節用の紐がぶら下がっているのもモッズコートの特徴のようです。防寒性はもちろんですがデザイン性にも優れているので多くの人に愛されているミリタリージャケットの一つです。

N-3B

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N-3Bはナイロン製の生地から、ファーや調節紐のついたフードなどディテールまで保温効果抜群なのが特徴ですが、シルエットはスマートで普段使いしやすいのもポイント。無骨ですが男らしすぎないデザインなので女性でも気軽に着こなせそうな冬大活躍のアウターです。

N-1(デッキジャケット)

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デッキジャケットは米海軍が使用していたミリタリージャケットで、風から身を守ってくれる素材や製法により防寒性はNo.1です。裏地から襟までボア素材が施されていて、素朴なデザインの中に可愛らしさがあり、優しい印象をコーデに与えます。カラーは様々ありますがベージュやカーキの他にネイビーや黒なども見られ、バリエーションも豊かなのが嬉しいところ。

G-1

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G-1はレザーのミリタリージャケット。写真のようにパッチをたくさんあしらったデザインはミリタリージャケットとしてもイメージしやすいですよね。G-1の特徴はレザーという素材以外に、2つの大きなポケットやボア素材の襟が挙げられます。ビンテージのG-1ジャケットは年季が入って男くささが強いですがストリートファッションではよく見かけられるアイテムですね。

ダッフルコート

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ダッフルコートもミリタリージャケットとして使われていたことをご存知でしたか。今では学生など若い世代に特に人気のある冬定番のアウターですよね。ミリタリージャケットは男らしさが強いものが多いですが、ダッフルコートは木製のトグルや厚い生地感、丸ボタンなど可愛らしさが強いので男女問わず着こなせます。また、他のミリタリージャケットとは違いカジュアルな要素は少ないのでコーデに取り入れる際にはフォーマルやきちんとコーデに合わせましょう。

ピーコート

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こちらのピーコートもよく見るフォーマルライクなアウターですね。特徴はウールの生地と大きめの襟、ダブルブレストタイプのボタンです。また、イギリスの海軍が使用していたミリタリージャケットなのでボタンには碇のマークがついているのが一般的です。生地が分厚くしっかりしているので防寒も期待できます。落ち着いた大人コーデにぴったりのアウターです。

トレンチコート

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トレンチコートはバーバリーなどのデザインが有名なように、モード界でもしばしば使用されるほど万人に愛されるアウターです。特徴はピーコートと同じくダブルブレストタイプであること、丈が長いこと、ベルトがついていること、そして手首の調節機能などが挙げられます。ベージュが一番スタンダードな色で、防水加工が施されているものが多いです。ファッションアイテムとしても人気が高い分、トレンドもコロコロ変わりますが一番スタンダードなタイプはいつの時代も人気のあるアイテムです。女性ですとベルトをおしゃれに留めたり結んだりとちょっとしたアレンジで遊べるのもポイント。

CWU-45P

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CWU-45Pの特徴はツルツルとした素材感と腕部分のチャック付きポケット、そして正面についた斜め向きの2つポケットです。デザインや素材感もすっきりとしていて襟つきなのでスマートな印象ですが全体的に丸みを帯びたデザインなのでバランスのとれたミリタリージャケットになっています。

ARMY IPFU

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こちらは米軍がトレーニングの際に使用していたミリタリージャケットで、ウィンドブレーカーのようなものです。トレーニング用ということで通気性がよく、軽い素材で作られているので実際のスポーツウェアとしても使える実用性抜群な上にデザイン性にも優れているので今でも人気のアイテムです。

ミリタリージャケットのトレンド

複雑なディテールのトレンチコート

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こちらはサカイの複雑なディテールが特徴のトレンチコートです。ベーシックなベージュではなくカーキを用いているのでミリタリー色の強いアイテムになっています。2019年秋冬にもバーバリーに見られたように色々な色や素材を用いて複雑に組み合わせたデザインが見られましたが、その流れは2020年春夏にも続くようです。

男前な着こなし

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こちらはステラマッカートニーのコレクションで見られたアイテムです。もともと男らしいデザインのミリタリージャケットをそのまま全力で男らしく着こなすのがモード界ではトレンドのようで、コートというよりはオールインワンのようなデザインのものを黒のごついブーツで合わせたり、裾をブーツにインしたりする着こなしが多く見られました。

ミリタリージャケットを使ったおすすめのコーディネート

ここまで様々なミリタリージャケットを紹介してきましたが、以下からはミリタリージャケットとして一番よく知られているM-65を使ったコーデを紹介していきたいと思います。

ミリタリージャケット×シャツ

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まずはシャツと合わせてミリタリージャケットの男らしさを払拭してみましょう。シャツと合わせると案外きれいめにまとまるので純粋にカーキのアウターとして女性でも楽しめるはずです。ミリタリージャケットというとシルエットが丸くてごついものも多いですが、M-65はシルエットがきちっとしていて生地も薄いので女性が着ると体のラインに沿って女性らしくなるので比較的着こなしやすいです。

ミリタリージャケット×ワンピース

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甘すぎないコーデがお好きな方は、レースワンピにM-65を合わせてみてはどうですか。女性らしい花柄のレースワンピにマニッシュなミリタリージャケットを合わせることで簡単にミックスコーデが完成しちゃいます。また、写真のように自然豊かなところにお出かけの際には花柄やカーキが溶け込みますし、ヒールよりもペタンコなシューズがぴったりです。キャップは日よけにもなりますがレースワンピのフェミニンさにボーイッシュな要素を加えられるのでおすすめです。

ミリタリージャケット×きれいめコーデ

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ラフなミリタリージャケットを使ってもきれいめコーデにする方法もあります。こちらのコーデはM-65に白のインナーと黒のワイドパンツを合わせたものです。ジャケットもパンツも大きめのシルエットなので単調にならないようパンツは短めの丈を選んで適度に肌見せ。そしてジャケットも上だけボタンを閉めてインナーをチラ見せすることでジャケット下のモノクロコーデもうまく活用できます。最後に小物でコーデを一気に昇華させるべく、首元にはスカーフを巻き、足元はサンダルで重めのコーデを軽く見せましょう。

オーバーサイズミリタリージャケットコーデ

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女性でもミリタリージャケットを男らしくクールに着こなしてみたいですよね。そんな時はオーバーサイズコーデで決まりです。カーキのミリタリージャケットはジーンズと相性抜群なのでここはオーバーサイズのジーパンとオーバーサイズのM-65をチョイス。ポイントはだぼだぼして強弱のないコーデにならないよう、インナーには黒のタートルネックニットを合わせることです。黒はコーデ全体をまとめることができ、タートルネックは目線が上に行くのでコーデを引き締める効果があります。またジーパンは裾に向かって細くなるスタイルを選んで女性らしい印象に。

ミリタリージャケット×ワンカラーコーデ(ブラック)

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黒は引き締め効果があると書きましたが、こちらはジャケット以外オールブラックのコーデです。やはりジャケットのインナーはバランスのとりやすいタートルネックが無難のようですね。ボトムスもスキニーの黒パンツを使うことでシルエットが引き締まります。これに少し大きめのM-65を合わせることでバランスのとれたコーデの完成です。黒のカーキだけでは物足りなく感じる方はバッグや靴などで他の色を加えてみてもいいでしょう。こちらの写真では茶色のブーツを合わせて抜け感を出しています。

ミリタリージャケット×ワンカラーコーデ(ホワイト)

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こちらは反対にジャケット以外オールホワイトのコーデです。カーキは明るいコーデにもくらいコーデにも合いますがこのコーデは全体的に明るい印象になっていますね。上から下まで全て真っ白のコーデにカーキのジャケットを一枚羽織ることでシンプルかつ洗練された印象に。ポイントはホワイトはホワイトでも色味を合わせつつ色々な生地感のアイテムを合わせること。また襟を立てることでよりクールにきこなしになりますよ。

ミリタリージャケット×デニムジャケット

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こちらはM-65を使ったレイヤードスタイルです。先ほど書きましたようにジーンズとカーキジャケットは相性がいいのでM-65の下にデニムジャケットを合わせています。アウター×アウターは難しそうに聞こえますが合わせやすい組み合わせを押さえれば簡単に防寒もおしゃれも両立できちゃいます。アウター×アウターの下にも何をきるか迷いがちですがそんな時は無難でシンプルなものを選びましょう。単色でもいいですがせっかくレイヤードスタイルならコーデに深みを出したいので少し柄感のあるモノクロのボーダーをチョイス。トップスで重層感のあるコーデにはボトムスをすっきりさせましょう。少し暗めのコーデには差し色で白の靴を合わせてみてください。

ミリタリージャケット×ショートパンツ

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こちらは若い女性におすすめのシティライクなコーデです。短パンに白トップスという若々しく夏っぽいコーデにもデニールの薄いタイツを合わせ、裏地のついたM-65や帽子、ブーツで一気に冬仕様に。パンツが短いのでジャケットは大きめのものをチョイスしてバランスを取っています。カジュアルですがとっても可愛らしくあか抜けたコーデですね。

ミリタリージャケットの清楚コーデ

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ラフでカジュアルなミリタリージャケットだからこそ大活躍するコーデがあります。それは清楚×ミリタリージャケットコーデです。普通のお出かけにしてはちょっと決めすぎたかな、というようなきちんとコーデもいい具合にカジュアルダウンしてくれるのがM-65。写真のようにきれいなトップスに短めのタイトスカートというきちんとコーデでもミリタリージャケットを合わせることで街に馴染みます。

ミリタリージャケット×オールインワン

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日本ではオールインワンを着ている人をあまり見かけないですが、オールインワンを着るだけでおしゃれ上級者に見えてしまうのはどこか着こなすのが難しいからかと思います。ここではM-65を上手に使ったこちらのコーデを紹介します。カーキはボタニカル柄ととても相性がいいのでこのような柄にもぴったり合います。またこのオールインワンは裾に向かうにつれて細くなるデザインなので非常にタイトな印象が強いです。そこでM-65でシルエットをぼかしつつ視線を上に持っていきましょう。また差し色でマスタード色のハイヒールを合わせればクールな装いに仕上がります。

まとめ

今回はミリタリージャケットの種類からM-65を使ったレディースコーデを紹介してきました。メンズの印象が強いミリタリージャケットも女性が着れば一気にクールな装いになったり、ミックスコーデが楽しめたりと着まわし方は無限大なので、今回はM-65に限定していますがその他のミリタリージャケットコーデにもトライしてみてくださいね。

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