夏に脱ぐ前に対策を！背中ケアで完璧な清潔感を

実は悩んでいる男性も多い背中ニキビ

ニキビ、というと10代や20代前半までのもの、というイメージが強いかもしれません。
しかし、実はそれ以降の年代でも悩んでいる男性は多いと耳にします。
今回は、発生理由と予防方法、もしできてしまった場合のケアなどをご紹介したいと思います。
夏場になると、上半身を見せる機会も多くなるかもしれません。
いくら顔などのケアを行って、清潔感をだしていても、普段見えない背中が汚かったら、見えないところは不潔にしている、というレッテルを貼られてしまうかもしれません。
早めの対策で清潔感のある背中を目指してみてはいかがでしょうか。

ニキビのできるメカニズム

ニキビのできる流れは以下のようになっています。
①角栓が毛穴につまる
②毛穴の中に皮脂が溜まる
③アクネ菌の繁殖
④肌が炎症をおこす
この4ステップを踏んでニキビはできてしまいます。
しかし、考え方によっては、この過程をなくすことができれば背中はきれいになるのです。

アクネ菌の性質を端的に表現すると、空気が入らず、脂肪分が多い場所に住み着く習性を持っています。だからこそ、皮脂が溜まっていて、なおかつ出入り口が角栓で塞がれ空気が入りにくい面皰の中に入り込むわけですね。常在菌であり、ブドウ球菌の次に多く存在しているため、完全にゼロにすることは根本的に不可能。ですから、アクネ菌を除去するのではなく“アクネ菌が入り込んでニキビを発生させてしまう”ような面皰、角栓によって塞がれた毛穴を作らないようにすることが現実的な対策となります。

出典：www.aizawa-hifuka.jp

主な原因

短期間で解決を図れる原因

短期間で解決できる原因として、
①シャンプー
②汗
③肌の乾燥
があげられます。
いずれも、日常的に少し気をつけるだけで一気に改善される内容なので、ぜひ早期解決に取り組んでみてください。

長期的な改善が必要な原因

長期的な解決を必要とする原因としては
①ホルモンバランスの乱れ
②ストレス
があげられます。
短期的な解決とあわせて、長期的な原因にもしっかりとアプローチすることで、根本解決をすれば、もう背中について悩むことはなくなるでしょう。
これらの解決方法としては、規則正しい生活や、食習慣が重要になってきます。

原因別の解決策

シャンプーのすすぎ残しに要注意

頭→体の順番で洗っている場合にはあまり考えにくいのですが、体→頭の順番で洗っている方は注意が必要です。
体を洗った後にシャンプーをした場合、泡が背中についてしまう可能性が一気に高くなります。
この泡によって毛穴がつまってしまうのです。
そこで、まずこのような習慣のある方にはシャワーを浴びる順番を変えてみることをおすすめします。

汗をかいたと思わなくてもこまめにケアを

男性は女性よりも汗をかきやすい上に、背中は顔よりも汗をかきやすい、というデータがあります。
このことから背中ニキビに悩んでいる男性の方が多いのかもしれません。
汗をかいた後にケアすることはもちろん、気づかないうちに汗をかいている可能性もあるのでこまめなケアをしなくてはいけません。
そのためには、事前の対策として制汗スプレーで汗を抑えることに加え、こまめにタオルで背中をふき、汗の吸収が良いシルク製などの肌着の着用をおすすめします。

乾燥によるターンオーバーの乱れを防ぐ

乾燥すると肌の角質が硬くなり、ターンオーバーが乱れます。
これにより、古い角質がとれずに肌に残り、その角質が毛穴をつまらせる原因となります。
これを防ぐために、体を洗う前に湯船につかり、肌を柔らかくしてから洗うことで、角質をとりやすくすることができます。
また、お風呂あがりにもきちんと保湿をすることも重要です。

日常的なケアが重要

いかがでしたか？
今回は意外と人から見られる背中のケアのご紹介をさせていただきました。
しかし、どれを行う場合も、まずは清潔感を保ち、規則正しい生活を行うことが重要です。
ぜひ、日常からケアを行って隅々までお手入れをしてみてはいかがでしょうか。