沖縄でおすすめの離島15選

沖縄は本島だけではない

沖縄旅行と言えば、沖縄本島を指す方も多いと思いますが、沖縄県には55ものの離島があり、島によって魅力や見どごろが異なるため、本島に訪れた際は是非足を延ばして頂きたいです。また、離島と言えばアクセスが大変そうなイメージもありますが、本州から直行便のある島もあれば、本島から車で行ける島もありますので、手軽るに離島を楽しむことが出来るのも沖縄の離島の魅力の一つです。定番の離島から穴場の離島まで幅広く紹介しますので是非参考にしてみてください。

1．石垣島（定番）

沖縄本島から南西へ400㎞のところにある石垣島へは、羽田、中部、関西、福岡からの直行便もあり、沖縄の離島の大定番ではないでしょうか。那覇や宮古島からの便も充実していますので、定番の沖縄観光にプラスして行くのもおすすめです。また、石垣島から行ける離島も多く、離島巡りの拠点にもピッタリです。本島、西表島に次ぐ面積を誇り、観光名所も多く、レンタカー、バス、タクシーで周ることが出来ます。白い砂浜とエメラルドグリーンに輝く海が美しい「川平湾」は必見です。周辺に多くのリゾートホテルもあります。絶景スポット以外にもカヤックやシュノーケル、バギーなどのアクティビティが豊富なのも石垣島の嬉しいところです。沖縄本島に行ったことはあるけど、離島巡りはしたことない初心者におすすめの離島です。

2．宮古島（定番）

沖縄本島の南西300kmの所に位置する島で、こちらも本州の羽田、中部、関西の各空港から直行便の出ているアクセスの良い離島です。また、宮古諸島の中心の島であり、那覇からの便も多いので、石垣島同様に離島巡り初心者にもおすすめですし、離島巡りの拠点にもなります。宮古島の特徴は何と言っても、透明度の高い海。与那覇前浜は東洋一美しいビーチとも言われるほどです。また、伊良部島と宮古島を結ぶ全長3.5㎞の伊良部大橋をドライブするのもおすすめです。ドイツ村や植物園などのマリンレジャー以外にも観光スポットが多いのも宮古島の大きな特徴で、「島おでん」などの宮古島でしか味わえないグルメも豊富であり、宮古島だけでも十分楽しめるのではないでしょうか。アクセスしやすく、綺麗な海を楽しみたい方におすすめの島です。

3．渡嘉敷島（那覇から近い）

慶良間諸島の中心の島であり、那覇からの距離は32㎞と、那覇から日帰りでも行ける離島の一つとなっています。沖縄本島泊港から高速船で30分、フェリーで1時間でアクセスできます。（年間を通して人気がある島であり、高速船はすぐ満席になるので早めに予約することをおすすめします）渡嘉敷島の見どごろは、「ケラマブルー」と呼ばれている阿波連ビーチです。透明度が高いだけでなく、波も穏やかのためお子様連れでも安心して楽しめるビーチです。海の家やマリンハウスも充実していますので、食事やアクティビティにも困らないです。また、サンゴの生息地でもあり、渡嘉志久ビーチは初心者にもおすすめのダイビングスポットですので、合わせて確認してみてください。那覇から日帰りで離島を楽しみたい方におすすめの島です。

4．竹富島（石垣島から近い）

石垣島からフェリーで10分で行くことのできる離島です。周囲は約9㎞の小さな島で、レンタルサイクルで周ることをおすすめします。竹富島と言えば、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている赤瓦屋根の家が立ち並ぶ街並みが美しいです。沖縄の島の雰囲気を味わうことが出来るのではないでしょうか。また、西桟橋は美しい海を心ゆくまで眺めることが出来るスポットとしておすすめです。石垣島に滞在したら日帰りでも行ける島ですが、星野リゾート「星のや竹富島」もあり、島民の暮らしが体験できるリゾートとなっていますので合わせて確認してみてください。

5．小浜島（石垣島から近い）

石垣島から高速船で25分で行けることのできる島です。小浜島は何と言っても、NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」の舞台として有名な島です。映画やドラマにも度々登場するサトウキビ畑を突き抜ける「シュガーロード」や島でも随一の景勝地の「大岳」を周ることのできる観光ツアー（70分）がおすすめです。のんびりとした島の雰囲気を味わえるのは、小浜島の一番の魅力ですが、海の綺麗さも素晴らしくダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティにもピッタリの島です。こちらの島も石垣島から日帰りで訪れることが可能です。

6．西表島（石垣島から行ける）

八重山諸島で一番大きな島で、沖縄県の中でも沖縄本島に次ぐ面積です。石垣島から高速船で30～40分でアクセスできます。竹富島や小浜島からも近く、両方の島にフェリーも出ていますで合わせて島巡りもおすすめです。西表島は他の離島の雰囲気とは全く異なり、島の90％が亜熱帯のジャングルで覆われていて、まるで異国にいるかの様な気分になります。一番の見どごろは「ピナイサーラの滝」で、トレッキングツアーで自然を思う存分楽しんでみてはいかがでしょうか。他にも由布島での水牛車や星空観賞など、山、川、海、空と自然を遊びつくせます。石垣島からの日帰りも可能ですが、せっかく訪れるなら宿泊することをおすすめします。

7．波照間島（石垣島から行ける）

八重山諸島に属し、有人島としては日本最南端に位置します。石垣島から高速船で約1時間で行くことが出来ます。島の周囲は15㎞と小さく、人口も500人ほどののどかな島で人の数よりもヤギの数の方が多いと言われています。島の主な産業は製糖でサトウキビ畑が広がり、同時に泡盛も作られていて、この島でしか流通していない幻の泡盛はお土産に人気です。波照間島の一番の魅力は、ハテルマブルーとも称される「ニシ浜」ではないでしょうか。沖縄県内でも1，2位を争うほどの美しさのビーチと言われることもあり、エメラルドグリーンの海と白い砂浜がどこまでも続いています。他のビーチと比べて、人が少ないのも嬉しいポイントで海でゆっくり過ごしたい方にもおすすめです。

8．与那国島（日本最西端）

日本の最西端に位置する与那国島は、石垣島よりも台湾の方が距離が近いです。那覇から飛行機で90分、石垣島からも飛行機で30分でアクセスできます。車で1時間あれば島を1周出来るほどのこじんまりとした島ですが、起伏が激しく、島内の移動にはレンタカーをおすすめします。異国情緒溢れる与那国島は、人気ドラマ「Dr.コトー」のロケ地としても有名ですが、一番の特徴はダイビングが年間を通して楽しめる点ではないでしょうか。普通は夏がシーズンのダイビングですが与那国島のベストシーズンは12～2月と言われていて、「海底遺跡」が見られることもあり、ダイバー達からも人気のスポットとなっています。海底遺跡へは観光船で行くことも出来ますのでダイビングをしない方でも見ることが出来ます。晴れている日には台湾が見られるほどの日本の端に位置するエキゾチックな雰囲気溢れる与那国島では他の離島とは違った楽しみ方が出来ると思います。

9．久米島（那覇から行ける）

沖縄本島の西100㎞のところに位置し、那覇から飛行機で30分でアクセスできます。那覇から日帰りで行くことが出来るにも関わらず離島ののんびりとした雰囲気と美しいビーチの両方を満喫できる島として人気があります。久米島の一番の見どごろは島から5㎞の所に浮かぶ「ハテの浜」ではないでしょうか。白い砂浜だけで出来た無人島で3つの浜の総称です。久米島からは観光船で行くことが出来ます。島に降り立つと360度エメラルドグリーンの透き通った海と白い砂浜だけが目の前に広がり、そこはまさに楽園と言えるでしょう。那覇から飛行機に乗ってでも行く価値のあるビーチです。また、クルマエビなどの新鮮な海鮮物が安く頂けるのも久米島の魅力の一つです。離島と言えば、石垣島や宮古島に注目してしまいがちですが、那覇からのアクセスも良い久米島も確認してみてください。

10．座間味島（那覇から行ける）

慶良間諸島に属する島で、那覇から西40㎞のところに位置する島です。那覇からは高速船で50分でアクセスできます。座間味島の魅力は、慶良間諸島独特の海の色「ケラマブルー」のビーチです。おすすめは、「古座間味ビーチ」で港からも近いですので、日帰りで行く方にもおすすめです。もう一つのおすすめは「阿真ビーチ」で、ダイビングスポットからも近く、運が良ければデバスズメダイやクマノミなどを見ることも出来るかもしれません。座間味島にはSUPやシュノーケリングなどのアクティビティも豊富ですので、那覇から日帰りで行けて、マリンレジャーを楽しみたい方に是非おすすめしたい離島です。

11．伊江島（美ら海水族館から近い）

美ら海水族館の水族館のある国頭村の沖合9㎞のところに浮かぶ島で本部港からフェリーで30分でアクセス出来ます。美ら海水族館から見える伊江島は姿だけなら見たことある人も多いのではないでしょうか。周囲22㎞ほどの小さな島で自転車でゆっくりと島を周るのもおすすめです。戦争の遺跡やマリンレジャーなど本島からのアクセスも良いと同時に見どごろも多いのが伊江島の特徴と言えます。水はけのいいことから農業も県内トップクラスの生産性を誇り、島ラッキョウやジーマーミ、紅芋などの沖縄らしい食材を使ったご当地グルメも豊富です。湧出の水を使った「イエソーダ」も人気を集めています。本島から手軽に行けて、離島の雰囲気も楽しめる伊江島に美ら海水族館のついでに訪れてみてはいかがでしょうか。

12．水納島（本島北部から近い）

沖縄本島の北部にある渡久地港から高速船で15分でアクセス出来ます。島の人口は40人と言われていますが、年間を通して水納島を訪れる人は6万だそうです。観光客のみならず、地元の沖縄県民からも綺麗なビーチということで人気の高い離島です。また、島が三日月の様な形をしていることから「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。水納島の一番の魅力は透明度の高い海ではないでしょうか。水納ビーチはシュノーケリングやバナナボートなどのアクティビティも楽しめるのは勿論のこと、トイレや有料シャワーなどの設備も充実しているのは嬉しいポイントです。ビーチから近い集落に飲食店もありますので、日帰りで手軽に行ける離島としておすすめです。

13．瀬長島（那覇空港から近い）

瀬長島は、瀬長島海中道路で沖縄本島と繋がっていて、那覇空港からは車で15分でアクセス出来ます。滑走路からも近く、離着陸する飛行機を間近で見られることもあり、航空機ファンからも人気のある島です。一番の見どごろは2015年にオープンした複合施設の「瀬長島ウミカジテラス」です。イタリアのエーゲ海に浮かぶサントリーニ島をイメージして作られた街並みが広がり、約30店舗が入っています。お洒落なカフェやレストラン、アクセサリーショップ、ヘアサロンなどと幅広いお店が並びます。海を眺めながらハンモックでドリンクを飲めるカフェ「ハンモックカフェ　ラ・イスラ」は全席ハンモックのお店ということで注目を集めています。フライト時間までの余った時間で行くことが出来てしまう離島はおそらくこの島だけだと思います。

14．古宇利島（本島北部から車で行ける）

今帰仁村にある、島の周囲は8kmの小さな島です。2005年に全長1,960ⅿの古宇利大橋が開通したことで沖縄本島から車でアクセス出来るようになりました。古宇利島は、琉球民族が誕生した場所と言われていて沖縄版「アダムとイヴ」の伝説も残っていることから「恋の島」とも呼ばれています。嵐のCMでも話題になった「ハートロック」のあるティーヌ浜はおすすめです。他にも熱帯魚と泳げるビーチなど綺麗な海を楽しめるスポットは数多くあります。そして、おしゃれなカフェが最近は多く、女子を中心に注目を集めています。マリンレジャー以外にも楽しみ方の多い島ですので、冬でも楽しめるのではないでしょうか。美ら海水族館からも近いですのでセットで訪れるのもおすすめです。

15．多良間島（宮古島から行ける）

宮古諸島に属する島で、宮古島と石垣島の間に位置します。宮古島から飛行機で20分でアクセス出来ます。周囲は15㎞ほどの小さな島で、島全体が平坦で島は丸い形をしています。宮古島などの様に観光地化されていないため、リゾート感はあまりないですが、のんびりとした島暮らしを体験したい方におすすめしたい離島です。史跡が数多く残り「御嶽」と言われる霊場も数多くあります。島人にとっても大切な場所の「塩川御嶽」は是非訪れて欲しいスポットです。民宿やスーパーもあるため、滞在には困りません。観光客が少ないところで、のんびりしたい方、島の暮らしを体験してみたい方は是非確認してみてください。

リゾートから島暮らしまで

透明度の高い綺麗なビーチを思い切り楽しめる離島から実際に島の暮らしを体験できる様な離島まで幅広い島があるのは沖縄の魅力ではないでしょうか。また本島に滞在しながらも日帰りで行ける離島も数多くありますので、本島の観光スポットに飽きてしまった方にも是非おすすめしたいです。