革靴・レザーシューズおすすめ人気ブランド20選

上質な大人の足元を飾る革靴

スニーカーブーム全盛であっても上質な大人の足元を飾るのはいつの時代も上質な革靴です。革靴はスラックスからデニムパンツまで幅広いボトムスと合わせることができ、シーンを問わず着用することができます。また、靴はビジネスマンの顔と言われるほど、他人から見られるアイテムでもあります。ビジネスシーンだけでなく、カジュアルシーンにおいても履いている靴は常にみられています。上質な革靴は見ただけで違いを感じることができるので、自分を映す鏡でもあります。

革靴・レザーシューズを選ぶ際に意識したいポイント

革靴レザーシューズを選ぶ際に意識したいポイントを紹介します。数あるブランドの中から、自分にぴったりの革靴を探すことは難しいですよね。しっかりと抑えてほしいポイントをわかりやすく紹介するのでぜひ、参考にしてみてください。

長く履きたい方は製法にこだわりましょう

革靴を長く履くためには製法にこだわることが大切です。一般的に販売されている革靴はマッケイ製法とグットイヤーウェルト製法で製造されているアイテムが多く、オールソール交換が何回でもできるグットイヤーウェルト製法のアイテムを選べば、アッパーをきちんと手入れしていただければ、10年以上履くことができます。長く付き合える革靴を探している方は、グットイヤーウェルト製法のアイテムを選びましょう。

サイズはしっかりと試し履きをしてジャストサイズを選びましょう

革靴は同じサイズであっても、同じブランドのアイテムであってもラスト(木型)が違えば、サイズ感が微妙に変わるので、しっかりと試し履きをしてサイズを選ぶことが重要です。サイズが違う革靴を着用すると、アッパーに余計なしわがついたり、靴擦れを起こしたりなどとデメリットがたくさんあるので、革靴を購入する際はお店に足を運び、試着をすることをおすすめします。

シーンに応じた種類の革靴を選びましょう

革靴にはフォーマルなストレートチップやプレーントゥ、カジュアルなローファーやスリッポンなど様々な種類のアイテムがあります。フォーマルなシーンでカジュアルな革靴を履くことは失礼に当たり、逆にカジュアルな場にフォーマルの革靴を履いていくことは間違えではないですが、オーバードレスに当たるので、カジュアルな場にはカジュアルなアイテムを選びましょう。履くシーンを意識して革靴を選ぶことが大切なのでぜひ、意識してみてください。

革靴・レザーシューズの人気ブランド20選

革靴・レザーシューズの人気ブランド20選を厳選して紹介します。カジュアルシーンにおすすめのブランドから、ビジネスシーンにおすすめのブランドまでわかりやすく紹介しているので、革靴・レザーシューズ選びに悩んでいる方は是非、参考にしてみてください。

REGAL【リーガル】

日本の人気革靴ブランド、REGAL。日本のビジネスマンが最も愛用しているブランドと言っても過言ではなく、日本人の足型を長年研究し、日本人向けのラストを開発するなど、初めての革靴におすすめのブランドです。もともとREGALはアメリカの企業でしたが、1961年にグットイヤーウェルテッド式のシューズを展開していた日本の会社と合併して今の業態になりました。グットイヤーウェルト式やマッケイ式のアイテムまで幅広く展開しており、コスパが良い革靴を探している方におすすめのブランドです。

SOLOVAIR【ソロヴェアー】

1881年に設立されたソロヴェアー。シューズの生産で有名とされる、イギリス・ノーザンプトン州に工場を構え、1959年にはイギリスで初のエアークッションソールのサンプルブーツを製作したブランドとして有名です。もともとはシューズファクトリーでしたが、1995年にはソロヴェアーの特許を取得し、今現在も130年以上もの伝統的な職人の技術に加え、最新の技術、原料、機械を合わせ持つ事で常にハイクオリティーなハンドメイドのイギリス製シューズを生産しております。過去にはドクターマーチンのアイテムを製造していたことでも有名です。

JALAN SRIWIJAYA【ジャランスリウァヤ】

インドネシア発のシューズブランド、ジャランスリワヤ。価格帯は3万円～5万円ほどで、この価格帯の中ではトップクラスのコストパフォーマンスを誇るブランドです。その理由は、製法にあります。ハンドソーンウェルテッド製法を採用しており、アイテム一点一点を職人が手作業で製作し、アッパーには世界各国の有数タンナーのレザーを使用しています。高いクオリティを誇りながら、価格帯はかなり安いので、上質でコストパフォーマンスに優れた革靴を探している方におすすめのブランドです。

LLOYD FOOT WEAR【ロイドフットウェア】

英国靴は作りも素材も素晴らしいが木型が日本人に合いにくいという理由から、社長である豊田氏が英国革靴の聖地であるノーザンプトンに行き、現地の職人と協力して日本人向けの革靴を展開する、ロイヤルフットウェア。英国のブランドでありながら、日本人がプロデュースしているため、日本人の足に合ったラストを使用し、素材や製法は英国式という少し変わったブランドです。足の形的に日本人向けの革靴しか履けないが、英国のブランドも履いてみたいという方におすすめのブランドです。

WH【ダブルエイチ】

シューズデザイナーの坪内浩氏とファッションディレクターとして活躍する干場義雅氏がタッグを組んで立ち上げたブランド、WH。坪内氏がこれまで培ってきた靴作りの技術と経験や干場氏が様々なメディアで提案してきたラグジュアリーなスタイルを組み合わせたビジネスシューズはこれまでの世界のどの革靴にも属さない新たな日本の革靴を世界に発信しています。made in Japanにこだわり、高い品質とデザイン性を兼ね備えたWHのアイテムはトレンドを上手くくみ取っており、スーツスタイルをおしゃれにドレスアップしてくれるので、おしゃれな革靴を探している方におすすめのブランドです。

PARABOOT【パラブーツ】

フランスを代表する革靴ブランド、パラブーツ。自社で型を抜きラバーソールを製造する、数少ない紳士靴メーカーであり、創業地がアルプスのふもとであるため、険しい山道にも耐える堅牢なノルウィージャンウェルト製法を採用しています。パラブーツはほとんどのモデルにゴムソールを使用しているため、上質なアッパーの質感と上手くマッチし、独特のデザインのアイテムを多数展開しています。斜んばおーどやミカエルなどカジュアルに履けるレザーシューズが有名なので、おしゃれなレザーシューズを探している方におすすめのブランドです。

GRENSON【グレンソン】

1866年創業の英国の革靴ブランド、グレンソン。 200の工程と8週間もの時間をかけて丹念に仕上げられた靴は英国社交界の紳士たちから絶大な人気を集めており、英国紳士の革靴の代名詞と言えばグレンソンと言われるほど優れた評価を受けているブランドです。グレンソンの最大の特徴はぼってりとしたシルエットです。シェイプされたドレッシーな革靴が多い中、どこか野暮ったい印象のグレンソンの革靴はスーツスタイルを程よく崩してくれ、普段とは違った着こなしに見せることができるので、少し変わった革靴を探している方はぜひ、チェックしてみてください。

Church's【チャーチ】

カントリーシューズの代名詞的ブランド、チャーチ。チャーチはカジュアルラインとドレスラインに別れており、チャーチのカジュアルラインラストはドレスラインのラストより丸く少しボリュームのあるトゥが特徴です。チャーチはグットイヤーウェルト製法でオープンチャネル（出し縫いの糸を隠さない仕様）でアイテムを仕上げることで、デザイン性よりも品質の高さを示すことを選んでいます。丈夫で長く履ける革靴を探している方におすすめのモデルです。

CROCKETT&JONES【クロケット＆ジョーンズ】

1879年、英国靴の聖地イギリス・ノーザンプトンに誕生したクロケット＆ジョーンズ。 創業以来、熟練したクラフトマンたちの高い手技から生まれるその靴は、美しさはもとより、足を守るという靴本来の機能を徹底的に追及しており、名だたる英国革靴ブランドの中でも高い地位を誇っています。最近ではクロケット＆ジョーンズ社からの新提案として発表された“Vibram Cleated Sole”を使用した新コレクションが人気で、ラストは#335を採用しておりボリュームのあるラウンドトウが特徴です。

Enzo Bonafe【エンツォ・ボナフェ】

1963年、イタリアで創業したエンツォ・ボナフェ。デザイナーのエンツォ・ボナフェ氏は有名な靴メーカー、ア・テストーニで靴づくりについて学んだのち、自らの名前をブランド名に冠したブランドを開始しました。デザイン性が高いブランドとして有名ですが、エンツォ・ボナフェ氏は靴作りに真摯に取り組んでおり、グッドイヤー・ア・マーノ製法やグットイヤーウェルト製法など幅広い製法でアイテムを制作しています。イタリア文化振興に寄与した企業100社のうち1社として、大統領より表彰を受けたことがあるブランドでもあります。

JOSEPH CHEANEY【ジョセフチーニー】

英国革靴界の聖地として名高いノーザンプトン州の郊外、デスバラーで設立されたジョセフチーニー。靴を伝統的な英国グッドイヤーウェルト製法で製作していながら、そのデザインは全くこれまでの既存のシューズ界の常識とは違います。異なった素材を組み合わせた切り返しデザインの革靴など、従来の革靴のイメージを大きく変えるデザインのアイテムを展開しており、厳選された素材を伝統的な製法で仕上げながらも、あそび心あるデザインが特徴のブランドです。人と違った上質な革靴を探している方におすすめのブランドです。

JIL SANDER【ジルサンダー】

良質な素材やカッティング、高い縫製技術や細やかなディティールで仕上げられたアイテムが特徴のジルサンダー。革靴専業ブランドではありませんが、デザイン性の高い革靴はどんなコーデとも合わせやすく、製法や素材選定にもこだわっているので、品質もお墨付きです。カジュアルなイメージの強いジルサンダーですが、実はミニマリズムの代表と言われており、アイテムもビジネスに使用できるシンプルなアイテムが多いため、ビジネスカジュアルの職場で働く人におすすめのブランドです。

J.M.WESTON【ジェイエム・ウエストン】

フランスで最も格式の高い革靴ブランド、J.M.WESTON。看板モデルである、641(通称：ゴルフ)などをはじめとして、カジュアル靴ブランドとしてのイメージが強いですが、ゴルフと双璧を成すモデルである310はドレス靴の最高傑作と評されるなど、カジュアル、ドレス幅広くアイテムを展開しています。自社でタンナーを持っているため、何度も丁寧に革をなめし、細部までこだわったアイテムを制作できることが最大の強みです。

F.LLI Giacometti【フラッテリ・ジャコメッティ】

1890年創業のイタリア北部のドロミテ、アルプスを眺めるVENETO地方に唯一残る、フラッテリ・ジャコメッティ。山岳地帯に位置しており、登山用に向けたノルベジェーゼ製法でアイテムを制作するなど、創業から一貫して手作業で制作し続けている世界的に珍しいブランドです。地元に基づかれた手作業による靴造りは、この土地に唯一残る紳士靴メーカーと成ると共に、大手メゾンからも制作を依頼されるなど、確かな技術を持つブランドです。高品質な革靴を探している方におすすめのブランドです。

Salvatore Ferragamo【サルヴァトーレフェラガモ】

イタリアのラグジュアリーシューズブランド、サルヴァトーレフェラガモ。サルヴァトーレフェラガモはデザインを重視しており、グットイヤーウェルト製法に比べて、デザイン面において融通が利きやすいマッケイ製法を使用した革靴を展開しています。馬術の世界で使われている馬具にデザインの着想を得たオックスフォードシューズをはじめ、独創的なデザインの革靴を展開しているので、おしゃれでラグジュアリーな革靴を探している方はぜひ、チェックしてみてください。

HEINRICH DINKELACKER【ハインリッヒ・ディンケラッカー】

ドイツを代表する老舗革靴ブランド、ハインリッヒ・ディンケラッカー。革靴マイスターの称号を持つ職人が、伝統的な製靴法により手作業で作り上げているため、年間わずか8000足しか普及しないので、あまり知名度は高くありませんが、品質面においては世界でトップクラスです。靴のロールスロイスと称されるほど、柔らかで快適な履き心地が特徴で、ブランド創業から130年変わることなく、前進する1m毎に心からの享楽を提供するというコンセプトを持ち続け、靴を制作しています。

SANTONI【サントーニ】

1977年創業のラグジュアリーシューズブランド、サントーニ。比較的歴史は浅いですが、トレンドを汲み取ったデザインに加え、こだわり抜いた素材を手作業で製作したシューズは世界中で高い評価を受けています。手作業でアンティーク仕上げとポリッシュ仕上げを施したブルーレザーやグリーンレザーなど、他のブランドではなかなか見ることのできないレザーが特徴で、自分の好みにあった革靴がきっと見つかるので、おしゃれで他と違ったデザインの革靴を探している方におすすめのブランドです。

VASS SHOES【ヴァーシュー】

ハンガリー・ブダペストのビスポークシューズブランド、ヴァーシュー。1978年に国際靴職人技能コンテストで金メダルを獲得したLaszlo Vass氏によって立ち上げられたブランドで、ハンガリーの伝統製法を守り、すべてのアイテムを手作業で製作するなど、品質に優れたブランドです。世界屈指のクオリティを誇るヴァーシューですが、特にレザースリッポンなどのカジュアルなレザーシューズが人気で、世界各国のセレブがこぞって愛用するブランドなので、おしゃれで上質なレザーシューズを探している方はぜひ、参考にしてみてください。

EDWARD GREEN【エドワードグリーン】

ジョンロブに並び、英国革靴界を代表するブランドであるエドワードグリーン。1890年創業以来、品質重視の少量生産を徹底しており、厳選せれたレザーを英国の伝統製法であるグットイヤーウェルト製法で仕上げられたエドワードグリーンの革靴はまさに世界最高峰の一足です。スーツスタイルを格上げする最高級ドレスシューズから、カジュアルに履きこなすことができるローファーやブーツなど幅広くアイテムを展開しているので、最高級の革靴を探している方におすすめのブランドです。

JOHN LOBB【ジョンロブ】

革靴の聖地であるイギリスの中でも最高級ブランドとして有名なジョンロブ。1849年創業とその歴史は深く、最高級の革靴を作るというシンプルなコンセプトのもと、長年世界でもトップクラスの品質の革靴を作り続けています。靴好きなら一足はジョンロブのシューズを持っておきたいと言われるほど、世の男性たちのあこがれの象徴でもあります。ジョンロブの革靴はシンプルなデザインのアイテムであっても、一目見れば、ジョンロブだとわかるほどクオリティが高く、最高級の革靴を探している方におすすめのブランドです。

革靴・レザーシューズを履きこなしておしゃれをもっと楽しもう！

ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。おすすめの革靴・レザーシューズブランドの紹介はいかがだったでしょうか。カジュアルに履きこなすことができるブランドから、スーツに合わせてドレッシーに履きこなせるブランドまで幅広く紹介したので、革靴・レザーシューズ選びに悩んでいた方はぜひ、参考にしてみてください。