【沖縄】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選
美ら海に囲まれ眩しい太陽が輝く沖縄。ライダーに人気のシーサイドラインや美しい自然の景勝地など、見所が多彩に揃っています。沖縄本島で日帰りにもおすすめするツーリングスポットをご紹介しましょう。
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美ら海の潮風の中を駆け抜けるツーリング
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沖縄本島や宮古島・石垣島など、多くの島々が南洋に点在する沖縄県。ほぼ全域が亜熱帯気候に属しているため温暖な気候を活かした南国の多様な植物が栽培されており、漁業や畜産業も盛んです。そして自然が造り出した景勝地や海をテーマにしたスポットがあり、首里城をはじめとした名所・旧跡も多彩。ダイビングなどマリンスポーツの人気も高く多くの人々が訪れます。
本島の長い海岸線は紺碧の海や真っ白な砂浜を眺めながら走ることができるため、ツーリングやドライブにも人気。手軽に出掛けることができる日帰りツーリングと、観光・グルメ・アクティビティを組み合わせることで爽快なライディングを満喫できるでしょう。
沖縄本島で日帰りにもおすすめするツーリングスポットを10ヵ所ご紹介します。
1.国道58号~「国頭村」
名称:辺戸岬
住所:国頭郡国頭村辺戸
駐車場:有り
名称:茅打ちバンタ
住所:国頭郡国頭村宜名真
駐車場:有り
名称:道の駅「ゆいゆい国頭」
住所:国頭郡国頭村字奥間1605
電話:0980-41-5555
営業時間:9:00~16:00
名護市から国道58号を北へ向かい山原方面へ。国道58号は美しい海・白いビーチ・太陽に煌く島々を望むシーサイドラインで、爽快なツーリングを楽しみながら本島の北端を目指します。
最初の目的地は最北端にある「辺戸岬」で太平洋と東シナ海に挟まれており、天候が良ければ与論島や沖永良部島まで遠望することができます。そして国道58号を少し戻って”崖”を意味する”バンタ”と名付けられた景勝地の「茅打ちバンタ」へ。こちらは海に向かい約100mにわたって断崖絶壁が続いており、遊歩道で展望台まで赴けば高みから碧い海を望む絶景が楽しめるスポットです。
景勝地の眺めを楽しんだ後は国道58号を南へ走り、道の駅「ゆいゆい国頭」へ。お茶や工芸品など国頭の名産品を取り揃えており、フードメニューも多彩。ランチのおすすめは山原猪豚料理発祥の店といわれる「わぁ~家~」で、「猪豚野菜そば」や「イノブタ丼」などいかがでしょう。
2.国道331号~「塩屋湾」
名称:六田原展望台
住所:国頭郡大宜味村田港
駐車場:有り
名称:道の駅「おおぎみ」
住所:国頭郡大宜味村根路銘1373
電話:0980-44-3048
営業時間:8:30~17:30
うるま市から国道329号を走り出し、金武湾を眺めながら辺野古方面へ。辺野古で国道331号に入り大浦湾・有銘湾・平良湾の湾岸をツーリングして本島の西側を目指します。
目的地は「塩屋湾」のエリアで、東シナ海や宮城島を望む風光明媚なスポット。湾の北側にある「六田原展望台」からは塩屋湾を一望でき、本部半島や古宇利島などの風景も望めます。そして展望台を後にしたら海岸沿いに出て国道58号を北へ。美しい根路銘海岸を目の前にする道の駅「おおぎみ」へ向かいます。
道の駅「おおぎみ」は根路銘海岸を望む絶好のロケーションで、地元の野菜や果物など多彩な取り揃え。こちらでランチにおすすめするのが2Fにある「美ゅうびゅう」で、珍しい十割の「和そば」や「沖縄そば」を味わえます。
3.古宇利大橋~「古宇利島」
古宇利大橋
名称:古宇利オーシャンタワー
住所:国頭郡今帰仁村古宇利538
電話:0980-56-1616
駐車場:有り
営業時間:9:00~18:00
休業日:年中無休(臨時休業有り)
本島の南部から国道58を北へ向かい、真喜屋公園の手前から県道110号へ。屋我地大橋を渡って屋我地島の北側から古宇利大橋に入ると、海の上を走る絶景ツーリングが楽しめます。
古宇利大橋を渡って「古宇利島」に入ったら目的地「古宇利オーシャンタワー」へ。タワーの屋上には古宇利島周辺を一望できるオーシャンデッキが設えられており、”古宇利ブルー”と呼ばれる碧い海の絶景を望むことができます。ショップでは名産のカボチャを使ったオリジナルスイーツを販売していますので、お土産にも好適です。
館内にあるレストラン「アイランドブルー」はランチにおすすめ。プレミアムランチメニューとして、沖縄の特産品を贅沢に使った「石垣和牛と島豚アグーのプレミアムハンバーグ」などを用意します。
4.国道449号~「海洋博公園」
出典:oki-park.jp
名称:熱帯ドリームセンター
住所:国頭郡本部町石川424
電話:0980-48-3624
駐車場:有り
入場料:760円
営業時間:8:30~19:00(3~9月)
8:30~17:00(10~2月)
休業日:2018/12/5・6
出典:oki-park.jp
レストラン「イノー」
国道58号を北に向かい、名護湾を眺めながら21世紀の森を過ぎたら国道449号へ。ヤシの木やビーチなど南国情緒溢れるエリアを走り抜けて、本部半島の先端を目指します。
目的地は「海洋博公園」で、1975年に開催された「沖縄国際海洋博覧会」会場の跡地に造営された複合公園。「沖縄美ら海水族館」や「おきなわ郷土村」など多彩な施設があり、園の北側には「エメラルドビーチ」が広がっています。おすすめは「熱帯ドリームセンター」で古代遺跡を想起させる幻想的な雰囲気の中、南国の花々が咲き誇る空間。珍しい植物も栽培されており、フォトジェニックなポイントが多彩です。
園内にあるレストラン「イノー」ではランチブッフェを開催してり、チャンプルーやラフテーなど沖縄の郷土料理をはじめ多彩な季節のメニューを揃えています。
5.国道58号~「ブセナ海中公園」
名称:ブセナ海中公園
住所:名護市字喜瀬1744-1
電話:0980-52-3379
駐車場:有り
名称:道の駅「許田」
住所:名護市許田17-1
電話:0980-54-0880
営業時間:8:30~19:00
本島の南側から国道58号を走り出し、オーシャンビューのツーリングを楽しみながら名護市方面へ。名護市に入ってすぐのエリアにエメラルドグリーンの海に囲まれた「ブセナ海中公園」があります。
「ブセナ海中公園」は沖縄本島で唯一といわれる「海中展望塔」があるスポット。海中に設置された展望フロアには24面の窓があり、サンゴ礁が広がる海の中で熱帯の魚たちが泳ぐ360°の海中風景を鑑賞できます。こちらでは珍しいクジラ型のグラスボートを運航しており、こちらも神秘的な海の風景を間近に楽しむことができますのであわせてどうぞ。
「ブセナ海中公園」を後にしたら海沿いを北へ走り、道の駅「許田」へ。山原の特産品をはじめ琉球ガラスや島ぞうりなど多彩な取り揃え、フードコートでは沖縄のご当地グルメはもちろん一押しの「鉄板焼きステーキ」を用意します。
6.県道6号~「残波岬・真栄田岬」
名称:残波岬
住所:中頭郡読谷村字宇座1861
駐車場:有り
名称:真栄田岬
住所:国頭郡恩納村真栄田469-1
駐車場:有り
名称:おんなの駅なかゆくい市場
住所:国頭郡恩納村字仲泊1656-9
電話:098-964-1188
駐車場:有り
営業時間:10:00~19:00
休業日:年中無休
本島の北部エリアから国道58号を南へツーリングして読谷村へ。喜名の交差点から県道12号を経由して県道6号に入り、灯台がある「残波岬」を目指します。「残波岬」は2kmに渡って高さ30m程の断崖が続く絶景スポット。青い海や空とともに、天気の良い日には久米島までの眺望が望めます。
「残波岬」の後は県道6号を走って恩納村にある「真栄田岬」へ。青の洞窟などダイビングやマリンスポーツに人気のスポットがある「真栄田岬」には、遊歩道が整備されており展望台からはゆったりと美ら海を望めます。
「真栄田岬」の後は国道58号に出て海沿いにある「おんなの駅なかゆくい市場」へ向かいます。こちらは海の見えるパン屋さん「アチココ」や沖縄そばや郷土料理の恩菜食房「ぴぱら」など、多彩なテナントが出店するスポット。「琉冰」では南国のフルーツをふんだんに使ったカキ氷を揃えており、フォトジェニックなルックスで人気を博しています。
7.海中道路~「宮城島」
海中道路
名称:果報バンタ
住所:うるま市与那城宮城
駐車場:有り
名称:ぬちまーす観光製塩ファクトリー
住所:うるま市与那城宮城2768
電話:098-983-1140
駐車場:有り
営業時間:9:00~17:30(ショップ)
休業日:年中無休
国道329号を勝連半島に向かい、半島の東側から海中道路へ。海中道路は平安座島まで続く堤防状の道路で、橋よりも低い目線で海を間近に眺めながら走ることができる絶好のツーリングスポットです。
県道10号を走って平安座島を抜けたら「宮城島」へ。島には「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」があり、特許製塩法で造られる塩「ぬちまーす」の工場を見学することができ、無料ガイドの案内もあります。直営ショップでは「ぬちまーす」をはじめ多彩な商品をラインナップ。ランチは「カフェレストラン たかはなり」がおすすめで、「ぬちまーす仕込みスーチカー」などいかがでしょう。
「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」の敷地には「果報バンタ」と呼ばれる景勝地があり、断崖・海・砂浜・空が描く絵画のような美しい風景を鑑賞できます。
8.国道331号~「瀬長島」
名称:瀬長島ホテル
住所:豊見城市字瀬長174-5
電話:098-851-7077
駐車場:有り
入浴料:1,330円
営業時間:6:00~24:00(日帰り温泉)
本島の北部から那覇市に向かい国道331号を走って那覇空港方面へ。瀬長の交差点から海を渡ると目的地の「瀬長島」に到着します。
「瀬長島」は盛んにリゾート開発が行われた島で、商業施設の「ウミカジテラス」やグランピングができる「ISLAND MAGIC SENAGAJIMA by WBF」など人気のスポットが多彩。「瀬長島ホテル」では琉球温泉「龍神の湯」に日帰り入浴することができます。「龍神の湯」は豊富な湯量を誇る天然温泉で、琉球モダンのデザインで設えた多彩な湯殿を用意。立ち露天風呂では美ら海を眺めながら癒しの湯に浸かれます。
館内にあるオーシャンビューのレストラン「風庭」ではランチもOK。月替わりでこだわりのランチブッフェを供しています。
9.ニライカナイ橋~「リーフマジック」
名称:リーフマジック
志喜屋 ビーチ BBQ パーク
住所:南城市知念字志喜屋117-3
電話:098-917-1168
駐車場:有り
営業時間:12:00~19:00(BBQ)
本島の北部から与那原へ向かい国道331号から馬天湾のエリアで県道137号へ。琉球ゴルフ倶楽部の手前で県道86号に入りツーリングやドライブに人気のスポット・ニライカナイ橋を走ります。
ニライカナイ橋を走って国道331号に出たら志喜屋漁港方面へ。目的地は「リーフマジック 志喜屋 ビーチ BBQ パーク」で、日帰りのBBQやグランピングスタイルの本格的キャンプが楽しめるスポットです。青い空に良く映えるスタイリッシュな真っ白のドームサイトや、コールマン製のパーティーシェードを備えたBBQサイトが魅力的。BBQの本場アメリカで誕生したBBQコミュニティ「BBQ Pit Boys」直伝の本格的BBQを味わうことができ、手ぶらでOKです。
BBQプランには「アメリカンスモークステーキ・シェラスコポーク・ビア缶チキン」などを用意、マシュマロやポップコーンなど珍しい食材も人気です。
10.国道331号~「奥武島」
名称:奥武島いまいゆ市場
住所:南城市玉城奥武19-9
電話:098-948-7632
駐車場:有り
営業時間:9:00~18:00
休業日:なし
那覇市のエリアから国道331号を南に向かい、豊見城や糸満の湾岸をツーリングして南城市方面へ。南城市に入ったら奥武入り口の交差点を右折して「奥武島」を目指します。
「奥武島」はマリンスポーツや観光グラスボートなど、様々なアクティビティが楽しめる島で沖縄風天ぷらでも人気。ビーチや海を眺めながら島を廻り、港の近くにある「奥武島いまいゆ市場」へ向かいます。こちらは名前の通り鮮魚や農産物などを多彩に取り揃える市場的スポットで、奥武島の新名所。リーズナブルに海鮮丼を味わうことができ、名物「フィッシュサンド」も用意します。
南国の風に吹かれて美ら海を巡るツーリング
風光明媚な景勝地の観光や、絶好のオーシャンビューツーリングが楽しめる沖縄。美ら海を眺めながら、観光やご当地グルメとあわせて沖縄のツーリングを楽しんでみませんか。
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※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
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信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。