一度は乗りたい!東北地方のおすすめローカル線10選
一度は乗りたい東北地方のおすすめローカル線をご紹介します。のどかな風景を眺めながらガタンゴトンと揺られるローカル線の旅はノスタルジックな気持ちになれ楽しいもの。自然に囲まれている東北地方にはローカル線に乗ることを目的としたくなるような魅力的な列車がそろっています。今度の休みは東北地方のローカル線に乗りに出かけませんか?
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アイキャッチ画像出典:instagram.com
一度は乗りたい!東北地方のおすすめローカル線
東北地方には海を眺められたり季節の移り変わりを間近で感じられるような魅力的なローカル線が多いのがうれしいところ。旅の目的として出かけたくなるような東北地方のローカル線をご紹介します。
1.会津鉄道
会津鉄道は西若松駅から会津高原尾瀬口駅間を結んでいるローカル線。会津若松の城下町の街並みや自然あふれる下郷町や南会津町の風景を車窓から楽しむことができるので、全国的に人気なローカル線となっています。
またイベントなども定期的に行われており、掘りごたつのお座敷や開放的なトロッコ席などが作られるのでそちらを楽しみに乗車する人も多いようです。ビュースポットでは停車してくれるので東北の美しい景色をしっかりと眺めることができます。
こちらのローカル線では湯野上温泉駅と芦ノ牧温泉駅が有名なスポット。特に湯野上温泉駅のかやぶき屋根の駅舎は日本でたった一つということもあり多くの人が訪れます。待合室には囲炉裏で日が熾されており懐かしい時代にタイムスリップしたかのような気分になれるはず。
2.五能線
五能線は東北地方の秋田県東能代駅から青森県川部駅の間を結ぶローカル線。海岸線ぎりぎりのところをローカル線が通っているので美しい景色を車窓から眺めることができます。
天気の良い日中はもちろんのことですが、陽が沈む夕方も美しい景色が見られますよ。
こちらのローカル線で訪れておきたいのが青森県にある驫木駅。日本海の前にただ一つポツンと駅舎だけがたたずむ風景は映画などのワンシーンのように見えるはず。木造の小さな駅舎ではありますが身が離せなくなるほどの景色です。
3.只見線
只見線は福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結んでいるローカル線。日本一紅葉が美しい鉄道路線の一位に選ばれるほど人気の路線です。
山間部もこちらのローカル線は走っており、只見川と何度も交差します。こちらのローカル線の中でも特に美しいといわれているのが会津桧原駅から会津西方駅の間で通る第一只見川橋梁らへんです。四季折々の景色にきっと見とれてしまうはずです。
こちらのローカル線で特に見ておきたいポイントは東北の駅100線にも選ばれている会津川口駅から7分ほど歩いた場所にある大志集落です。集落と田園、只見川の流れが美しく郷愁を感じる場所です。
4.SL銀河
SL銀河は岩手県を走る釜石線の花巻駅から釜石駅の間を運行するローカル線のSLです。岩手県の美しい自然の中をSLが走り抜ける様子は圧巻です。
こちらのローカル線のSLは宮沢賢治の銀河鉄道の夜をテーマにして作られた列車で岩手県の美しい自然を眺めるだけではなく童話の世界も味わうことができるのがうれしいところ。車内は宮沢賢治が生きた時代をモチーフにレトロなデザインが採用されており、ガス灯のような照明やステンドグラスなども施されています。
また列車の中では世界で初めてプラネタリウムが搭載されたローカル線です。
5.三陸鉄道
三陸鉄道は北リアス線と南リアス線を結ぶローカル線のことで海の眺めが素晴らしいのが一番の特徴です。特に北リアス線の普代駅のトンネルを抜けた先は一番のビューポイントなので見逃したく無いところ。
180度広がる海の絶景は多くの人に愛されています。
こちらのローカル線では期間限定のイベント列車なども多く開催されており、寒い時期はこたつ列車などが人気です。
6.北上線
秋田県の横手駅から岩手県の北上駅までを結ぶ北上線は山々の風景を眺めながら季節の移り変わりを感じることができるローカル線。特に湖上を渡ることができる錦秋湖鉄橋は眺めが良いということで知られています。
こちらのローカル線の沿線には温泉スポットも豊富にあるのが特徴的。ほっとゆだ駅内にも温泉がありますよ。
7.山形鉄道フラワー長井線
南陽市赤湯駅から白鷹町荒砥駅の間30.5㎞を走る山形鉄道フラワー長井線は沿線に花の名所が多いことからそのように呼ばれるようになったローカル線。名前の通り季節ごとの花たちが出迎えてくれます。
春は桜や菜の花で線路が埋もれるようになった風景を眺めることができますし、冬は銀世界を満喫できます。
8.津軽鉄道
津軽五所川原と津軽中里を結ぶ津軽鉄道は21㎞のローカル線。田園風景をゆったりと進む車両が人気です。沿線には太宰治の生家である斜陽館があり、ノスタルジックな街並みが広がっているのも見どころ。
四季折々の催し物も行われており、夏には風鈴列車、秋には鈴虫列車、そして冬になるとストーブ列車になります。
ストーブ列車は車内にダルマストーブをつけるのでしっかりと温まるのがうれしいところ。温かい車内から外の白銀の世界を眺めると不思議な気持ちになるはずです。
9.大湊線
青森県の野辺地駅から大湊駅までを結ぶローカル線が大湊線です。こちらのローカル線は陸奥湾の海沿いを走る姿が特徴的で、はまなすベイライン大湊線という愛称で親しまれています。
海沿いを走るローカル線はぜひ写真に収めておきたいところですよね。
今回のCMの舞台は、下北半島を陸奥湾に沿って走る大湊線。吉永さんが本州の終点「大湊駅」を目指して、夫婦水入らずでちょっとロマンチックな鉄道の旅をします。
10.仙山線
仙山線は宮城県の仙台駅から山形県の奥前千歳駅へと続いているローカル線で地元の人々の足として機能している路線です。奥羽山脈を通っているので車窓からは豊かな自然を眺めることができ、特に秋の紅葉の季節になると燃えるように真っ赤な山の中を抜けていくので絶景が見られます。
東北地方でローカル線に乗ろう
東北地方のローカル線に乗ると車窓からは想像をはるかに超える美しい自然を眺めることができます。今度の休みは東北地方のローカル線に乗りに出かけてみませんか?
東北地方の観光列車ならこちら
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この記事のライター
旅行と食べること、ファッションが好き。インドア派でアウトドア派のフリーライターです。生まれは四国、大学で東京へ行き就職で大阪へ。転々とする放浪癖を生かして様々な地域の記事を書いています。