一人旅でも安心。パリのおひとりさま向けレストラン10選
今回は、一人でも入りやすい雰囲気があり、かつ美味しいパリのお店をご紹介します。ちょっとリッチなお店から気軽に入れるお店までセレクトしたので、気分や予算に合わせて選んでくださいね。
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アイキャッチ画像出典:www.frenchie-bav.com
グルメは、一人旅の醍醐味の一つ
一人旅の利点は、連れ合いに気を遣うことなく自分の好きなものを心ゆくまで堪能できるところですよね。おひとりさまでもウェルカムな美味しいお店を見つけて、一人静かに楽しみませんか。
フォンボロワが名物「Le Comptoir Baulois(コントワール・ボロワ)」
オペラ座やマドレーヌ寺院にほど近いこのお店は、レストラン、サロン・ド・テ・エピスリーなど多彩な顔を持っています。2012年創業と新しい店なのですが、1920年代の建物を利用しているのでクラシカルで重厚な雰囲気があります。ゲランの塩やシードル、キャラメルなどのブルターニュ名物も販売しているから、お土産にもぴったり。スタッフもフレンドリーな雰囲気で、英語も話せます。
テリーヌやフォアグラ、ブーダンなどフランスらしい料理や、フレッシュな海の幸を堪能できるプレートも。デザートには、お店の名前にもなっている「フォンダン・ボロワ」をお試しください。美味しくてあっというまに完食してしまいます。
土曜日には、サーモンや卵料理など盛りだくさんのブランチを楽しむこともできます(一人24ユーロ)。
Le Comptoir Baulois(コントワール・ボロワ)
住所 34 rue godot de Mauroy 75009 Paris
電話 + 33(0)1 40 06 04 18
Email lecomptoirbaulois.paris@orange.fr
オープン時間 ランチ(月曜~土曜)12時~15時、ディナー(火曜~土曜)19時~22時半
定休日 日曜
アクセス メトロ3・9号線「Havre - Caumartin(アーヴル・コーマルタン)」
メトロ4・12・14号線「Madelaine(マドレーヌ)」
価格帯 20~40ユーロ
フレンチ×コリアン「Pierre Sang Boyer(ピエール・サン・ボワイエ)」
こちらは、サン・マルタン運河がそばの若者に人気のスポット、オーベルカンフにあるちょっと珍しいフレンチ・コリアンレストラン。カウンター席だから、一人でも行きやすいお店です。韓国生まれのシェフ、ピエール・サン・ボワイエ氏は、フランス一のシェフを決める番組「トップシェフ」の2011年のファイナリストにも名を残している実力派です。
唐辛子やキムチなど韓国の食材と、フランス産のフレッシュな食材のマリアージュを楽しむことができます。ランチは20~35ユーロ、ディナーは39ユーロからと、コスパも最高。メニューは毎日変わるので、いつ行っても新しい発見があります。
Pierre Sang Boyer(ピエール・サン・ボワイエ)
住所 55 rue Oberkampf 75011 Paris
電話 +33(0)9 67 31 96 80
オープン時間 月曜~日曜 ランチ 12時~15時、ディナー 19時~23時
アクセス メトロ5・9号線「Oberkampf(オベルカンフ)」
メトロ3号線「Parmentier(パルマンティエ)」
価格帯 20~40ユーロ
Pierre Sang Boyer
本好きなら行きたい「Le Café Livre(カフェ・リーヴル)」
ポンピドゥー・センターやマレ地区などが近い賑やかなオテル・ド・ヴィル界隈にあるブラッスリーですが、店内は静かで落ち着いた雰囲気です。一人でのんびり食事やお茶を楽しみたいときにぴったり。店内の壁を埋め尽くす本棚を眺めながら、ソファに深く腰をかけてリラックスしましょう。
タルタルステーキやステーキ、シャルキュトリにワインなど、オーソドックスなフレンチを楽しむことができます。豪華なブランチ(写真)もおすすめです。
Le Café Livre(カフェ・リーヴル)
住所 10 Rue Saint-Martin 75004 Paris
電話 +33(0)1 42 72 18 13
オープン時間 月曜~金曜 8時~24時、土曜 9時~24時、日曜 10時~20時
アクセス メトロ1・11号線「Hotel de Ville(オテル・ド・ヴィル)」
メトロ1・4・7・11・14「Chatlet(シャトレ)」
価格帯 12~20ユーロ
Le Cafe Livres(パリ)に行くならトリップアドバイザーで口コミ、地図や写真を事前にチェック!Le Cafe Livresはパリで5,690位(16,513件中)、3.5点の評価を受けています。
目と舌で贅沢なひとときを愉しむ「Le Café Marly(カフェ・マルリー)」
ルーヴル宮の中にあり、ガラスのピラミッドを一望できるというパリ随一のロケーションの高級レストラン。美術館を見た後に行きたいスポットです。ピラミッドを眺望できるテラス席と、ナポレオン三世様式の壮麗な装飾がなされた店内席があります。予約無しでテラス席を狙うなら、比較的空いているディナータイムがおすすめです。
伝統的なフレンチにアジアン・イタリアンからのインスパイアを受けた、日本人の口にあう料理です。さらに、パンと一緒にサーブされるエシレバターが美味しいと評判です。
モーニング、ランチ、カフェ、ディナーと、様々な用途に使えます。深夜2時まで営業しているのも嬉しい限り。
Le Café Marly(カフェ・マルリー)
住所 93 Rue de Rivoli, 75001 Paris
電話 +33(0)1 49 26 06 60
オープン時間 午前8時~午前2時
定休日 なし
アクセス メトロ1・7号線「Palais-Royal Musée du Louvre(パレ=ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル)」
価格帯 50~100ユーロ
En plein coeur du Louvre avec une terrasse qui donne vue sur la pyramide, le restaurant Café Marly vous ouvre ses portes pour découvrir un étonnant mélange entre histoire et modernité.
しっかり食べられるワインバー「Frenchie Bar à vin(フレンチ バー・ア・ヴァン)」
レアール、ルーヴルなどパリの中心地にほど近い2区のNil(ニル)通りにある大人気レストラン「Frenchie(フレンチ)」の姉妹店の、カジュアルな雰囲気のワインバーです。「フレンチ」はパリで最も予約が困難な店の一つです。レストランは予約がマストですが、ワインバーは予約がないのでその日に行って楽しむことができます。レストランとワインバーの他に、朝食やランチにぴったりなデリ&カフェのお店「Frenchie To Go(フレンチ・トゥ・ゴー)」も同じ通りにあります。
ワインバーですが、さすが味に定評のある「フレンチ」だけあり、料理もかなり豪華です。ワインを飲みながら、素材の味を活かした美味しい料理に舌鼓を打ちましょう。
Frenchie Bar à vin(フレンチ・バー・ア・ヴァン)
住所 6 rue du Nil 75002 Paris
電話 +33 (0)1 40 39 96 19
オープン時間 毎日18時半~23時
アクセス メトロ3・4号線「Sentier(サンティエ)」、「Réaumur Sebastopol(レアミュール・セバストポル)」
価格帯 25~70ユーロ
居心地の良い小さなお店「L'Agrum(ラギュルム)」
ジャルダン・デ・プラント(植物園)のすぐそば。ミシュランガイドにも載っている、「柑橘類」という名の小さな名店です。一人ご飯のときは、厨房に面したカウンター席がおすすめ。質実剛健なシェフのフランク・マルシェシ=グランディ氏の素晴らしい仕事ぶりを見ながら食事を楽しみましょう。
ディナーには39ユーロで5品の料理が楽しめる「デギュスタシオンコース」が人気。さっぱりした上品な味付けだから、いくらでも食べられます。ランチは22ユーロで前菜+メイン、25ユーロでメイン+デザートと、星付きレストランの中ではとてもリーズナブルです。
L'Agrum(ラギュルム)
住所 15 Rue des Fossés Saint-Marcel 75005 Paris
電話 +33(0)1 43 31 86 48
オープン時間 火曜~土曜 12時~14時半、19時半~22時半
休業日 月曜、日曜
アクセス メトロ7号線「Les Gobelins(レ・ゴブラン)」
価格帯 20~75ユーロ
L'agrume(パリ)に行くならトリップアドバイザーで口コミ、地図や写真を事前にチェック!L'agrumeはパリで635位(16,513件中)、4.5点の評価を受けています。
クラシカルなムードたっぷり「Josephine Chez Dumonet(ジョセフィーヌ・シェ・デュモン)」
古きよき時代のパリの空気を残す、6区の素敵なレストラン。ロダン美術館の近くです。クラシカルな内装もムードたっぷりで、スタッフも親切です。ワインも充実しているので、料理に合わせて楽しみましょう。
こちらでは、典型的な「ザ・フレンチ」を楽しむことができます。風味豊かなカナル・コンフィ(写真)は絶品。ボリューミーな料理が多いので、お腹をすかせて行きたいレストランです。
Josephine Chez Dumonet(ジョセフィーヌ・シェ・デュモン)
住所 117 Rue du Cherche-Midi 75006 Paris
電話 +33(0)1 45 48 52 40
オープン時間 月曜~金曜 12時~14時半、19時半~22時半
休業日 土曜・日曜
アクセス メトロ10・13号線「Duroc(デュロック)」、「Falguiere(ファルギエール)」
価格帯 30~100ユーロ
パリで美味しいシーフードを「Fish La Boissonnerie(フィッシュ・ラ・ボワッソヌリー)」
タイルの外装が美しい、ノートルダム大聖堂にほど近いサンジェルマン・デ・プレのシーフードレストラン。こちらのシェフは日本人で、和のエッセンスを取り入れたフレンチシーフードを作り出しています。人気店だから、確実に席を取りたい場合は予約をおすすめします。
素材の良さを活かした繊細で上品な味わいのシーフード料理は、日本人の味覚にぴったり。ちなみに、肉料理も種類が豊富で美味しいですよ。スタッフは英語圏の人が多いので、英語も通じます。
Fish La Boissonnerie(フィッシュ・ラ・ボワッソヌリー)
住所 69 rue de Seine 75006 Paris
電話 +33(0)1 43 54 34 69
オープン時間 月曜~日曜 12時半~14時半、19時~24時半
アクセス メトロ10号線「Mabillon(マビヨン)」
メトロ4号線「Saint-Germain-des-Prés(サンジェルマン・デ・プレ)」
価格帯 18~55ユーロ
プロヴァンスの空気が流れる「La Bastide d'Opio(ラ・バスティード・ドピオ)」(閉店)
『ダ・ヴィンチ・コード』にも登場したサン・シュルピス教会の目の前です。パリでプロヴァンス料理を食べるならここがおすすめ。こじんまりとした雰囲気が流れているレストランです。太陽の匂いがしそうなテラコッタ色の店内は、南フランスらしいムードたっぷり。ランチはサラダ+メインで13,90ユーロからと大変リーズナブルな上、アクセスも便利です。
オリーブオイルを使った、野菜たっぷりのヘルシーなメニューが揃っています。重たくない味付けなので、あっという間に完食できてしまいます。
La Bastide d'Opio(ラ・バスティード・ドピオ)
住所 9 rue Guisarde 75006 Paris
電話 +33(0)1 43 29 01 84
オープン時間 要問合せ
休業日 なし
アクセス メトロ10号線「Mabillon(マビヨン)」
メトロ4号線「Saint-Germain-des-Prés(サンジェルマン・デ・プレ)」
価格帯 13~30ユーロ
フランクな雰囲気でバスク料理を「La Cantine du Troquet(ラ・カンティーヌ・デュ・トロケ)」
出典:froblog.pl
フランス南西部のバスク地方の料理が気軽に楽しめるこちらのお店は、エッフェル塔にほど近い15区に2店舗展開しています。エッフェル塔やシャン・ド・マルス観光の際にはぜひこちらで。カンティーヌ(食堂)という名の通り、肩肘張らない雰囲気が魅力的。
手間暇かかったオリジナリティあふれる料理は、とにかく美味しいとパリジャンに大好評です。バスク料理は豚肉が名物なので、ポークソテーやシャルキュトリがおすすめです。
La Cantine du Troquet(ラ・カンティーヌ・デュ・トロケ)
住所 101 Rue de l'Ouest 75014 Paris
電話 +33(0)1 45 40 04 98
オープン時間 火曜~土曜 ランチ 11時45分~14時15分、ディナー 19時~22時45分
休業日 日曜、月曜
アクセス メトロ13号線「Plaisance(プレザンス)」
価格帯 25~35ユーロ
La Cantine du Troquet Duplex(ラ・カンティーヌ・デュ・トロケ・デュプレックス)
住所 53 Boulevard de Grenelle 75015 Paris
電話 +33(0)1 45 75 98 00
オープン時間 月曜~日曜 ランチ 12時~16時半、ディナー 19時~10時45分
アクセス メトロ6号線「Dupleix(デュプレックス)」
価格帯 25~35ユーロ
お腹も心も満たされる旅を
いかがでしたか。旅先での食事が美味しいと、気分も上がりますよね。パリに一人でやって来たときは、ぜひご紹介したレストランやバーに足を運んでみてくださいね。
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フランス在住です。読書・アート・料理・食べ歩きが趣味。現地の情報や、自分の気になったものをお伝えします。